第57回 北海道Signa User's Meeting報告

日  時  平成30年12月15日(土)15:00〜18:00

場  所  札幌医科大学 臨床教育研究棟2F 臨床第一講義室

参加人数  83名(試験配信の釧路・旭川・函館サテライト会場を含む)


プログラム


1. 行ったつもりのRSNA2018報告
                GE Healthcare MR 営業推進部
                      モダリティスペシャリスト 梅原 一浩 様

2. Signa甲子園2018 in Tokyo レポート
                          札幌医科大学附属病院 鈴木 淳平

3. ちょっと見て!ちょっと聞いて!何コレ?!
  1) 本日の何コレ?!                 札幌禎心会病院 石川 剛 様

4. Step Up !! 手関節MRI
  1) 手関節の解剖
                            市立旭川病院 古谷 聡美 様

  2) 教えて新島さん!「GRE法の基礎 〜 MERGEを中心に〜 」
                GE Healthcare MR 営業推進部
                   アプリケーションスペシャリスト 新島 隆司 様

  3) うちのやり方
                      札幌医科大学附属病院  沼澤 香夏子 様
                      さっぽろ北口クリニック   干川 賢 様
                      北海道大学病院     青池 寿々子 様

  4) 整形外科病院における手関節撮像について
                           整形外科 北新病院 酒谷 隆 様

<世話人だより>

 2018年12月15日(土),札幌医科大学臨床教育研究棟にて第57回北海道Signa User's Meetingが行われました.年末が近づき,何かとイベントの多い時期でしたが,今回も沢山の方々にお越しいただきましてありがとうございました.
 GEの梅原様より,RSNA2018の報告から会はスタートしました.Air Coilについて(耐久性も備わっているとのこと)詳細に教えていただきました.実際のAir Coilを持ってきていただきまして触れてみる機会を設けていただきました.私自身Air Coilに触れる事は初めてで,体に密着できそうな柔らかい素材であり,何より本当に軽いことがわかり
驚きました.参加者の皆様も実際に触れてみた感触はいかがだったでしょうか?その他にも,話題のAIを用いた技術やDWIの最新技術などについて報告がありました.
 続いては,札幌医大鈴木様より,先週開催されたSigna甲子園の速報でした.今回は従来の金銀銅賞の他に野球に例えて盗塁王(最速撮像時間)などがあり発表者が意識している内容もありました.賞を獲った内容の発想力やテクニックに驚き,自施設でも試してみたい興味深い内容ばかりでした.詳細はSigna・るにアップされていますので,皆様もぜひ試してみてはいかがでしょうか?北海道UM代表として市立旭川病院の古谷さんが本戦に出場され,惜しくも賞は逃しましたが,Signa甲子園の演題で心臓に関係する内容は少ないため参加者へのインパクトは非常に高かったと思います.
発表お疲れ様でした!来年も開催される予定のため,今からアイデアを練って,北海道予選から盛り上がっていければと思っています.
 何コレ?!のコーナーでは,札幌禎心会病院の石川様よりT1 CubeにおけるZipper様?アーチファクトの出現,トランケーション様?アーチファクトの出現について提示していただきました.会場から様々な意見をいただきました.
引き続き調査して何かわかれば報告をよろしくお願い致します.
 4つ目のコーナーは,手関節メインの企画を設けました.整形領域は以前より脊椎や肩に関する内容は企画されていましたが,「ぜひそれ以外も」という要望もあり世話人会にて相談し,今回の企画となりました.皆様も「このような内容で企画してほしい」という要望をお持ちでしたらぜひお聞かせください.はじめに,市立旭川病院の古谷様より手の腱・骨・神経解剖についてお話していただきました.細かな解剖まで教えていただきとても勉強になりました.続きまして,恒例のGE新島様のコーナーにて,GREとMERGEについて教えていただきました.原理を含めた内容で難しい分野ではありますが,わかりやすく説明していただきました.配布資料もありますので,持ち帰って復習してみたいと思います.続きまして,うちのやり方のコーナーです.札幌医大沼澤様より3inch Dual Coilを使用した方法,北口クリニック干川様よりFlex CoilとSurface Coilを同時に利用した過去のSigna甲子園のアイデアを用いた方法,北大病院青池様よりWrist CoilとFlex Coilそれぞれを利用した方法を紹介していただきました.コイルによって画質・撮像条件・ポジショニングは様々であり,コイルの特性を活かした検査方法の重要性を感じました.
 最後のコーナーでは,整形外科北新病院の酒谷様より「整形外科病院における手関節撮像について」として講演していただきました.一般撮影やCT画像も含めてポジショニングの大切さについて学びました.非常に稀な症例も報告していただきました.ありがとうございました.前コーナーのうちのやり方でも議論されましたが,ポジショニングやそれに伴う回内・中間位・回外については各施設多様でありますが,今回の企画を機に皆様のご施設の手関節検査を再度見直して,読影の先生や整形外科の先生の求める検査内容を確立するきっかけとなっていただけたら幸いです.
 今年も残すところあとわずかとなりました.今年1年北海道 Signa User's Meetingを楽しんでいただけましたでしょうか?年明け早々世話人会も予定されており,来年も皆様に興味を持っていただける内容を企画していきますので,
どうぞよろしくお願い致します.

                                              文責:櫻井 佑樹


今回はGE様のご厚意により,Air Coilの展示も実施しました.

本日の司会,札幌医大の櫻井くんが実際に持ってみて,軽さを実感していました.

12月のお忙しい季節の中,サテライト会場を合わせて何と83名の方にご参加いただきました!皆さま,本当にありがとうございます.

まず最初にGEの梅原さんより,恒例の「行ったつもりのRSNA2018報告」をしていただきました.

続いてはUMの前週に行われたSigna甲子園2018について,札幌医大の鈴木がご報告させていただきました.

本日の何コレ?!は札幌禎心会病院の石川さまに,検査で遭遇したアーチファクトについてご発表いただきました.

世話人企画では手関節を取り上げました.最初に市立旭川病院の古谷さんに手関節の解剖を解説していただきました.

教えて新島さん!では手関節撮像に用いられるGRE法とMREGEについて取り上げました.

「うちのやり方」一番手の札幌医大の沼澤さん.3 inch Dual Coilについてご発表いただきました.

続いて札幌北口クリニックの干川さんにFlex Coil+Surface Coilの組み合せについてご発表いただきました.

北海道大学の青池さんはWrist CoilとFlex Coilを用いた検査についてご発表いただきました.

最後は北新病院の酒谷さんに,整形外科における手関節撮像についてご講演いただきました.専門病院ならではのポジショニングの考え方など,非常に勉強になりました.ご講演ありがとうございました!