第47回 北海道Signa User's Meeting報告

日  時  2016年6月18日(土)15:00〜18:00

場  所  札幌医科大学 臨床教育研究棟2F 臨床第一講義室

参加人数  74名


プログラム


1. 名内なう!「実際に行ってきました!ISMRM報告」
              GE Healthcare MR 営業推進部
                プロダクトスペシャリスト北日本担当 名内 存人 様

2. ちょっと見て!ちょっと聞いて!何コレ?!

3. Signa解体新書 〜 エラー克服!装置を安全に使うために 〜
               GE Healthcare 南北海道エリアサービス 眞島 義人 様

4. 教えて武内さん!「今さら聞けない・・・PROPELLERの基礎」
                   GE Healthcare MR 営業推進部
                     プロダクトスペシャリスト 武内 友紀 様

5.特別講演
   「各社で比べてみました!PROPELLER - 再考 -」
                  千葉大学医学部附属病院 放射線部 松本 浩史 様

<世話人だより>

 6月18日(土),札幌医科大学臨床教育研究棟2階臨床第一講義室にて第47回北海道Signa User's Meetingが行われました.
 プログラム1ではGE Healthcareプロダクトスペシャリストの名内さんから,シンガポールで行われた「ISMRM」の報告をしていただき,プログラム2の「何コレ?!」では,札幌医大の櫻井さんから動眼神経撮像時の症例を,禎心会病院の干川さんからは特発性硬膜下血腫の症例を出していただきました.
 プログラム3の「Signa解体新書 〜 エラー克服!装置を安全に使うために 〜」では,GE Healthcare南北海道エリアサービスの眞島さんから,実際に装置のエラーが出たときのエラー確認方法やエラー対処方法,エラーメッセージについて,Ver.によっての違い,TPSリセットとは?,コイルに関係するエラー等々,現場で大変役に立つ説明をしていただきました.サービスの方からの詳しい説明を聞ける機会は他ではなかなか無いのではないでしょうか?続いてプログラム4の「今さら聞けない・・・PROPELLERの基礎」では,GE Healthcareプロダクトスペシャリストの武内さんから,NEXを変えるとサンプリングがどうなるか,ARCを併用することでBLADEがどうなるか,Refocus Flip Angleを変えることによるHeavy T2の影響やSNRの影響など,基礎的な内容を解説していただきました.
 そして,プログラム5の特別講演「各社で比べてみました!PROPELLER - 再考 -」では,千葉大学医学部附属病院放射線部の松本浩史さんに講演していただきました.頭部動作による画質への影響を正確に評価するために,独自のファントムセットを作成し実験された結果を報告していただきました.GE・PROPELLERの特徴や実力を示していただき,一時停止機能を使用し再ポジショニングすることで画質改善に繋がる方法なども紹介していただきました.今回の北海道Signa User's MeetingではPROPELLERについて重点的にとりあげてみましたが,基礎から実際の使い方まで,大変役に立つ知識が得られたのではないでしょうか?

                                              文責:小松 伸好


今回のUMは6年振りの70名超えを達成しました!参加された方々に感謝申し上げます.

まずは鈴木より今年も開催が決まったSigna甲子園について,概要と演題募集のお願いをさせていただきました.

GE名内さんからは臨場感あふれるISMRM報告をしていただき,まるで自分がシンガポールに行ったかのような感覚で話を聞くことができました!

久しぶりのサービス企画としてご講演いただいた眞島さんです.我々が安心して装置を使えるようにご尽力されていることに感謝申し上げます m(_ _)m

GE武内さんからは特別講演の前段として,PROPELLERを基礎から解説していただきました.

千葉大学附属病院の松本さんです.何と言ってもファントムに感動しました!GE・PROPELLERの底力を感じるご発表で,大変勉強になりました.ありがとうございます.