第40回 北海道Signa User's Meeting報告

日  時  2014年9月27日(土)15:00〜18:00

場  所  札幌医科大学 臨床教育研究棟2F 臨床第一講義室

参加人数  54名


プログラム


1. MR学会トピックス
                       札幌医科大学附属病院 鈴木 淳平

2. Signa甲子園2014 北海道予選会

3. ちょっと見て!ちょっと聞いて!何コレ?!

4. 脳血管MRA
  1) うちのやり方
                     札幌秀友会病院 石井 亜紀 様
                     札幌麻生脳神経外科病院 林 哲司 様
                     札幌医科大学附属病院 白勢 竜二 様
  2) 解剖解説
               札幌医科大学附属病院 放射線診断科 荒谷 和紀 様

<世話人だより>

 9月27日(土)に行われた第40回Signa User's Meetingは,年一回の大イベント「Signa甲子園2014北海道予選会」も兼ねて
おり,たくさんのご参加をいただきました.
 最初の「MR学会トピックス」では,札幌医科大学附属病院の鈴木様に京都からの最新情報を紹介していただきました.「Cube DIR」や「NODDI法」といった聞き慣れない最新の撮影法が出てきましたが,中でも肝臓MRIを2Dでしか撮ったことのない私は
高速3Dダイナミックが撮影可能となる「DISCO」が気になりました.
 そして今回のメイン「Signa甲子園2014北海道予選会」では3施設よりエントリーを頂きました.どれも甲乙つけがたい接戦でしたが,果たして勝利を手にしたのは….エントリーしていただいた皆様,本当にありがとうございました.
 ラストを飾ったのはシリーズ企画「うちのやり方」.今回のテーマの「脳血管MRA」は他施設の画像や条件を参考にできる良い
機会でした.施設ごとにMRAに対する要求も異なるので撮影方法も様々でしたが,悲しきかな,バージョン9.1の禎心会では使うことのできないオプションもたくさんありました.札幌医科大学附属病院の荒谷和紀先生による「解剖解説」では脳血管の区域
分けに加えて,窓形成,副・重複脳動脈などのAnnomaryの説明をわかりやすく解説していただき,非常に勉強になりました.
 とても盛りだくさんの内容でしたが,いつも勉強になることばかりで今回も楽しい時間を過ごすことができたと思いました.

                                                    文責:干川 賢


今回も54名と大変多くの方々にご参加いただきました。今年の予選会で勝ったのは誰なのか?!
詳細はお伝えできませんが、優勝者にはぜひ本戦へ進んでいただきたいですね!

まずは前週に行われた日本磁気共鳴医学会大会のトピックスを札幌医大の鈴木より報告させていただきました。

シリーズ企画「うちのやり方」。今回は脳血管MRAの撮像・処理に関して3施設から報告をいただきました。トップバッターは札幌秀友会病院の石井さんです。

札幌麻生脳神経外科病院の林さんです。濱口さんのピンチヒッターとしての発表でした。ありがとうございました。

札幌医大の白勢さんからは世話人施設の撮像条件と画像をまとめてご報告していただきました。施設によって様々な条件で撮像されていて、一覧で見ると面白かったですね。ホームページに掲載しておりますので、ぜひ参考にしてみてください。

最後に札幌医大の荒谷先生より脳血管の解剖について解説していただきました。脳動脈瘤の好発部位など大変勉強になる内容でした。ありがとうございました。