第30回 北海道Signa User's Meeting報告

場　　所　　札幌医科大学 臨床教育研究棟2F 臨床第一講義室

参加人数　　59名


プログラム

１. 帰ってきた！新島さん！
　　「呼吸同期の基礎を学ぼう 〜 呼吸同期の今と昔と 〜」
　　　　　　　　　GE Healthcare MR Sales & Marketing部
　　　　　　　　　　　カスタマーアプリケーションスペシャリスト　新島 隆司 様

2. ちょっと見て！ちょっと聞いて！何コレ？！
　　1) 本日の何コレ？！　　　　　　　　　　　　　札幌秀友会病院　石井 亜紀 様

3. 頭頚部拡散強調画像のイ・ロ・ハ
　　イ）拡散強調画像の基礎　　　　　　　　　　　　　　禎心会病院　土田 修 様
　　ロ）脂肪抑制のアレコレ　　　　　　　　　札幌医科大学附属病院　鈴木 淳平
　　ハ）アーチファクト 原因と対策　　　　札幌麻生脳神経外科病院　濱口 明巧 様
　　ニ）最適撮像条件　　　　　　　　　　　　　　札幌秀友会病院　石井 亜紀 様
　　ホ）臨床画像　　　　　　　　　札幌医科大学附属病院 放射線科　齊藤 正人 様

4. 第30回記念講演
　　「神奈川UM10年の経験とFIESTA，拡散強調画像の撮像法」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　横浜栄共済病院　高橋 光幸 様

　季節の変わり目で不安定な天候が続きますが、ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。みなさまのおかげで北海道Signa User's Meeting（HSUM）も第30回開催を迎えることができました。いつも、みなさまの多数のご出席とご協力、そして熱いご意見をいただきありがとうございます。これからも質の高い医療を目指し情報交換の場を提供できればと思いますので、よろしくお願い致します。

　さて、今回はまだ歩道に雪の残る足元の悪いなか59名という多数のご参加をいただきました。そして記録に残る最長時間となる予定時間1時間超の4時間開催となりました（19時終了）。これはどこかの演題だけが長くなったわけではなく、全ての演題において熱い議論が交わされた結果でした。時間が超過してしまったことについては、勉強だから時間は関係ないとされる一方で、限られた時間のなかでご参加いただいたにもかかわらず、時間の都合上やむを得ず最後の特別講演を聴けなかった方々には大変失礼をいたしました。今後はプログラムと当日の進行状況等を調整し、みなさまにご迷惑のかからぬよう努力していきたいと思います。

では、当日の内容を簡単にふり返らせていただきます。

最初は"帰ってきた新島さん"です。数年のブランクが感じられないほど自然にはじまりました。呼吸同期についての大変ためになるお話をしていただきました。これからもよろしくお願いします！
次はシリーズ"何コレ？！"です。秀友会病院の石井さんからの話題提供がありました。こちらは残念ながら答えを得ることが出来ませんでした。引き続き答えを求めていきたいと思います。
3つ目は拡散強調画像についてです。会場が一体となり熱い議論が交わされましたが、まだまだわからない事がたくさんあることに気づき、会場は更なる勉強の必要性を確認することとなりました。齊藤先生にはたくさんの症例を提供していただきました。ありがとうございました。
そして特別講演は"Signa UMの父"高橋さんです。遠いところを遥々お越しいただきありがとうございました。これまでのUMの歴史から最新の情報まで詳しく講演していただきました。ありがとうございました。是非また来てください！お待ちしています。

そして意見交換会へ高橋さんと共に、近くの絶品の！スープカレー屋さんへと足を運びました。参加人数は14名で、ここでもスープカレーの熱さに気がつかないほど熱いMRIの議論となり、結局、UM開始の15時から意見交換会終了の23時まで、実に8時間の間MRIについて熱く議論されたわけです。ごちそうさまでした！

最後になりましたが、第30回開催を迎え、改めていつも熱心にご協力いただいておりますGEヘルスケア・ジャパン株式会社のみなさまに深く感謝申し上げます

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　文責：土田 修