第27回 北海道Signa User's Meeting報告

場　　所　　札幌医科大学 臨床教育研究棟2F 臨床第一講義室

参加人数　　44名


プログラム

1. 名内なう！ 〜 災害時の対応、こんなときどうしますか？ 〜
　　　　　　　　GE Healthcare MR Sales & Marketing部
　　　　 　　　　　 フィールドマーケティンググループ 北海道担当　名内 存人 様

2. 追加検証 〜 ECG下肢MRA 拡張期 vs 収縮期 〜
　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　 　札幌医科大学附属病院　櫻井 佑樹 様

3. ちょっと見て！ちょっと聞いて！何コレ？！
　　１）本日の何コレ？！（その１）　　セントラルCIクリニック　伊藤 ともえ 様
　　２）本日の何コレ？！（その２）　　　　札幌医科大学附属病院　白勢 竜二 様

4. いま知っておきたい！3DASL
　　１）3DASLの開発秘話
　　　　　　　　GE Healthcare MR技術部
　　　　　　　　　　　　　　　　　 PSD/Application Engineer　宇野 万里恵 様
　　　　　　　　　　　　→ Signa・る にスライドが掲載されました！
　　　　 　　　　　　　　　画面左のメニュー『技術・サービス』からどうぞ（要登録）

　　２）3DASLの臨床経験
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　札幌医科大学附属病院　長濱 宏史 様

東日本大震災で被災された皆様に心からお見舞い申し上げると共に、被災地の1日も早い復興を心からお祈りします。北海道からも応援し続けましょう。

6月の爽やかな土曜午後、44名のユーザーさん達が会場に足を運んで下さいました。

トップは新コーナー「名内なう！」。（このネーミングに快くOKを下さった名内さん、ありがとうございます！）MRIを扱う私たちは、震災時にどの順番で何をどうすべきか？患者様の安全のため、自分たちの安全のため整理しておくのはとても大切なことですよね。例えば震災で全員が病院（施設）から避難する場合、MRIはどの状態にして残すのか・・難しいです。消磁が間違いないのでしょうが、自然クエンチに備えた処置を速やかに行って逃げることが現実的にも感じます。そんなこんなを名内さんは始終爽やかに、また４つの緊急スイッチの違いなども詳しく解説して下さいました。

この日の会場は、コーナー毎の質問タイムがとっても盛り上がったように思います。

追加検証の下肢MRAにも新たな議論が持ち上がり、何と宿題報告として持ち越すことになりました。View per segment のこと・・皆さんは完全理解していたでしょうか？（私はNOでした･･）気になる方はぜひ次回の宿題報告Vr.をお楽しみに！

3DASLについても、定量の正確性を中心に気になることが盛りだくさん、議論が交わされました。（宇野さんも長濱さんも、質問の１つ１つに丁寧に答えて下さいました。ありがとうございました！）

いつも切っ掛けは1つの素朴な疑問・・・そこから自由にどんどん話が展開していくのはUMならでは、ですね。

今回の会では、世話人の交代もお知らせさせて頂きました。新しい世話人が加わり、ますますパワーアップして楽しい会になることと思います^^　今後ともよろしくお願いいたします。

次回のUMは9月10日です。Singa甲子園の予選会となります。多くのご参加をお待ちしています！

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　文責：伊藤 ともえ