第18回 北海道Signa User's Meeting報告

日  時  2009年2月21日(土)15:00〜18:00

場  所  札幌医科大学 臨床教育研究棟2F 臨床第二講義室

参加人数  55名


プログラム

1. やすさんの未来予想図
  『 Discovery MR 750 のひ・み・つ? 』
        GE Healthcare MR Sales & Marketing部
          フィールドマーケティンググループ 北海道担当 鈴木 靖彦 様

2. うちのやり方 テーマ『頚部MRA』
  1) Ver.8.3, 9.1の場合               禎心会病院 土田 修 様
  2) Ver.9.1の場合              札幌秀友会病院 石井 亜紀 様
  3) Ver.11の場合            白石脳神経外科病院 木村 紀行 様
  4) Ver.12の場合              勤医協中央病院 小松 伸好 様
  5) Ver.12の場合         セントラルCIクリニック 青木 ともえ 様
  6) Ver.11, 14の場合           札幌医科大学附属病院 鈴木 淳平


3. 気になる甲子園ネタ検証
  東京UM河内様の『頚部MRA〜3D TOF 1Slabの挑戦』
                 検証者  勤医協札幌西区病院 北平 健一 様
                      勤医協中央病院   小松 伸好 様

4. 技術講座
  『 プラークもごいっしょにいかがですか? 』
                     札幌医科大学附属病院 原田 邦明 様

<世話人だより>
2月21日、いつもの会場で第18回北海道Signa User's Meetingが開催されました。当日はJRすら止まる猛吹雪で、市内から
会場に向かうのも躊躇する悪天候でしたが、帯広や旭川、八雲など遠方からの参加もあり盛況となりました。
今回のテーマである頚部MRAは撮像法や使用するコイルの選択がいくつもあり、施設によってルーチンにしているシーケンス
も異なると思われます。「うちのやり方」では6施設のルーチン検査について公開していただきましたが、それぞれの一工夫が
あって参考になった点もあり、非常に興味深かったです。2008年Signa甲子園ネタから、2施設(1.0Tと1.5T)で東京UM
河内様ご発表の『頚部MRA〜3D TOF 1Slabの挑戦』の実用性について検証しました。頚部MRAのひとつの手段として覚えて
おくと良いかと思います。プラークの話題については、最近の「MRIによるプラークイメージのありかた」についての考え方
を聞くことができ、非常に参考になりました。あまりの悪天候で今回は参加者少数・・・を覚悟していましたが、予想以上に
多数の参加があり、ディスカッションも白熱して大変うれしく思います。
今後も興味深い企画をしていこう!と、非常にモチベーションの上がった会でした。皆さまありがとうございました♪

                                                  文責:石井 亜紀

代表世話人の原田さんより開会の挨拶です。悪天候の中多くの方にお集まりいただきありがとうございました!

まずは昨年12月に行われたSigna甲子園の結果報告と今年のSigna甲子園予選についての説明がありました。白勢さん、次回の記念講演期待しています!

おなじみのやすさんのコーナーです。Discovery MR 750の秘密は残念ながらこの場ではご報告できません(笑)

うちのやり方トップバッターは禎心会病院の土田さんです。Ant Neckコイルの使い方、参考になりました。

次は札幌秀友会病院の石井さんです。QD Head Coilは頚部MRAにも使用できます!

UM初登場!白石脳神経外科病院の木村さんです。造影MRAの撮像法について詳細に報告していただきました。またよろしくお願いしますね。

勤医協中央病院の小松さんは次の甲子園ネタ検証でも司会&発表と大忙しでした。綺麗なTRICKSの画像も見せていただき、ありがとうございます。

セントラルCIクリニックの青木さんです。Coil Configを工夫することで前後の脂肪信号を抑えるという技を紹介していただきました。勉強になります。

うちのやり方の最後は札幌医大病院の鈴木が、検査目的に応じたコイル選択と追加撮像の必要性について発表しました。

甲子園ネタ検証では勤医協札幌西区病院の北平さんと勤医協中央病院の小松さんが発表しました。短時間で広範囲のMRAが撮れるのはいいですね!皆さまの施設でも是非お試しください。

教育講演では原田さんにプラークイメージを教えていただきました。MRIに求められるものをしっかりと理解して、見たいところをきちんと描出することが大切なんですね。

台風並の悪天候にも関わらず、GEの大野さんと鵜池さんにもご参加いただきました。ありがとうございます。既にSigna甲子園2009に向けてスタートしているということなので、今年も楽しみですね。
<Information>

次回の UM は 2009年6月20日(土)です。また多数のご参加をお待ちしております。