悪天候の中、参加していただいた 50名のSIGNAユーザーの皆様、お疲れさまでした。今回、第15回の目玉は、昨年12月に開催さ
れたSIGNA甲子園2007で金賞を受賞された長野市民病院の小林昌樹さんの講演でした。しかし、小林さんが乗った飛行機は悪天候に
より千歳空港に着陸することはできず、青森上空で旋回、羽田空港に引き返し札幌に来ることは出来ませんでした。本当に残念でなり
ません。小林さんのご講演はまた別の機会に時間を設け、是非札幌でのご講演を実現させたいと思います。
さて、小林さんがいらっしゃるということで、ミーティングの内容はMRCPに関連付けていました。そのひとつが我々札幌UMのオ
リジナルである「うちのやり方」です。各施設のやり方を参考に自分の施設でも取り入れたい手順や工夫、技を持ち帰るのがこのコー
ナーの目的です。施設内では当たり前と思っていても案外他の施設ではやられていなかったり、自分たちより要領良く検査を進めてい
たり進めてたり、色々有るものです。今回はMRCPということで、前処置からフィルミングまで4施設ユーザーの方に発表していただ
きました。さらに、勤医協中央病院の小松さんにはMRCP概論、そして市立旭川病院の石澤さんには最新のSIGNAであるHDxの画像
による臨床応用について発表していただきました。基礎から応用まで勉強になりました。発表者の方々、ありがとうございました。
恒例の「教えて中村さん」のコーナーでは、MRCPのシーケンスについて詳しく説明していただきました。これで先輩に大きく差が
ついたのではないでしょうか?(先輩もこの会に参加していればその限りではありませんが...)さらに、なんと、中村さんには空いた
時間に「k-sapce」のお話までしていただき、データの充填方法による画像の特長について納得できたと思います。結果的に中村さん
には1時間以上講演していただきました。本当にお疲れさまでした、そしてありがとうございました。そして、やすさんのシリーズ。
今回はなんと「T2マップ」今年の目玉はこれだとか。お話が新しいものばかりでHPにプレゼンを掲載できないほどです。T2マップに
よって従来では診断ができなかった軟骨病変をいち早く検出し、予防や治療に結びつくといいですね。これは新しい装置でなくてもで
きそうですので、多くの施設で使えるようにしていただきたい、そう願うところです。
最後になりますが、今年からGE横河メディカルの北海道支社長になられた宮川様に会の始めにご挨拶を頂きました。北海道UMを今
後ともどうそよろしくお願いします。 文責:原田 邦明
まず始めに UM の名称変更などについて原田より説明させていただきました。 |
50名の Signa User の皆さま。 |
今年からGE 横河メディカル北海道支店長になられた宮川様。 |
今回の司会は勤医協西区病院の北平さんにお願いしました。 |
やすさんのズバリ予測!今年は T2 Map が来ます!! |
中村さん、長丁場の講演お疲れさまでした。先輩に差はつけられましたでしょうか?? |
北平さんにはいつも軽快なトークで場を和ませていただいています。 |
勤医協中央病院の小松さんは MRCP 概論とうちのやり方で連投していただきました。 |
札幌医大のニュータイプ、2年目の長濱ひろしくんです。だいぶ検査にも慣れたかな? |
セントラル CI クリニックの青木さん。フィルミングに関しても詳しく発表していただきました。 |
市立旭川病院の喜多さんです。2D撮像では目押しの技術が役立ちます! |
同じく市立旭川病院の石澤さんには MRCP の臨床例をたくさん見せていただきました。 |
次回の UM は 6月28日(土)です。名前が変わって初めての UM となりますので、全道の皆さまのご参加をお待ちしております
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