第6回札幌Signa 1.5/1.0T User's Meetingのご報告

日  時  2005年10月15日(土)15:00〜18:30

場  所  北海道民主医療連合会 3F

参加人数  63名


プログラム

1. 教えて!清水さん!
 『SPGRについて』
     GEYMS MR営業部カスタマーサポートグループ
         MRアプリケーションスペシャリスト 清水 俊博 様

2. 宿題報告
 『Effective TEの比較』
                    砂川市立病院  岡 雅大 様

 『CTL Spine Coil使用時におけるループコイルの存在意味
    及び腰椎Ax撮影時のCross-Talkアーチファクトの検証』
                     禎心会病院 倉重 勲 様

3. SIGNA甲子園北海道地区予選


4. 特別講演
 『頭部領域の画像処理について』
           札幌医科大学附属病院 放射線部 板東道夫 様

 第6回札幌SIGNA User's Meetingは、今回も63名という大参加人数での開催となりました。今回はとくにSIGNA甲子園の札幌(北海道)地区予選ということで、参加者全員が審査員となり大変盛り上がりました。GEサイドからは「教えて新島さん!」のコーナーでピンチヒッターの清水さんからSPGRについて大変解りやすく説明していただきました。また、宿題報告では、砂川市立病院の岡さん、禎心会病院の倉重さん、お忙しいところ本当にありがとうございました。前回の内容を検証していただくとともに、さらに発展させたテクニック、お見事でした。そして、特別講演では札幌医大の板東さんによる脳表イメージも素晴らしかったですね。板東さんの画像がSIGNA甲子園には最適だと思ったのは私だけでしょうか....
今回も60名以上の参加人数で熱気にあふれています。
SIGNA甲子園予選会の発表者は、始めからちょっと緊張気味。

貫徹でプレゼンをつくったユーザーも。

MR セールス & マーケティングの森さんのご挨拶より始まりました。
新島さんのピンチヒッターの清水さんです。

半年前までは神奈川のユーザーでした!さらに今回は東北のユーザーだった酒井さんもGEバッチをつけて駆けつけてくれました。

宿題報告です。

はじめは、砂川市立病院の岡さん。

お若いのに発表になれてますね。内容も普段の検査に役立つ報告でとてもよかったです。

宿題報告2番手は、禎心会病院の倉重さんです。CTL Spineコイルのループのお話と、クロストークの出現を丁寧に解説しまた新たな方法も提示して下さりました。

これぞ、ユーザーズミーティング!

さて、SIGNA甲子園地区予選の開幕です。

トップバッターは、SIGNA 5Xで頑張っている旭川市立病院の川崎さんです。心電補正(CC)を使った下肢のTOF-MRAの発表でした。

CIクリニックの青木さんからは、頭頚部検査に脂肪抑制効果が良好なCTL Spineコイルを使用した、発表でした。
札幌医大病院の鈴木淳平君。

3Dの時間分解能に挑戦したCCFのDynamic Studyの発表でした。

勤医協中央病院の野原さんからは、腹部検査に腰痛用のコルセットを使用して、呼吸性のアーチファクトを軽減させた発表でした。
白石脳外の中西さんからは、3D FIESTAを使って頭蓋底3次元的に表示させた発表でした。VRで脳神経、血管がとてもきれいに観察することが出来ました。
勤医協札幌西区病院の北平さんからは、下肢のTOF-MRA。旭川市立と少しかぶりぎみですが、こちらは心電同期です。とぎれのない良好な画像でした。
そして、ラストは北海道社会保険病院の江本さんからの発表で、なんとスキャンポーズの有用性。撮像中、ちょっと待った!なんてことありませんか?これを使うと続きから出来ます!

SE系のシーケンスなら、待ったありということでした。

7施設からの発表が終わりました。

会場の参加者全員が審査員となりました。

画像、工夫、実用性はいかがだったでしょうか?

施設によっては10人も来ている施設があるため、票のかたまりを避けるため1施設1票制にしました。

施設内で合計点により1位〜3位の順位を決めていただきます。

本日の特別講演は、3D脳表イメージで一世を風靡した札幌医大病院の板東さんによる「頭部領域の画像処理」でした。

この画像の美しさは、他にないのはないでしょうか?本気に甲子園ネタに!と札医MR室で悩みました....

表彰式です。

上位3位のみの発表で、第3位に輝いたのは勤医協札幌西区病院の北平さんでした。40℃の高熱の病み上がりでしかも他に行事がある中、頑張っていただきました。おめでとうございます。

第2位は白石脳外の中西さんでした。

脳神経の微妙な信号域をねらったVRはとてもきれいでした。神経の血管性圧迫も一目瞭然です。でも、説明がちょっと長かったかな....

優勝したのは、札幌医大病院の鈴木淳平君です。

さぁ、11/26は東京ですよ。

しっかりがんばりましょう!

ユーザーズミーティングの最後に、営業担当丸山さんよりご挨拶です。

すまーとめーる、よろしくね!

私の生活がかかっています!