特別号発刊にあたって

副部会長 山本 悌二


 平成9年3月7日付けで,文部省学術国際局学術情報課・庶務・学会係より,「公益法人の設立認可及び指導監督基準」及び「公益法人の設立許可及び指導監督基準の運用指針」について社団法人日本放射線技術学会に対し通知があり,部会を含め公益法人たる姿勢を整えなければならない状況となり,平成9年4月開催の日本放射線技術学会総会に於いて,定款の変更に伴う部会規約が承認されました。

 また,部会運営内規も制定され,全国各部会に於いてこれらに従い部会行事を遂行していくこととなり,細部については部会細則としての制定が求められています。

 北海道部会に於いても運営の根幹である北海道部会規約,諸規定を廃止する事となります。

 これからの運営は,日本放射線技術学会定款,諸規定,部会規約,部会運営内規に従って行われ,北海道部会の細則および付則を現在,北海道部会常務理事会で検討を重ねているところであります。

 これらの内容については平成9年度総会に於いて会員の皆様に最終報告を致したく考えておりますが,今回は,会報の特別号として社団法人日本放射線技術学会部会規約,部会運営内規,及びこれに基づく細則,付則案をご報告いたします。

改正された部会規約の主な点と北海道部会の対応

1.事業及び会計年度
  3月1日から翌年の2月末日まで  
 (北海道部会では平成10年度を平成10年4月1日より平成11年2月末日まで
  とし,平成11年度は平成11年3月より)

2.部会事務所
  部会連絡事務所とし,現在地におく。

3.部会役員について
  部会長,幹事の選出は,付則1に従う。
  又副部会長,部会理事は細則に従う。

4.部会役員会について
  現在の常務理事会は部会役員会と変更する。

5.総会,研究発表会について
  北海道部会としての総会は開催しない。
  北海道部会春季大会,秋季大会として開催し,春季大会時に事業報告
  並びに部会学術賞等の表彰を行う。

6.会計科目の統一
  本部会計科目を適用する。

7.部会名誉会員
  細則による。

8.ブロック理事
  現在のブロック制度を廃止する為ブロック理事は廃止する。


 これらは,平成9年,10年の準備期間を経て平成11年度事業より施行することとなります。

 北海道部会における総会は平成9年度総会(平成10年4月開催)で廃止の運びとなります。ただし部会事業についてはかなり柔軟に対応が出来,北海道部会に於ける出版事業,研究会等は従来どうりの運営が可能です。

 会員の皆様には検討のほどよろしくお願い致します。



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(社)日本放射線技術学会 北海道部会