卒後研修セミナー2013のご案内
2013/09/28
札幌医科大学保健医療学部理学療法学科
謹啓
札幌医科大学保健医療学部理学療法学科は、その前身となる札幌医科大学衛生短期大学部設立より30周年が経過し、現在までに約550名の卒業生を輩出して参りました。この間、医学の高度化に伴う理学療法の専門細分化など、理学療法を取り巻く環境は大きく変わり、理学療法士にはさらに深く・広い知識と技術が求められています。これらの課題に対応すべく、本学科においては平成24年度より新カリキュラムを導入致しました。知識はもとより臨床スキルの向上を強く意識したカリキュラム構成とし、特に理学療法治療学系と臨床実習の内容に大きな変更を加えました。さらに、来年度からは、附属病院に理学療法士・作業療法士研修センターを設置し、独自の総合・専門プログラムを提供する臨床教育制度が導入されることが決まっており、学部教育に連結した新たな臨床スキル向上のためのシステムも構築しております。
本セミナーにおいては、道内の大学における臨床教育に焦点を当て、特別講演とパネルディスカッションを企画致しました。理学療法における臨床教育の有り方について広く情報交換を行い、理学療法全体の向上に少しでも寄与できますれば幸いに存じます。
謹白
札幌医科大学保健医療学部理学療法学科
学科長 古名 丈人