4.多彩な進路
本学の作業療法学科の卒業生は、道内、および道外各地において、公立、民間の病院・診療所で活躍しています。また、子供や発達障害を持つ成人のための施設や老人保健施設などの介護保険の施設で勤務している卒業生も多くいます。これらの求人についても、ここ数年は年間500件以上と、卒業生1人あたり25件以上あり、卒業生は自らの希望の進路に進むことが出来ております。
また、病院・診療所や施設のみでなく、道庁や市町村の保健所などの行政機関、養護学校などの教育機関で活躍している卒業生もおります。さらには、スポーツトレーナーとして活躍する卒業生や自ら起業している卒業生、JICAなど国際活動に従事している卒業生もおり、近年活躍の場は拡がっています。本学科以外でも、大学教員として作業療法士、および関連職種の養成や研究に従事する卒業生が多いことも特徴です。
さらに、本学科の大きな特徴として、卒業時に学士号を取得できるため、卒業後すぐに大学院に進学できる点があります。本学の大学院保健医療学研究科では学部教員からの指導を受けることができ、学部教育との連続性を持って研究を学ぶことが可能になります。
最後に、平成27年度より本学附属病院において理学療法士・作業療法士研修制度が開始されました。先端医療を提供する大学病院という環境下で、経験豊かな作業療法士や関連職種の指導のもとで知識や技術を深める機会が身近にあることは、本学科の特徴の1つです。 |