教育理念

看護は、個人、家族、集団及び地域を対象とし、人々の健康の保持増進、疾病の予防、さまざまな疾病や障害まで、あらゆる健康問題に関わり、高度な医療に対応する看護技術から生活援助技術の提供、相談指導及び健康教育・管理を包含するものである。


近年の急速な高齢化社会の到来に伴う疾病構造の変化や人々の健康に対する意識の変化とニーズの多様化、さらに積雪寒冷に加え広大な面積を有する北海道の地域特性に対応して、だれもが健やかにいきいきと暮らすことのできる地域社会をめざすためには、プライマリ・ケアを重視した包括的な保健医療ネットワークの確立と保健医療チームの充実が急がれている。

本学科では、人間を全人的に(身体的、心理的、社会的存在)に理解することを基盤に、医療の高度化、専門化、健康ニーズの多様化や北海道の地域特性に対応できる高度な看護能力の育成に重点を置いて、看護婦(士)、保健婦(士)と教育者、研究者を養成する。

 update 2000.7.20.

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