現代GP「第3回 メディカル・カフェ」 開催報告
 第16回メディカル・カフェ :
「あれ?なんだっけ?これって ものわすれ?それとも…」
−今だからこそ、大切な家族のために認知症について学びませんか?−
 ゲスト: 吉岡秀典さん(札幌市豊平区介護予防センター東月寒・福住 所長)
 開催日時: 平成21年12月19日(土)14:00〜16:00
 開催場所: Sapporo55ビル・紀伊国屋書店札幌本店インナーガーデン
札幌医科大学・北海道医療大学主催
 
 現代GP「双方向型医療コミュニケーション教育の展開」は、平成 21年12月19日(土)14:00より、紀伊国屋書店インナーガーデンにおいて、2009年度受講生(札幌医科大学・北海道医療大学の学生)による「第16回 メディカル・カフェ」を開催しました。
 今回のテーマは、札幌市豊平区介護予防センター東月寒・福住所長の吉岡秀典さんを迎えて「あれ?なんだっけ?これって ものわすれ?それとも…」―今だからこそ、大切な家族のために認知症について学びませんか?−という内容でお話をお聞かせいただきました。一般のかたの関心も高く、たくさんの方に聴いていただきました。
 認知症というものをみなさんがどのようにとらえ、考えているのかについて、どのような症状が見られたときに認知症といえるのか、ただ単なる物忘れとどこが違うのかなどのお話に始まって、だれでもが若くても罹りうる疾患であるということについて、お話いただきました。脳の活動を活性化する手指の運動なども交え、聴衆みなさんで手指の運動も真剣にしてみました。また、「認知症サポーター」のお話もあり、「認知症を知り地域をつくる10ケ年」というキャンペーンの一環として、「認知症サポーターは、「認知症を正しく理解した、認知症の人への応援者」という意味で認知症サポーター養成講座を受講し誰でもなれるなどの説明もありました。この会担当の学生達も受講し「オレンジリング」をつけていました。質問コーナーでは家族はもちろんのこと、地域の認知症の人とどのように付き合い見守っていけるのか?など多くの質問がよせられゲストとの間で対話が始まるなど、市民の関心の高さが窺われるものになりました。
 今年度現代GP「双方向型医療コミュニケーション教育の展開」受講生によるメディカル・カフェは今回の7回目で、最終回となりました。さすが最終回ともなると会場設営や進行は全体的に円滑に行われました。しかし、終了後の反省会のなかでは問題点も学生の間で率直に指摘されるなど活発に意見が出されました
 
photo
photo
ゲストの先生と事前の打ち合わせ、これが大事なんです。
脳の活動を活性化する手指の運動、みんな真剣です。
photo
photo
無事 終了した! 安心してみんなうれしそうです。
TVの取材を受けました、きれいに映るかな..。
CLOSE