現代GP「第3回 メディカル・カフェ」 開催報告
 第15回メディカル・カフェ :
「食物とアレルギー」 −アレルギーに負けない食事-
 ゲスト: 相馬愛子さん(北海道社会保険介護老人保健施設 サンビュー中の島)
 開催日時: 平成21年12月6日(日)14:00〜16:00
 開催場所: Sapporo55ビル・紀伊国屋書店札幌本店インナーガーデン
札幌医科大学・北海道医療大学主催
 
 現代GP「双方向型医療コミュニケーション教育の展開」では、平成21年12月6日日曜14時から、紀伊国屋書店インナーガーデンにおいて、第15 回メディカル・カフェを開催しました。
 今回は、「食物とアレルギー アレルギーに負けない食事」と題して、北海道社会保険介護老人保健施設 サンビュー中の島の相馬愛子さんにお話しいただきました。
 「なぜアレルギーが増えたのか」という問いかけから、食生活の多様性、加工食品の増加、環境汚染などの昨今の情勢の変化まで、幅広い分野にわたることからお話は始まりました。しかし、食に関するのは身近な問題。まずは、コンビニで購入したサンドイッチの成分表示のみかたを教えていただきました。表示そのものはみたことがあっても、どのような意味があるのか、ファシリテーターの学生さんよりの質問にお答えていただくという形式だったので、具体的な疑問が少しずつ明確になっていく気がしました。いろいろと事例をあげていただくなかで、強調していただいたのは「自分にとってのアレルゲンが何かをチェックすること」。症状の程度もさまざまですから、個々人が経験にてらしあわせて確認を続けていくことが重要です。
 質問タイムでは、糖尿病との関係、サプリメントのとりかた、牛乳不耐症との関係など、食の多様性を反映した質疑応答となりました。情報収集の方法や、具体的な献立の相談先としての栄養士会の事務局など、すぐに役立つ情報も提供して頂きました。
 聴衆の方からの積極的なご発言もめだち、環境汚染にならないようにすること、科学技術コミュニケーターの重要性など、学生さんたちの伝えたかったメッセージを代弁して下さる方もありました。
 自分でできることは何か、日頃見過ごされがちな食をあらためて見直すことになったひとときでした。
 
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開始前の打ち合わせ:一通りセッティングも終わって、これから本番モードに突入です。
受付では、当日配布資料の準備をしています。
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本屋さん入り口でのご案内もなれてきました。会場の方を横目で眺めている方にさっとチラシをおわたしするのがコツです。

教員あいさつ。この一瞬のみが、教官が参加します。学生さん主導の空間への橋渡しのもなかなか苦労します。本日はうまくいきました。
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司会、ファシリテーターによるカフェの導入。
聴衆に語りかける相馬さん。
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休憩時間の質問カードの仕分け作業。相互につながっている質問内容を見極めながら、どのように後半の時間を進行させるか?学生さんたちの腕のみせどころです。
片付け、振り返りのミーティングも終了して、一段落。
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