第14回メディカル・カフェ : |
「”がん”予防と検診」 −知ってるようで知らないがん検診-
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ゲスト: 手林明雄さん(北海道対がん協会札幌がん検診センター所長)
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開催日時: 平成21年11月28日(土)14:00〜16:00
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開催場所: Sapporo55ビル・紀伊国屋書店札幌本店インナーガーデン
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札幌医科大学・北海道医療大学主催
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現代GP「双方向型医療コミュニケーション教員の展開」では、平成21年11月28日14時から、紀伊国屋書店インナーガーデンにおいて、第14 回メディカル・カフェを開催しました。 今回は、「“がん”予防と検診—知ってるようで知らないがん検診」と題して、北海道対がん協会札幌がん検診センター所長の手林明雄さんをお迎えして、検診についてお話しいただきました。 「がん検診」という言葉を聞く機会はふえてきていても、私たちのイメージする検診と実際の検診はどのように違うのか、がんの予防といった基礎的なところからお話をいただきました。発病を予防する一次予防と、早期発見でがん死亡を防ぐ二次予防の区別、二次予防の中の対策型検診と任意型検診の区別など、何気なく聞いている予防、検診にもいろいろな種類があることを教えていただきました。「科学的根拠に基づいてがん検診を、精度管理の行き届いた検診機関でうけましょう」という文章が、休憩タイムのスクリーン上に出されていました。これが、手林さんの最大のメッセージだと思われます。 質問タイムでは、これまで検診をうけた経験のある人、これからうけようと思っている人からの質問があいつぎました。がんが遺伝するのか、男性の方が罹患率が高くなっていくのはなぜか、がん検診の流れ、どこで受診したらよいのか、また、20代の方よりも質問がありましたが、やはり、40歳以上ががん検診の基本なので、症状のない場合に検診をうけるかどうかは、それぞれの状態によるようです。 最新の情報をお教えいただき、少しでも多くの方が気軽に予防にとりくめるようになれば、このメディカル・カフェもお役にたてたことになります。 最後のふりかえりでは、スタッフの中で運営の改善などについての意見交換がされましたが、聴衆の方から、「学生さんが市民の立場にたって、専門家の方との間をとりもってほしい」といった感想があったとの紹介がありました。この事業の今後の課題となっていきます。 |
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