現代GP「第3回 メディカル・カフェ」 開催報告
 第13回メディカル・カフェ :
「救急車の実態とは?−今さら聞けない救急車の正しい使い方」
 ゲスト: 大澤 欣哉 さん(札幌市消防局)
 開催日時: 平成21年11月21日(土)14:00〜16:00
 開催場所: Sapporo55ビル・紀伊国屋書店札幌本店インナーガーデン
札幌医科大学・北海道医療大学主催
 
 現代GP「双方向型医療コミュニケーション教育の展開」は、平成21年11月21日(土)14:00より、紀伊国屋書店インナーガーデンにおいて、2009年度受講生(札幌医科大学・北海道医療大学の学生)による「第13回メディカル・カフェ」を開催しました。
 今回のテーマは、札幌市消防局 大澤欣哉さんを迎えて「救急車の実態とは?−今さら聞けない救急車の正しい使い方」という内容でお話をお聞かせいただきました。
札幌市での救急車の出動状況についての概要説明から始まって、不適正な利用と考えられる事例を挙げた後に、正しい使い方をするため心掛けるべきことをお話ししていただきました。大澤さんから会場に向かって「これまで救急車を利用したことのある人は、どのくらいいますか」と問いかけたところ、7名が手を挙げ、その時の状況についてゲストとの間で対話が始まるなど、市民の関心の高さが窺われるものになりました。
 質疑応答では、救急車の適正利用について質問に基づいて具体的な話があったほか、救急隊員になるための教育課程や、搬送先の医療機関の選定についてなど、多くの質問にお答えいただきました。
 今年度受講生によるメディカル・カフェは今回で4回目となり、会場設営や進行は全体的には円滑に行われましたが、終了後の反省会のなかでは問題点も学生の間で率直に指摘されるなど活発に意見が出されました。次回以降の改善につなげていくことが確認されて、今回のメディカル・カフェは無事終了しました。
 
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