現代GP「第3回 メディカル・カフェ」 開催報告
 第5回メディカル・カフェ :
「うつ病の予防を考える〜最近増えているといわれているうつ病〜」
 ゲスト: 坂野雄二さん(北海道医療大学心理科学部・臨床心理学科)
 開催日時: 平成20年9月11日(木) 18:00〜
 開催場所: Sapporo55ビル・紀伊国屋書店札幌本店インナーガーデン
札幌医科大学・北海道医療大学主催
 
  現代GP「双方向型医療コミュニケーション教育の展開」は、平成20年9月11日(木)18:00より、紀伊国屋書店インナーガーデンにおいて、2008年度前期受講生(札幌医科大学・北海道医療大学の学生)による「第5回メディカル・カフェ」を開催しました。
今回は、北海道医療大学心理科学部・臨床心理学科 坂野雄二さんを迎えて「うつ病の予防を考える〜最近増えているといわれているうつ病〜」という内容でお話をお聞かせいただきました。 最近の世相の反映でしょうか、準備を始めたころから立ち止まる人も多くうつに対する関心の高さをうかがわせました。
スタッフの学生は、これまで3回のメディカル・カフェを経験している者が多く、手馴れた様子で会場設営、受付・案内、進行などに取り組みました。
 
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時間帯(18:00〜)のせいか会社帰りのかたも興味をもってくれました。
勤めかえりの人にも外でチラシ配り。
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オーディオ機器の準備も慣れてきました。
開場前の入念な打ち合わせ。(真剣です)
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外は暗くネオンがまたたく時間帯ですが、お話がはじまり皆さん熱心に聴き入ってます。

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休憩時間には聴講者からの質問紙を集めて、似た質問同士を検討しまとめています 。

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後ろは立ち見の人も多くうつ病への関心の高さがうかがわれました。

 
 今回の坂野さんのお話は「うつ病の予防を考える」ということで現状とうつについての正しい、現在認識されている内容、治療はどこまで進んでいるのか、では予防のためには何をしたら良いのかなど最新のお話も交えながら、聴講者の疑問、質問にもていねいにお答えいただきました。
平日の夜間ということで前回までとは聴講されるかたが異なり会社員や学生、主婦の方が多く、年代も10代〜50代のかたが8割をしめていました。会場へこられたかたの感想では「うつ病について理解が深まり、良くわかった」、「今までのうつ病に対する考えが変わった」、「精神医療の在り方がわかりやすかった」「予防についての話がためになった」、などうつに対する理解が深まったようでした。また「街中で気楽に有名な先生の話が聞ける企画が素晴らしい」、「学生のはつらつとした動きに元気をもらった」など学生や企画に対する心強いご意見もいただけました。多くの方々が継続的に開催してほしい、テーマ分野も増やしてほしいなどの要望もありました。また、会場のイスが不足したことなども改善点としてでていました。カフェを開催した学生たちにとっては聴講の皆様のご意見と学生自身の振り返りから今後の運営のありかた、テーマの選び方、講師のかたとの打ち合わせなど課題もでていたようです。これを糧に大いに学びこれから発展させる方向へつながることと感じました。
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