4月26日のオリエンテーションに引き続き、札幌医科大学と北海道医療大学の学生間のコミュニケーションを促進するために、5月10?11日に札幌近郊で合宿ワークショップを開催しました。両大学の教員・スタッフ・学生の総勢45名が参加しました。
|
||||||||
5月10日(土) |
||||||||
9:00に札幌駅からバスで出発しました。本プロジェクトは「コミュニケーション」を学ぶ教育プログラムですので、車中での自己紹介からワークショップは始まりました。40分ほどで、合宿ワークショップ会場に到着しました。北海道医療大学の阿部先生から、今回のワークショップの趣旨説明が行われた後(写真1)に、簡単な「アイス・ブレーキング」が行われました(写真2)。 | ||||||||
|
||||||||
●本ワークショップの目的; |
||||||||
北海道医療大学と札幌医科大学で、医学、薬学、心理科学、看護、作業療法、理学療法を学んでいる学生のみなさんがアイディアを出し合い、コミュニケーションをとりながら、ミニ「メディカル・カフェ」を企画し、脳・心臓・肺・腎臓・胃腸のしくみについて、小学生(高学年)に分かり易く説明し、且つたくさんの質問をしてもらう「双方向コミュニケーション」の「場」創りの実践をしてもらいます。 また、日常から切り離された環境の中で、一定の時間内に「ものづくり」の作業を一緒に行うことが相互コミュニケーションを深め、効果的な「アイス・ブレーキング」になります。これから、学生の方達が「メディカル・カフェ」を企画・運営するうえでは一番重要な部分です。 両大学の協力教員の先生達にも、簡単な自己紹介と「コミュニケーション」に関するミニレクチャーを行っていただいた後(写真3:松山清治先生、4:片倉洋子先生、5:河合祐子先生)、早速グループ作業にはいっていただきました。 |
||||||||
|
||||||||
グループ作業内容は以下のようになっています。 |
||||||||
(1) 5グループで、脳・心臓・肺・腎臓・胃腸をテーマとしたミニ「メディカル・カフェ」の企画と実施を行う。 (2) ミニ「メディカル・カフェ」は、15分、質問時間は10分で行う。聴衆は小学生(高学年)を想定。 (3) ミニ「メディカル・カフェ」開催中、他のグループは「聴衆(小学生)」として質問し、ミニ「メディカル・カフェ」の評価を行う。 |
||||||||
以上の設定で、7?8人の各グループで作業を行って頂きました。(写真6、7、8) |
||||||||
|
||||||||
休憩時間をいれることも「考えの整理」を促し、さらなるコミュニケーションの活性化を図るうえで重要です。休憩時間終了後は、再びグループ作業です。まだ企画を練っているグループ、プレゼンのリーハーサルを始めるグループ様々でした。 夕食前に、各グループが約2分で、翌日のミニ「メディカル・カフェ」の予告を行っていただきました。どれも力作で、明日のミニ「メディカル・カフェ」への期待が高まりました。 |
||||||||
5月11日(日) |
||||||||
いよいよ、ミニ「メディカル・カフェ」が開催されました。(写真9、10、11)開催するグループは、それぞれプレゼンテーション役、タイムキーパーそれぞれの役割を果たしながら、コンピューターを用いたり、OHPシートや様々な工夫をして、ミニ「メディカル・カフェ」という「場づくり」をしていただきました。 他のグループの学生と教員は「小学生」としてミニ「メディカル・カフェ」という「場」へ参加しました。また、「評価シート」を使って他の4グループのミニ「メディカル・カフェ」の評価をしました。(写真12) |
||||||||
|
||||||||
5つのミニ「メディカル・カフェ」は、どれも甲乙付けがたく、予想以上の完成度でした。もはや、「ミニ」ではなくこれは立派な「メディカル・カフェ」でした。本番の「メディカル・カフェ」の実施にも期待がもてました。みなさん お疲れさまでした! これから3ヶ月がんばりましょう。 |
||||||||