札幌医科大学・北海道医療大学合同授業 |
「メディカル・カフェをつくる」において、札幌近郊で合宿ワークショップを
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開催しました。両大学の学生・教員・スタッフが参加しました。 |
開催日時: 平成20年10月18日(土)〜19日(日)
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日常から切り離された環境の中で、一定の時間内に「ものづくり」の作業を一緒に行うことで、相互コミュニケーションを深め、これから「メディカル・カフェ」を企画・運営するうえでの相互理解の向上を図る。 |
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医学、薬学、心理科学、看護、作業療法、理学療法、言語療法を学んでいる学生がアイディアを出し合い、コミュニケーションをとりながら、ミニ「メディカル・カフェ」を企画する。脳・心臓・肺・腎臓・胃腸のしくみについて、小学生(高学年)を想定した聴衆に分かり易く説明し、且つたくさんの質問をしてもらう「双方向コミュニケーション」の「場」創りの経験をする。 |
10月18日(土) |
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集合 |
9:00に札幌駅からバスで出発しました。40分ほどで、合宿ワークショップ会場に到着しました。 |
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アイスブレーキング |
北海道医療大学の阿部先生から、今回のワークショップの趣旨説明が行われた後、簡単な「アイス・ブレーキング」が行われました。学生間だけでなく、教員とも打ち解けた雰囲気となりました。 |
【オリエンテーション】 |
【アイスブレーキング】 |
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教員ミニレクチャー |
両大学の協力教員の先生達に、簡単な自己紹介と「コミュニケーション」に関するミニレクチャーを行っていただきました。先生の思わぬ横顔を知ることで、学生からも笑みがこぼれました。 |
【教員ミニレクチャー:長峯先生】 |
【教員ミニレクチャー:小島先生】 |
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ワークショップに向けた準備 |
今回は、下記の@〜Bの内容で、学生に準備をしてもらいました。 |
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@ |
脳・心臓・肺・腎臓・胃腸をテーマとしたミニ「メディカル・カフェ」の企画と実施を行う。 |
A |
ミニ「メディカル・カフェ」は15分、質問時間は10分で行う。聴衆は小学生(高学年)を想定する。 |
B |
ミニ「メディカル・カフェ」開催中、他のグループは「聴衆(小学生)」として質問し、ミニ「メディカル・カフェ」の評価を行う。 |
【ワークショップ準備@:夜遅くまで熱心に取り組みました】 |
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【ワークショップ準備A:ワークショップ当日も朝から入念な確認を行いました】 |
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教員も一緒に知恵を絞りながら、学生の考えるミニ「メディカル・カフェ」の実現に向けてサポートをしました。皆時を忘れて打ち込み、気がつくと夜もだいぶ更けておりました。 |
10月19日(日) |
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ワークショップ開催 |
今回は、学生が選んだ 『ことばのないおしゃべり』『記憶ってなんだろう』 『血液のたび』の3つをテーマにしたミニ「メディカル・カフェ」が開催されました。 |
【学生による発表の様子】
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【会場の意見を聞きながら進めていく形など聞き手を惹きつける様々な仕掛けがありました】 |
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どのテーマも、@内容のわかりやすさに加え、A聞き手に配慮したしゃべり方やプレゼンテーションの方法、B聞き手を惹きつける仕掛け(参加型の形態やクイズ形式)、などが組み込まれ、聞き手を話にうまく引き込む配慮がなされた非常に興味深いカフェでした。今後のメディカル・カフェの企画・実施に、とても期待が持てる内容でありました。皆さん,短い時間の中での企画・実施,本当にお疲れ様でした! |
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終 了 |
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1泊2日は、内容が盛りだくさんだったこともあり、あっという間に過ぎました。気候や環境も良く、物づくりを媒介として、今後のメディカル・カフェの企画・実施に向けて、学生間,学生と教員・スタッフ間の相互コミュニケーションを深める絶好の機会となりました。 |