理事長・学長室から2022

1令和4年4月28日発行

はじめに

皆さんこんにちは!
この4月から札幌医科大学理事長・学長を拝命した山下敏彦です。皆さんと一緒に、明るく活気ある札幌医科大学を作っていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
さて、私は附属病院長を務めていた時代(2014年~2018年)に、「病院長室から20〇〇」というメールマガジン風のものを毎月配信していました。普段から、病院が発信する情報が職員の隅々まで伝わっていないな、と感じていたので、病院長としての意思・方針の伝達や情報の共有を目的としてダイレクトな発信を試みました。それがどの程度効果があったのかはわかりませんが、この度、性懲りもなく「理事長・学長室から2022」と題してホームページ上で発信させていただくことになりました。どうぞよろしくお願いいたします。

1. 発信力の強化に向けて -札幌医大イメージアップ作戦-

図1:北海道の健康をささえる札幌医科大学附属病院の最新医療

図1:北海道の健康をささえる札幌医科大学附属病院の最新医療

札幌医大では、多くの優れた研究や診療を展開しているにもかかわらず、それが必ずしも一般社会に認知されていない、という指摘をよく受けます。学外からの支援を受けるためにも、学内の教職員・学生のモチベーションアップのためにも、各種メディアやSNSなどを通じて情報をどんどんと発信することが重要だと考えます。まず手始めに、大学のホームページをリニューアルし、より魅力的かつ機能的なものにしていきます。
また、学外の人との出会い・意見交換の際に必要となる「名刺」のデザインにも統一性をもたせ、大学の一体感形成の一助としたいと思います。さらに大学グッズの改良や新規開発も進めたいと考えます。
この度発刊された、附属病院PR誌『北海道の健康をささえる 札幌医科大学附属病院の最新医療』は、情報発信という意味ではまさに画期的であります(図1)。作成にご尽力いただいた土橋病院長をはじめとする職員の皆様に感謝申し上げます。
このほか、本学のPRそしてイメージアップへの良いアイデアがありましたら、ぜひお寄せいただきたく存じます。

2. 研究力の強化に向けて

本学は、がん関連の研究をはじめ、基礎・臨床研究において全国トップクラスを維持してきたという歴史があります。最近、その勢いに陰りが見えているのではないかという厳しいご指摘を大学OBの先生方からいただいています。現に、論文数や競争的研究資金獲得数は減少傾向にあります。
「進取の精神」「医学・医療の攻究」を建学の精神に掲げる本学は、この状況に甘んじているわけにはいきません。全学的な研究活性化のために、新たに『先端医療研究推進センター』を創立することとしました。附属産学・地域連携センターの鳥越俊彦教授にセンター長を務めていただき、全学的研究の推進や研究費獲得の促進を図っていただきます。新生札幌医科大学の「未来への覚醒」のため力を注いでいきたいと考えます。

おわりに

さて、私は先日、保健医療学部の1年生の学生さんたちからインタビューを受ける機会がありました。これは、「保健医療総論1」の体験学習の一環としての取り組みです。看護学科3名、理学療法学科1名、作業療法学科1名からなるグループから、主に「リーダーとは」というテーマでインタビューを受けました。
私は、就任挨拶や入学式の式辞において、日本ハムファイターズや新庄新監督の話題を引き合いに出して大学のイメージアップや変革を強調したつもりでしたが、会場からの反応は全くなく、「ダダすべりした・・」と落ち込んでおりました。しかし、グループの学生さんたちは、インタビュー後の発表会において、私の意図を的確に汲み取った見事なプレゼンをしてくれました。その際のスライドの一部を示します(図2)。他のグループのプレゼンも拝聴しましたが、いずれもまとまった良いプレゼンでした。1年生にしてこのプレゼン能力!札幌医大の未来は明るい!!と感心した次第です。