NHKおはよう日本、おはよう北海道で本学の取り組みが紹介されました

令和2年9月16日(水)のおはよう日本、おはよう北海道にて、本学医学部救急医学講座 上村修二講師(高度救命救急センター)と民間企業が新型コロナウィルス感染患者の入院患者調整システムを開発し、札幌市と連携した取組みが紹介されました。
NHK札幌
NHK札幌ニュースサイトより
【救急医学講座の札幌市での取組みについて】
令和2年 4 月 、COVID-19 の第 2 波により北海道は再び緊急事態宣言の対象となりました。
このような状況のなか、札幌医科大学救急医学講座 上村修二講師(高度救命救急センター)が、北海道庁と札幌市と連携し、札幌市保健所内に札幌医療圏入院調整チームを組織して、患者の医療機関受入れ調整を開始しました。
その中で、医療機関と入院調整チームが、各医療機関の COVID-19 患者の入院患者数と受け入れ可能数の最新データを安全に共有し、「見える化」する必要性を強く感じました。
そこで、民間企業と患者調整の専用システム「CovidChaser」を開発しました。
同じく本学救急医学講座の 中山 龍一 医師(高度救命救急センター) をはじめとしたスタッフが、 札幌市保健所内のオペレーションルームに滞在して運用を開始すると「CovidChaser」はオペレーションルームの大型スクリーンに 表示され、各医療機関の最新情報を常時共有できる環境になりました。
COVID-19 受入れ医療機関が情報を共有して「見える化」することで、札幌医療圏COVID-19 患者の受入れ調整の効率化を図ることができ、札幌市での感染第2波を乗り切ることができました。  

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情報発信元
  • 企画広報係