利用者への注意

 教育支援システムは、本学の情報教育及び学術研究用に共同で使用する計算機システムです。また、ネットワークを介して札幌医科大学LAN(SAINS)や日本中、世界中の計算機システムと接続されています。この特性を生かしていろいろな利用方法が考えられます。積極的に活用し、新しい利用方法を見つけ出していただきたいと思ってiいます。

 ただし、利用に当たっては、いくつかのルールがあり、以下のような利用上の注意を守ってください。もし、これらの注意が守られない場合には、情報センターとして利用資格の停止やファイルの強制閲覧・削除等の処置を行なうことがあります。これとは別に大学として処分が科されることがあります。

  学内ネットワークは、札幌医科大学の申請のもとにSINET(学術情報ネットワーク)に接続されています。不正に利用する者がいる場合、札幌医科大学の学外接続が停止されることもあります。

 ネットワーク・インターネットは、まだまだ発展中の世界であり、いろいろ面白い使い方が考えられます。一方、発展中であるので、注意すべき点で確定してはいない部分があります。以下は現時点での注意点をまとめたものです。まず、全体的な注意点です。

 

  1. 教育・研究目的であること

     情報センターが管理する教育支援システムは、教育及び学術研究を支援するためのものです。一般のプロバイダと違って、教育・研究以外の目的で使用してはいけません。アカウントの発行は、「情報センターの設備を利用して好きなことを何でもやってよい権利を付与すること」を意味しているわけではありません。

     

  2. 不正行為の禁止

     教育用システム及び学内ネットワーク(SAINS)は、現実世界から隔離されているわけではありません。当然、法律の適用を受けます。例えば、ソフトウェアを不当に複写して販売し、逮捕された例もあります。著作権、特許権、プライバシーなどの侵害、公序良俗に反する行為などを行なわないようにしてください。
     また、ネットワークでは外国との接続が容易に行なえます。その際には、接続されている国の法律等を遵守するようにしてください。

     

  3. 営利・宣伝行為の禁止

     教育用システムは、教育用に設置・運営されている計算機システムです。この目的に反するような、営利行為や政治・宗教活動は認めておりません。大学における教育用の計算機システムであることを良く考えた上で活用してください。

     

  4. セキュリティへの配慮

     利用資格のパスワードやファイルの読み書き権限は、セキュリティ、すなわち、利用者や計算機システムそのものの安全を守るための仕組みです。まず、自分の安全は自分で守ってください。パスワードを書いた紙を放置したり、誰でも読み書きできる状態にファイルを置いておくことは非常に危険です。自分を守れないだけではなく、そこから侵入されて他の人にも迷惑を掛ける可能性があります。その場合、侵入した人だけでなく、あなた自身が責任を問われることがあります。
     学内者・学外者を問わず他人へアカウントやそれにより使用可能なリソースを貸与してはいけません。パスワードも決して他人には教えてはいけません。
     また、他人のセキュリティを破ることはやってはいけません。それだけでなく、セキュリティが十分に掛けられていないからといって勝手に利用することも許されません。

     

  5. データの自己管理

     教育用システムシステム(ハードウェア及びソフトウェア)を利用することにより生じたいかなる損害に対しても、情報センターは、一切責任を負いません。利用者のファイルのバックアップは、利用者の責任で行ってください。

  6. エチケットの遵守

     教育用システムおよびネットワークは、共同で利用するシステムです。他人に迷惑を掛けるような行為は謹んでください。例えば、レポートや宿題の締切で混雑している時に、WWW (World Wide Web)やゲームで遊んでいることなどはやめましょう。また、ネットワークの通信容量も共同で使うものですから「幸福の手紙」のような不要なメイルを流すのはやめましょう。

 

 情報センターとしては、教育支援システムおよびネットワークを大いに活用して世界とのコミュニケーションを計っていただきたいと思っています。ただし、その内容や方法についての責任を負うことはできません。利用者個人の責任で行なってください。

 以下、コンピュータ実習室の利用についてもう少し細かい点について注意点を述べます。

 

情報センターの施設を利用する際の注意

 

 

 

ネットワークを利用する際の注意

 ネットワーク上での注意点については、最初に書いたように、現在もいろいろ議論がされていたり、法律や組織内での規則の制定が進んでいる状況です。

 

 

 


最後に、

操作など分からないことが生じたら、勝手な操作をせずに、お気軽に情報センター(内線:2239、 info@sapmed.ac.jp )まで申し出てください。

 


edu-support@sapmed.ac.jp

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