本院の患者さんへ

「ヒトパルボウイルスB19感染症に関する疫学分析および後向き観察研究」についてのご説明

はじめに

札幌医科大学小児科ではヒトパルボウイルスB19という「りんご病」の原因となるウイルスが他にもさまざまな病気の原因となることに関して研究を行っております。そこで、以前に当院でこのウイルスに感染した症例に関しまして、ウイルス検査の結果をまとめて、学術論文にて発表したいと考えております。

研究対象

1981年4月から2012年3月までに、当院外来または入院病棟にて「伝染性紅斑」あるいは「ヒトパルボウイルスB19感染症」として血液を採取された患者様が対象となります。

研究内容

血液の中のウイルス量や抗体価の結果をまとめます。患者様の血液データと照らし合わせて、さまざまな病気にどのように関わっているかを調べます。この研究で患者様へ余分な負担がかかることはありません。

個人情報の管理

本研究では個人情報の漏洩を防ぐため、個人を特定できる情報を削除し、データの数字化、データファイルの暗号化などの厳格な対策を取っています。本研究の実施過程及びその結果の公表(学会や論文等)の際には、患者さんを特定できる情報は一切含まれません。

患者様または保護者の方がこの研究に診療データを提供したくない場合

1981年4月1日から2012年3月31日、当院にて「伝染性紅斑」あるいは「ヒトパルボウイルスB19感染症」として血液を採取された患者様で、この研究に診療データを提供したくない方は、下記までご連絡下さい。

研究期間

平成25年12月27日から平成30年3月31日まで

問い合わせ先

札幌医科大学附属病院 小児科

  • 担当:研究責任者 要藤 裕孝
  • 郵便番号:060-8543
  • 住所:北海道札幌市中央区南1条西16丁目
  • 電話番号:平日:011-611-2111 内線3413(小児科学教室)、休日・時間外:011-611-2111 内線3422(7階南病棟)