地域に貢献する北海道がんプロ養成プラン

　2月13日（土）午後1時から、ロイトン札幌ロイトンホールにおいて、がんプロ市民公開講座「がんの予防・がん治療の今」を開催いたしました。
　当公開講座は、文部科学省採択　がんプロフェッショナル養成基盤推進プラン事業として、札幌医科大学・北海道大学・旭川医科大学・北海道医療大学の4大学が連携して行う、地域のがん専門医療人養成やがん医療のレベル向上を図る本プランの取組みについて、広く一般市民に知ってもらうため開催しているものです。
　当日は、184名の一般市民、医療関係者にお越しいただきました。

　 講座は、「ピロリ菌除菌による胃がん予防の展望」「乗り越えよう！抗がん剤治療の副作用」「胆道がんとはどんながん？診断から最新の治療まで」「もっと知ろう！放射線治療～食道がん編～」の4つのがんの予防・治療に関するテーマにより構成され、途中休憩を入れながら、3時間という長時間でしたが、熱心に耳を傾ける方、メモをとる方など多数見られ、がんに対する関心の高さがうかがえました。
　当日実施したアンケートでは、回答者全員から「講演内容について理解できた」との回答を得、「自身の検診について考えさせられ大変有意義だった」「映像が充分に取り入れられ、とてもよかった」「よく吟味された内容で市民講座にふさわしかった」などの感想が寄せられた他、資料に関することや今後のテーマの設定などについてご意見、ご要望をいただきました。
　これらの貴重なご意見等を踏まえ、今後ともがんに関する様々な情報について提供する場を企画してまいりたいと考えております。