大腸がんをテーマに「地域合同キャンサーボード・特別セミナー」を開催【札幌医科大学】
札幌医科大学、北海道大学、旭川医科大学及び北海道医療大学の4大学では、「北海道がん医療を担う医療人養成プログラム」において、地域がん診療ができるチーム連携能力の高いがん専門医療人を育成する目的で、インテンシブコースを設定しています。
当コースの事業の一つとして、がんの治療方針に当たり、薬物療法・外科療法・緩和療法などの専門的治療に関する助言を必要とする医療機関において、実際の症例を通じて、多職種間の治療方針決定のプロセスやチーム医療の重要性を認識する場としての「キャンサーボード」、また、薬物療法・外科療法・緩和療法などの専門的治療などに関する説明を行う「特別セミナー」を開催することとしております。
このたび、札幌医科大学が担当大学となり、10月16日(木)に一般社団法人日本海員掖済会 小樽掖済会病院において、「地域合同キャンサーボード・特別セミナー」を開催し、52名の医療関係者に御参加いただきました。
当コースの事業の一つとして、がんの治療方針に当たり、薬物療法・外科療法・緩和療法などの専門的治療に関する助言を必要とする医療機関において、実際の症例を通じて、多職種間の治療方針決定のプロセスやチーム医療の重要性を認識する場としての「キャンサーボード」、また、薬物療法・外科療法・緩和療法などの専門的治療などに関する説明を行う「特別セミナー」を開催することとしております。
このたび、札幌医科大学が担当大学となり、10月16日(木)に一般社団法人日本海員掖済会 小樽掖済会病院において、「地域合同キャンサーボード・特別セミナー」を開催し、52名の医療関係者に御参加いただきました。
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キャンサーボード
第1部の「キャンサーボード」では、小樽掖済会病院の勝木副院長兼消化器病センター長を座長に、大腸がんの症例について、意見交換や治療方法の検討を行いました。札幌医科大学からは、腫瘍・血液内科学講座の加藤淳二教授、瀧本理修准教授、佐藤康史講師、消化器・総合、乳腺・内分泌外科学講座の沖田憲司助教、麻酔科学講座の渡邊昭彦講師がディスカッサントとして参加しました。
また、第2部の「特別セミナー」では、加藤教授を座長に、佐藤講師からは「切除不能大腸癌に対する化学療法 up to date」、沖田助教からは「大腸癌の手術療法と補助化学療法」、渡邊講師からは「緩和医療における最近のトピック-3」について説明しました。
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腫瘍・血液内科学講座 佐藤 康史 講師
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消化器外科学講座 沖田 憲司 助教
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麻酔科学講座 渡邊 昭彦 講師
4大学では、今後も道内地域医療機関において、「地域合同キャンサーボード・特別セミナー」を開催して、地域がん診療ができるチーム連携能力の高いがん専門医療人を育成してまいります。お問い合わせは、札幌医科大学がんプロ事務局までお願いいたします。