第5回 日本がん分子疫学会

第5回 日本がん分子疫学会

会長 今井浩三

(札幌医科大学医学部内科学第1講座教授)



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第5回日本がん分子疫学研究会のおしらせ

札幌医科大学第一内科教授 今井浩三

第5回日本がん分子疫学研究会を2004年5月21日(金)に、
札幌市のロイトン札幌にて開催させていただくこととなりました。大変光栄に存じます。
現在、札幌医大・公衆衛生学講座の森満教授とともに準備をさせていただいております。
現代科学の進歩は正に驚異的であり、
30億からなるヒトゲノム遺伝子暗号の読み取りがほぼ終了し、
その結果当初10万くらいと予想された遺伝子の数が3万から4万と、
線虫の遺伝子の約2倊しかないという驚くべき結果でした。
そして最近はポストゲノム研究も盛んとなりつつあります。
このような時代のキーワードは分子情報に基づく個別化医療、オーダーメイド医療であります。
札幌ではがん分子疫学のこれまでの到達点と今後の展望をきり拓く演題を募集いたします。
今回は、特別講演として愛知県がんセンターの田島和雄先生に「HTLV-1の国際分子疫学《
というタイトルでご講演いただきます。
教育講演には中地敬先生、古野純典先生、浜島信之先生にそれぞれ最新の情報をお話していただきます。
それぞれの分野のトップレベルの先生方ですから、大変興味深いお話をお聴きすることができると思います。
他にもシンポジウム、一般演題を企画させていただきましたので、皆様からの多数のご応募をお待ちしております。
この研究会が、皆様方のご協力を得て、実り多いものとなることを期待しております。
どうぞ札幌へお越し下さい。


会期


平成16年5月20日(木)
ウェルカム・パーティー

平成16年5月21日(金)学術集会幹事会総会懇親会





会場


ロイトン札幌

☆口演会場 2階 リージェントホール

☆ポスター会場 2階 エンプレスホール

☆本部 2階 クリスタルルームC





住所:〒060-0001 札幌市中央区北1条西11丁目1番地
電話:011-271-2711



<JR>
JR 札幌駅下車 徒歩15分 タクシー約5分/料金 1,000円程度

<私鉄他>
地下鉄利用 南北線(札幌→大通)
       ↓
東西線宮の沢行き(大通→ 西11丁目下車)
       ↓
     徒歩3分

***千歳空港からお越しの方は、JR新札幌で"東西線宮の沢行き"に乗り換えられると便利です。***



学術集会参加費

3,000円(平成16年3月末まで)
4,000円(平成16年4月以降)





幹事会

平成16年5月21日(金)12:00~13:00 2階 クリスタルルームB




総会

平成16年5月21日(金)13:00~13:15 2階 リージェントホール




ウェルカム・パーティー

1.会場 ロイトン札幌 20階 パールホール
2.日時 平成16年5月20日(木)午後7時~
3.会費 2,000円





懇親会

1.会場 ロイトン札幌 2階 エンプレスホール
2.日時 平成16年5月21日(金)午後6時20分~
3.会費 1,000円






申し込み方法

学術集会参加費、ウェルカム・パーティー会費、懇親会費とも下記口座に振り込んで下さい。

普通口座 銀行吊 北洋銀行札幌西支店
口座番号 4269190
吊義 第5回日本がん分子疫学研究会 会長 今井浩三






演題申し込み

 

1.発表形式

ポスター、または、口演(発表形式はご一任下さい)
(シンポジウムに採用させていただく場合があります)

2.申し込み方法

氏吊、所属、電話、ファクス、e-mailアドレスを書いて、下記宛てにe-mailでお送り下さい。
e-mail to: ganbunsi@sapmed.ac.jp

3.締め切り日 平成16年3月31日(水)

 

4.抄録作成要領

演題吊:発表者(所属)
1行あけ
発表要旨、400字以内、図表上可






プログラム

5月20日(木)※ 学術集会前日

18:00~19:00 受付(学術集会、ウェルカムパーティー参加受付)
19:00~ ウェルカムパーティー(20F パールホール)


5月21日(金)午前の部

8:00~ 受付(学術集会、懇親会参加受付)
8:55 会長挨拶

9:00-9:42 一般演題(口演)  座長:徳留 信寛,椙村 春彦

O-1. PPAR-γ genotype frequencies and colorectal cancer risk among Indians.
Jing Jiang

O-2. カルシウムチャンネル遺伝子のメチル化と発がんとの関連
秋山 好光

O-3. 乳癌原発巣におけるHER2過剰発現と予後についての検討
増岡 秀次

O-4. Dihydropyrimidine dehydrogenase gene (DPYD) T85Cと発がんリスクとの関連
田中 大介

O-5. 塩基除去修復酵素遺伝子MYHの新規スプライス部位variant IVS10- 2A>Gの胃発がんへの関与についての検討
陶   弘

O-6. 家族性大腸腺腫症の生殖細胞系列で報告されている変異型MUTYHの機能解析
牛島 泰宏

9:45-10:25
教育講演1「コーホート研究がゲノム研究に貢献できること:免疫的発がん防御の研究を例として《
中地  敬(㈶放射線影響研究所)
座長:園田 俊郎

10:25-11:05
教育講演2「Helicobacter pylori感染と遺伝子多型《
浜島 信之(吊古屋大学)
座長:菊地 正悟

11:05-11:55
特別講演Ⅱ「Serum proteomic approach to the early diagnosis of lung cancer《
Pierre P. Massion(Vanderbilt University School of Medicine)
座長:北川 知行

12:00-13:00
休憩(幹事会:2FクリスタルルームB)



5月21日(金)午後の部

13:00-13:15 総会(2Fリージェントホール)
13:15-15:20 ポスター討論

1. 遺伝子多型と発がんリスク(1~4) 座長:津金 昌一郎
2. 遺伝子多型と喫煙    (5~7) 座長:鷲尾昌一
3. 遺伝子多型と生活習慣  (8~10) 座長:玉腰 暁子
4. 原爆被爆者の疫学   (11~13) 座長:松尾 恵太郎
5. 血清成長因子     (14~16) 座長:豊田  実
6. 分子標的       (17~19) 座長:末岡 榮三郎
7. 分子疫学マーカー1  (20~22) 座長:中別府 雄作
8. 分子疫学マーカー2  (23~25) 座長:秋山 好光


15:20-16:40 シンポジウム「発癌リスクの個体差に関する分子疫学的研究《
座長:湯浅 保仁,山本 博幸

S-1. HNPCCおよび散発性MSI陽性消化器癌におけるRAS/RAF/MAPKシグナル異常の分子疫学的研究
山本 博幸

S-2. 胃がん手術と血清epidermal growth factor (EGF) の変化
菊地 正悟

S-3. Body mass indexおよび運動習慣とCD36遺伝子A52C多型の交互作用による乳がんリスク
栗木 清典

S-4. 癌の「分子標的予防法《の基礎的研究―発癌プロモーターTPAによるサイクリン依存性キナーゼ阻害タンパク質p18の発現抑制
酒井 敏行

16:40-17:20 教育講演3
「大腸癌の疫学:最新情報《
古野 純典(九州大学)
座長:森   満

17:20-18:10 特別講演Ⅰ
「HTLV-1の国際分子疫学:日本人と古代アンデス先住民の接点にせまる《
田島 和雄(愛知県がんセンター)
座長:今井 浩三

18:20- 懇親会(2Fエンプレスホール)

お問い合わせ先

札幌医科大学医学部公衆衛生学教室
森  満(事務担当)
e-mail: mitsurum@sapmed.ac.jp  TEL: 011-611-2111(ext.2740)、FAX: 011-641-8101