沿  革 ・ 組  織


沿 革
 本学は、医学に関する学理と応用を教授研究し、併せて北海道総合開発の一環として、道民の医療を担当する医師の育成を目的として、北海道庁立女子医学専門学校を基礎に昭和25年道立の新制医科大学として設置されました。
 当初は専門課程(入学定員40名)のみをもって発足しましたが、年次をおってその概要を述べると次のとおりです。

昭和25年 2月20日 札幌医科大学設置認可(学生入学定員40名)
昭和25年 3月25日 札幌医科大学条例公布
昭和25年 4月1日
開学
大野精七学長に就任
昭和25年 4月20日 第1回入学式挙行
昭和25年 6月25日 開学式挙行(大学記念日とする)
昭和26年 4月1日 口腔外科学、整形外科学、法医学、放射線医学の各学科目増設
昭和28年 3月31日 学生入学定員60名に増員
昭和28年 4月1日 事務局並びに学務部設置
昭和29年 3月20日 第1回卒業式挙行(卒業生36名)
昭和30年 9月1日 附属がん研究所設置
昭和31年 3月31日 大学院医学研究科設置認可(学生入学定員25名)
昭和31年 4月1日 麻酔学学科目増設
昭和33年 1月10日 進学課程設置
昭和33年 4月1日 口腔治療学学科目増設
昭和35年 6月25日 開学10周年記念式挙行
昭和36年 4月1日 中川論学長に就任
昭和37年 4月1日 公衆衛生学学科目増設
昭和37年 12月20日 学部学生入学定員80名に増員
昭和38年 4月1日 大学院学生入学定員社会医学系1人、外科系2人増員(総員28人)
昭和39年 4月1日 皮膚泌尿器科学の学科目を分離
昭和39年 7月1日 専門課程の学科目制を講座制に改正
昭和40年 4月1日 新保幸太郎学長に就任
昭和40年 4月1日 大学院学生入学定員内科系1人、外科系1人増員(総員30人)
昭和43年 4月1日 口腔外科学第二講座廃止
昭和43年 4月1日 生化学第二講座増設
昭和43年 9月1日 附属臨海医学研究所設置
昭和44年 4月1日 共同研究施設部設置
昭和45年 2月1日 新保幸太郎依願退職
昭和45年 2月1日 渡辺左武郎学長職務代理を命ぜられる
昭和47年 2月9日 渡辺左武郎学長に就任
昭和49年 1月23日 学部学生入学定員100名に増員
昭和49年 3月30日 放射性同位元素研究センター竣工
昭和50年 6月25日 開学25周年記念式挙行(創基30周年)
昭和52年 8月5日 附属がん研究所竣工
昭和53年 9月30日 体育館竣工
昭和54年 1月26日 大学校舎南棟増築
昭和54年 4月1日 進学課程及び専門課程の区分を廃止
昭和55年 2月9日 和田武雄学長に就任
昭和56年 4月1日 附属がん研究所生化学部門設置
内科学第4講座増設
昭和57年 2月16日 動物実験施設竣工
昭和57年 4月1日 大学院学生入学定員内科系1人増員(総員31人)
昭和57年 5月16日 動物実験施設部設置
昭和58年 6月23日 附属病院整備第1期工事竣工
昭和58年 9月6日 附属病院円山分院廃止
昭和60年 10月1日
札幌医科大学衛生短期大学部内に4年制大学に移行するため「将来構想委員会」設置
昭和61年 2月9日 菊地浩吉学長に就任
昭和61年 3月13日 附属病院整備第2期工事竣工
昭和61年 4月1日
検査診断部を廃止
検査部、機器診断部、病理部設置
昭和61年 11月18日 西17丁目道路整備工事(緑化工事)竣工
平成3年 7月1日 国際医学交流センター竣工
平成4年 2月9日 谷内昭学長に就任
平成4年 4月1日 札幌医科大学保健医療学部開設準備室設置
平成4年 12月21日 札幌医科大学保健医療学部設置認可
平成5年 12月5日 札幌医科大学条例(一部改正条例)の施行により保健医療学部を設置
平成5年 4月1日 保健医療学部(入学定員90名)を開設(看護学科、理学療法学科、作業療法学科)
平成7年 3月31日 リハビリテーション教育実習棟改修
平成8年 2月9日 谷内 昭学長再任される
平成9年 12月19日 札幌医科大学大学院保健医療学研究科設置認可
平成10年 1月6日 札幌医科大学条例(一部改正条例)の施行により保健医療学研究科を設置
平成10年 2月9日 秋野豊明学長に就任
平成10年 4月1日

大学院保健医療学研究科(修士課程)(看護学専攻、理学療法学・作業療法学専攻)を開設
医学部に地域医療総合医学講座を開設
平成11年 1月29日 基礎医学研究棟竣工
平成11年 4月1日
附属情報センター設置
共同研究施設部を教育研究機器センターに改組
平成11年 12月22日
大学院保健医療学研究科(博士課程)(理学療法学・作業療法学専攻)設置認可
平成12年 4月1日 大学院保健医療学研究科(博士課程)を開設
平成12年 4月1日 学務部を廃止、学生部設置
平成12年 4月1日 学部に副学部長制(2名)施行
平成12年 4月1日 医学部に臨床検査医学講座を開設
平成12年 6月25日 開学50周年(創基55周年)記念式挙行
平成12年 10月1日 札幌医科大学交流会館竣工
平成13年 4月1日 大学院医学研究科(地域医療人間総合医学専攻、分子・器官制御医学専攻、情報伝達制御医学専攻)を開設
平成13年4月16日 札幌医科大学地域医療支援センターの設置
平成13年11月16日 札幌医科大学教員が参加したベンチャー企業が誕生
平成14年4月1日 札幌医大病院ファミリーハウス竣工


大 学 機 構 図


学 務 課 業 務 内 容
学務課は、皆さんの学生生活全般について担当する課です。
学業に関する教務的な仕事と福利厚生・課外活動に関する厚生補導の仕事が主な業務です。
次に、皆さんに関係の深い業務とその担当係及び手続きを示しておきます。

1 学務課各係の業務
 学 務 係 (内線2182)
○各種行事に関すること
○後援会に関すること
○日本育英会奨学金に係る学生及び大学院学生の奨学生の推薦その他奨学金等に関すること

 教務第一係 (内線2185・2186)
○医学部学生の休学、転学、退学及び卒業に関すること
○医学部学生及び卒業生の学籍に関すること
○医学部学生の教育課程、授業及び休業に関すること
○医学部学生の試験及び成績に関すること
○医学部学生の出席調査表の整理に関すること
○医学部学生の諸願届及び諸証明に関すること
○医学部教務委員会に関すること
○医学部講義室及び教具の管理に関すること
○医学部学生の賞罰に関すること
○医師国家試験受験に関すること

 教務第二係 (内線2192)
○保健医療学部学生の休学、転学、退学及び卒業に関すること
○保健医療学部学生の学籍に関すること
○保健医療学部学生の教育課程、授業及び休業に関すること
○保健医療学部学生の試験及び成績に関すること
○保健医療学部学生(卒業生を含む)の諸証明に関すること
○保健医療学部教務委員会に関すること
○保健医療学部の教材及び教具に関すること
○保健医療学部の会議室、講義室及び演習室の使用管理に関すること
○保健医療学部学生の賞罰に関すること
○保健師、看護師、理学療法士、作業療法士国家試験受験に関すること

 学 生 係 (内線2193・2194)
○学生の厚生補導に関すること
○学生の課外活動に関すること
○学生の健康管理に関すること
○学生の授業料の調定、学生及び大学院学生の授業料の減免又は分納に関すること
○学生の団体、集会、掲示及び印刷物等に関すること
○学生の旅客運賃割引証及び通学証明書の発行に関すること
○学生寮の管理に関すること
○学生ロッカー室の使用管理に関すること
○体育施設等の使用管理に関すること
○学生担当教員に関すること
○その他学生に関すること



勉 学 の し お り

医 学 部
  皆さんがこれから勉学を続けていくうえで必要な事項は、学則その他諸規程に定められていますが、必要に応じて関係教員から詳細に説明がありますので、ここでは主な事項について記載しておきます。

1 教育方針
  本学の教育目標は、多様化する医学・医療の進展に対応し、社会の要請に応えうる人間性豊かな基本的臨床能力、技術を備えた医師の育成と医学研究者となるための基礎を培うことです。
  この教育目標を達成するため、次の教育方針を柱としています。
(1) 医の倫理に徹し、人間愛にあふれた医師及び医学研究者を育てる。
(2) 創造性に富み、自主的精神と科学者としての心を持った医師及び医学研究者を育てる。
(3) 医学・医療の進歩に即応し、地域及び国際社会に貢献し得る医師及び医学研究者を育てる。
(4) 多様な初期診療の社会的要請に応え得る、幅広い能力を有する医師を育てる。

2 カリキュラム
 この教育方針を達成するため、本学医学部では昭和54年度より6年間一環教育を行っていますが、平成7年度に、全学年にわたり単位制をとるなど、カリキュラムの改正を行いました。また、平成14年度の第1学年からコア・カリキュラムに準拠した内容の授業科目の編成や、新設科目を取り入れるなど、卒業までに学生が到達すべき態度、技能、知識の到達目標を包含した内容に改正を行いました。
 第1学年においては、主として人間形成に必要な教養を培うための一般教育と医学概論医療総論が行われます。第2学年では医学一般の他に解剖実習が始まり、また、病院や医療施設等で医学を学ぶ者の心構えを身につけるための早期体験実習を行います。第3学年から臨床医学を学び、第4学年の後半に共用試験(CBT・OSCE)を実施し、第5学年から臨床実習に入り医学全般にわたる教育を行います。

3 教育課程
 本学の教育課程は、学則の別表第1(その1及びその2)に定められています。
(1) 一般教育関係
 一般教育関係は一部を除いて第1学年から始まって第2学年の前期で終わりますが、最終的に60単位以上修得しなければなりません。
(2) 専門教育
  第2学年から専門教育科目の履修が始まりますが、学年毎に定められた授業科目を全て履修しなければなりません。

4 試  験
(1) 受験資格の認定
  各学年とも試験は概ね定期的に行われますが、定期試験に先立って出席状況を基礎に受験資格の認定が行われます。認定の基準は学科目別・講座別に、講義(演習を含む。)・実験・実習・実技のそれぞれ3分の2以上出席していることが条件です。欠席時間数が3分の1を超えている場合は、原則として受験資格は与えられません。
(2) 試  験
  試験には定期試験、中間試験、卒業試験(第6学年)、追試験及び再試験があります。定期試験は前期及び後期の授業終了時に行われ、受験資格が与えられると定期試験を受けることができます。又、定期試験に際し欠席届を提出して欠席した者で、やむを得ない事由と認められた者については追試験の受験が認められます。定期試験又は追試験の結果不合格となった科目があるときは、その科目について1回に限り再試験を行うことがありますが、実施の可否は、担当教員の判断に委ねられています。
(3) 不正行為
 試験で、不正行為を行った者は、再試験を受験する資格を無くすほか、懲罰処分される場合があります。(P64「不正行為の取扱いについて」を参照)

5 進  級
(1)   出席不良等の理由により受験資格を得られなかったときは、進級を制限され再履修しなければなりません。ただし、当該科目が選択科目で、合計修得単位が必要単位数を越えている場合は、この限りではありません。
(2)   当該学年で修得するように定められている最低必要単位(第1学年では43単位)に対して、一定基準以上の単位、科目が未修得の場合には、進級が制限されます。
(3)   単位未修得のまま進級したときは、不合格となった当該科目について再履修せず再受験することができますが、再び不合格になると進級は制限され、再履修しなければなりません。

6 卒  業

  大学の教育課程を修了した(卒業要件単位数については学則の別表参照)と認定された者は、卒業証書・学位記が授与されます。
 しかし、これだけでは医療業務に従事することはできず、医師国家試験に合格し医師免許証を取得してはじめて医師となります。

7 既修得単位等の認定
(1)  他の大学又は短期大学を卒業した者又は中途退学した者が当該大学で修得した単位のうち、教授会で承認された場合は、30単位を超えない範囲で本学で修得したものとして認定します。
 なお、認定手続の関係上結果の通知は5月下旬になりますから、それ迄は、通常通り講義に出て下さい。
(2)   財団法人日本英語検定協会が行う「実用英語技能検定」の1級及び準1級の合格者及び「TEST of English for as a Foreign Language(TOEFL)(財団法人国際教育交換協議会認定)」、及び「TEST of English for International Communication(TOEIC)(財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会認定)」において一定の得点を取得している者について、教授会で承認された場合は、英語の単位が認定されます。

8 大 野 賞

  大野賞は、故大野精七名誉学長の御遺族から、本学の医学教育の振興に寄与することを目的として寄せられた基金をもとにして制定されたものです。
  毎年度、札幌医科大学医学部を卒業する者のうちから、人物、学業が優秀で他の範となる者を選考し、卒業式の席上で表彰状を授与するとともに、記念品を贈って表彰します。


医学部 学事予定表


保健医療学部
  皆さんが、これから勉学を続けていくうえで必要な事項は、学則その他諸規程に定められていますが、ここでは、教育理念、目標及び各学科の概要について記載します。

1 保健医療学部の教育理念及び目標
 (1) 教 育 理 念
    本学部は、保健医療の総合的な教育の充実と研究・実践の発展に寄与することを目的としており、地域住民のニーズにこたえ、広く社会に貢献しうる看護師、保健師・理学療法士・作業療法士の育成をめざしています。
 (2) 教 育 目 標
    本学部は、教育理念に基づき、以下の教育目標を掲げています。
人間の生命と人権を尊重し、全人的に理解する態度をもつ
主体的、かつ創造的に問題や課題を提示し、解決していく能力をもつ
対象のニーズに応じた専門的な実践に必要な基礎的能力をもつ
保健医療福祉システムを総合的に理解するとともに、チームの一員として、対象を中心にして有機的に機能する基礎的能力をもつ
保健医療福祉水準の向上や発展に貢献する態度をもつ
専門職集団の発展に寄与する態度をもつ
文化や価値観の多様性を認め、広い視野と柔軟で豊かな感性を自ら培う態度をもつ
変化する日本及び国際社会のなかで、自己及び社会の課題を洞察し、発展的に対処・追求していく態度をもつ

2 学科の概要
(1) 看護学科(1学年 50人)
  看護とは、保健医療活動において、個人、家族、集団及び地域の人々を対象とし、人々の健康の保持増進、疾病の予防等、さまざまな疾病や障害とあらゆる健康問題に関わるものであり、高度な医療に対応する看護技術から人間の日常生活に関連する生活援助技術の提供、相談指導及び健康教育・管理までをも広く包含するものです。近年、高齢化社会の到来に伴う疾病構造の変化、人々の健康に対する意識の変化やニーズの多様化等に伴い、プライマリ・ケアを重視した包括的な保健医療ネットワークの確立が急務となっています。
 本学科では、看護師と保健師の統合した教育課程のなかで、人間の全人的理解を基盤に医療の高度化、専門化、地域社会に対応できる高度な看護能力の育成に重点を置いて、専門職業人としての能力や看護のリーダーとしての能力を備えた人間性豊かで、国際社会においても活躍しうる看護師、保健師の養成、さらに教育者、研究者としての基礎的能力を養うことを目的としています。
(2) 理学療法学科(1学年 20人)
  理学療法とは、小児から高齢者までの身体に障害のある人々に対し、発症の早期から携わり、徒手や機器を用いた運動療法や電気、水治療法などの物理療法によって基本的な機能の回復を図り、家庭や社会における自立性の獲得を援助することです。
 近年、障害者(児)に対する保健医療及び福祉の分野では、疾病構造の変化、人口の高齢化、障害の重複化、更には医療技術の急速な進歩、社会の情報化・国際化等の変化に伴い、高度な知識と技術を修得するだけでなく、社会の変化に対応しうる教養豊かなリハビリテーション技術者が必要になっています。
  本学科では、疾病や障害の早期リハビリテーションをはじめスポーツ人口の増加に伴う、外傷、障害の予防及び治療を目的とした理学療法、また、小児、障害者及び高齢者の在宅ケアを含む地域特性を考慮した地域リハビリテーションを重点に置いて教育を行い、科学性と幅広い知識を有する人間性豊かで、国際社会においても活躍しうる理学療法士はもとより教育者、研究者を養成することを目的としています。
(3) 作業療法学科(1学年 20人)
  作業療法とは、身体又は精神の障害に起因して、社会生活や日常生活が阻害されるような場合に、小児から高齢者までのあらゆる段階に合わせた心身機能の回復・維持やその促進、障害を克服しようとする意欲を喚起し、日常生活のための身の回り動作の自立や学業・職業などの社会復帰に必要な適応能力を高めるよう援助することです。
  近年、障害者(児)に対する保健医療及び福祉の分野では、疾病構造の変化、人口の高齢化、障害の重複化、更には医療技術の急速な進歩、社会の情報化・国際化等の変化に伴い、高度な知識と技術を修得するだけでなく、社会の変化に対応しうる教養豊かなリハビリテーション専門家が必要になっています。
  本学科では、特に心身障害者の社会復帰や障害児療育に必要な作業療法、また、高齢化社会にとって必要な在宅ケアを含む地域特性を考慮した地域リハビリテーションを重点に置いた教育を行い、科学性と幅広い知識を有する人間性豊かで、国際社会においても活躍しうる作業療法士を養成することを目的としています。

3 カリキュラム
  教育方針に基づいて、4年間一貫教育のカリキュラムが編成されており、第1学年においては、主として人間形成に必要な教養を培うための一般教育、専門教育の基礎的科目等の教育を行い、第2学年以降は、専門教育の全般にわたる教育を行います。

4 教育課程
本学部の教育課程は学則の別表第2に定められています。

5 単位認定について
単位認定は、最低、以下の観点から行われます。
(1) 履修届
   履修するすべての必修および選択科目について、所定の期日までに学務課教務第二係へ履修届を提出しなければなりません。
(2) 出席回数
   単位認定にあたり各科目の実施時間数の3分の2以上の出席を必要とします。
(3) 試験など
単位認定の方法
 単位認定のための評価は、科目担当教員の判断のもとに試験、レポートの提出、その他によって行われる。試験方法には、筆記、口頭または実技などがあり、科目の性質により決定されます。
試験
試験は、正規の試験、追試験及び再試験とします。
(ア) 正規の試験は、科目担当教員の判断のもとに行うものとします。
(イ)  追試験は、やむを得ない理由があって、正規の試験を受験できなかった学生に対して行うことがあります。
 追試験を受けようとする者は、正規の試験欠席届(別記第4号様式)のほか、病気の場合は診断書、事故の場合は事故を証明するもの等の書類を添付して、速やかに当該担当教員に願い出ること。
 病気その他やむを得ない理由とは、病気(医師の診断書)、交通機関の事故(証明書)、一親等・二親等の死亡、その他本学が特に認めた理由とします。
(ウ)  再試験は、正規の試験又は追試験において不合格となった科目を有する者に対して、当該不合格の科目について1回限り行うことがあります。
不正行為
  試験で、不正行為を行った者は、再試験を受験する資格を無くすほか、懲罰処分される場合があります。(P64「不正行為の取扱いについて」を参照)
(4) 成績の評価
   成績の評価は100点を満点とし、60点以上を合格とします。

6 進   級
  保健医療学部にあっては、進級の単位修得を基本とする考え方から、進級の制限は設けておりません。但し、履修を制限する科目を設けておりますので、科目によって、制限科目を修得していない場合、被制限科目へ進むことができない場合(事実上の留年)がありますので、シラバスにある各学科の履修方法をよく読んでください。

7 卒業
 大学の教育課程を修了した(卒業要件単位数については学則の別表参照)と認定された者は、卒業証書・学士の学位が授与されます。しかし、これだけでは医療業務に従事することはできず、国家試験に合格し免許証を取得してはじめて保健師・看護師・理学療法士・作業療法士となります。
 なお、当学部にあっては学則第27条に規定する卒業認定の時期は、3月及び9月(9月は4年を越えて在学した学生)とします。

8 就職
就職については、担当教員とよく相談してください。

9 既修得単位等の認定
(1)  他の大学又は短期大学を卒業した者又は中途退学した者が当該大学で修得した単位のうち、教授会で承認された場合は、30単位を超えない範囲で本学で修得したものとして認定します。
 なお、認定手続の関係上結果の通知は5月下旬になりますから、それ迄は、通常通り講義に出て下さい。
(2)  財団法人日本英語検定協会が行う「実用英語技能検定」の1級及び準1級の合格者及び「 TEST of English for as a Foreign Language(TOEFL)(財団法人国際教育交換協議会認定)」、及び「TEST of English for International Communication(TOEIC)(財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会認定)」において一定の得点を取得している者について、教授会で承認された場合は、英語の単位が認定されます。

10 朝比奈嫩葉賞、理学療法学及び作業療法学賞
(1)朝比奈嫩葉賞
 この賞は、故朝比奈嫩葉札幌医科大学衛生短期大学部講師の遺族から寄せられた基金をもとにして制定されたものです。   毎年度、札幌医科大学保健医療学部看護学科を卒業する者のうちから、特に人物が優れ、かつ、学業成績が優秀で他の範となる者を選考し、卒業式の席上で表彰状を授与するとともに、記念品を贈って表彰します。
(2)理学療法学及び作業療法学賞
 この賞は、石橋朝子札幌医科大学保健医療学部理学療法学科講師の定年退職に伴って委託された基金をもとにして制定されたものです。毎年度、札幌医科大学保健医療学部理学・作業療法学科を卒業する者のうちから、特に人物が優れ、かつ、学業成績が優秀で他の範となる者を選考し、卒業式の席上で表彰状を授与するとともに、記念品を贈って表彰します。


保健医療学部 学事予定表



海 外 派 遣 研 修
  (学務係 内線2182)

1 カナダアルバータ大学語学研修
 ・時  期 7月中旬〜
 ・期  間 約1ヶ月
 ・対  象 両学部全学年
 ・研修内容 一般英語コース・基礎医学英語コース
 ・単位振替 単位振替あります。
 ・経  費 自費40万円程度
 ・その他 後援会より100,000円の助成があります
2 カナダカルガリー大学臨床研修
 ・時  期 9月中旬〜
 ・期  間 約1ヶ月
 ・対  象 医学部5年生・6年生
 ・研修内容 「血液学」の臨床講義(カルガリー大学のカリキュラムへの参画)・研修内容の変更あります。
 ・単位振替 出席扱い、現地成績で評価
 ・経  費 40万円程度
 ・その他 後援会より100,000円の助成があります。


国  家  試  験 (教務第一係 内線2185・2186)
(教務第二係 内線2192)
1 試 験 地
 保健師及び看護師の国家試験は、全国11箇所、理学療法士及び作業療法士の国家試験は、全国8箇所、また、医師の国家試験は、全国12箇所で実施されます。
 北海道では、札幌市にある北海道厚生局(北区北8条西2丁目・札幌第1合同庁舎)が試験に関する手続等を行っております。
区  分 試験期間 試験科目・試験内容 合格発表
保 健 師 2月下旬
1日間
地域看護学、疫学、保険統計及び福祉行政論 3月下旬
看 護 師 2月下旬
1日間
人体の構造と機能、疾病の成り立ちと回復の促進、社会保障制度と生活者の健康、基礎看護学、在宅看護論、成人看護学、老年看護学、小児看護学、母性看護学及び精神看護学 3月下旬
理学療法士 3月下旬
1日間
[一般問題]解剖学、生理学、運動学、病理学概論、臨床心理学、リハビリテーション医学、臨床医学大要及び理学療法
[実地問題]運動学、臨床心理学、リハビリテーション医学、臨床医学大要及び理学療法
4月中旬
作業療法士 3月下旬
1日間
[一般問題]解剖学、生理学、運動学、病理学概論、臨床心理学、リハビリテーション医学、臨床医学大要及び作業療法
[実地問題]運動学、臨床心理学、リハビリテーション医学、臨床医学大要及び作業療法
4月中旬
医   師 3月下旬
3日間
臨床上必要な医学及び公衆衛生に関して、医師として具有すべき知識及び技能 4月下旬




学 生 担 当 教 員

本学部に学生担当教員及び副学生担当教員を置いています。
 学生担当教員は皆さんの最も身近な存在であり、親身になって学習上の指導や助言はもちろん個人的な相談にも応じてくれます。遠慮しないで気楽に学生担当教員を訪ねて指導や相談を受けるようすすめます。

平成14年度 医学部
第1学年 担  当  期  間

学生担当教員
副学生担当教員
14. 4. 1〜15. 3.31
一般教育科目等T
英語教授  森岡   伸(内線2570)
英語講師  山口 和彦(内線2571)
第2学年 担  当  期  間

学生担当教員
副学生担当教員
14. 4. 1〜14. 9.27
一般教育科目等U
生物学教授    吉田 幸一(内線2620)
生物学助教授  森谷 常生(内線2621)
14. 9.28〜15. 3.31
基礎医学部門T
生理学第二講座教授    青木   藩(内線2660)
生理学第一講座助教授  松山 清治(内線2651)
第3学年 担当期間

学生担当教員
副学生担当教員
14. 4. 1〜15. 3.31
基礎医学部門U
病理学第二講座教授    澤田 典均(内線2700)
病理学第二講座助教授  小海 康夫(内線2701)
第4学年 担当期間

学生担当教員
副学生担当教員
14. 4. 1〜14. 9.20
基礎医学部門U
薬理学講座教授    堀尾 嘉幸(内線2720)
薬理学講座助教授  八田 愼一(内線2721)
14. 9.21〜15. 3.31
臨床医学部門
耳鼻咽喉科学講座教授  氷見 徹夫(内線3490)
耳鼻咽喉科学講座講師  坪田   大(内線3493)
第5学年 担当期間

学生担当教員
副学生担当教員
14. 4. 1〜15. 3.31
臨床医学部門
放射線医学講座教授    晴山 雅人(内線3540)
放射線医学講座助教授  坂田 耕一(内線3536)
第6学年 担当期間

学生担当教員
副学生担当教員
14. 4. 1〜15. 3 .31
臨床医学部門
神経精神医学講座教授    齋藤 利和(内線3520)
神経精神医学講座助教授  小澤 寛樹(内線3519)


平成14年度 保健医療学部
区    分 第 1 学 年 第 2 学 年 第 3 学 年 第 4 学 年
看 護 学 科 学生担当教員 化学
教 授 藤井 博匡
     (内線2831)
基礎・臨床医学講座
教授 傳野 隆一(内線2853)
副学生担当教員 看護学第二講座
助教授 杉山 厚子
     (内線2866)
看護学第三講座
講師 和泉比佐子
    (内線2957)
看護学第三講座
助教授 平野 憲子
     (内線2864)
看護学第二講座
助教授 木原キヨ子
      (内線2851)
生物学
助教授 山田 惠子
     (内線2838)
理学療法学科 学生担当教員 化学
教授 藤井 博匡
     (内線2831)
基礎理学療法学講座
教授 武田 秀勝(内線2877)
副学生担当教員 基礎理学療法学講座
助教授 青木 光広
      (内線2874)
臨床理学療法学講座
助教授 小塚 直樹
      (内線2878)
基礎理学療法学講座
助教授 蛛@清美
      (内線2872)
臨床理学療法学講座
助教授 吉尾 雅春
      (内線2879)
生物学
助教授 山田 惠子
     (内線2838)
作業療法学科 学生担当教員 化学
教授 藤井 博匡
     (内線2831)
臨床作業療法学講座
教授 村上 新治(内線2880)
副学生担当教員 臨床作業療法学講座
助教授 青山  宏
      (内線2889)
臨床作業療法学講座
講師 池田  望
    (内線2886)
基礎作業療法学講座
助教授 中村眞理子
     (内線2884)
臨床作業療法学講座
講師 仙石 泰仁
     (内線2888)
生物学
助教授 山田 惠子
      (内線2838)




学生生活の手引き


学 生 心 得
 学生としての規律ある学生生活を営むために、次の事項を守ってください。

学 生 証
 学生証は、本学の学生であることを証明するだけでなく、通学時などにも必要ですので、常に携帯するように心掛け、次の事項に注意してください。
(1)  本証は、卒業まで使用するので大切に扱ってください。
(2)  本証をき損又は紛失したときは、速やかに「医学部は教務第一係、保健医療学部は教務第二係に申し出て、書き換え又は再交付を受けてください。
 なお、この際、写真(縦3cm、横2.5cm)を提出してください。
(3)  本証は、毎学年の始め(4月中)及び住所変更時に医学部は教務第一係、保健医療学部は教務第二係に提出して検印を受けてください。
(4)  卒業、転学、除籍等により学籍を離れた時、又は有効期間の経過したときは、速やかに保健医療学部は教務第二係へ返納してください。

学内の清潔保持について
教室等については、常に清潔を保つように努めてください。
学生福利厚生室、ロッカー室、シャワー室及び学生ホールについては、特に注意してください。

伝達、連絡事項について
(1)  伝達、連絡事項は、所定の掲示板により行うので、十分注意してください。
 医学部1年生の掲示板は東棟1階、カルテ庫廊下、保健医療学部1年生は保健医療学部棟1階エントランスホール及び各学科廊下にあります。
(2)  掲示の内容は、授業、試験、呼出し等学生生活と密接なつながりがある事柄なので、登、下校の際には必ず掲示板を見る習慣をつけてください。

学外からの呼出し及び伝言について
(1)  学外からの学生に対する私的な電話の呼出しに対しては、原則として応じないので、家族、友人等に知らせておいてください。
(2)  学生あての郵便物も取り扱わないので、上記と同様知らせておいてください。

拾得物、遺失物等について
本学構内で拾得物、遺失物等があったときは、直ちに大学守衛室(1階)及び病院内は、防災センター(附属病院地下1階)に届け出てください。

校舎の施錠時間について
 施錠時間は、平日の21時以降及び土、日、祝日の全日となっています。
 なお、施錠時間中の保健医療学部校舎への出入りは、2階又は3階の渡り廊下を通って東棟正面玄関を利用してください。

校舎内での喫煙について
東棟(医学部)は吸殻入れのある場所で喫煙してください。保健医療学部棟は全棟禁煙です。

自動車による通学の禁止について
学生用の駐車場がないので、自動車による通学は原則として禁止しています。

自転車の駐輪場所について
 自転車は定められた駐輪場所に止めてください。通行者や利用者に迷惑がかかるので遊歩道や附属病院駐輪場には絶対に駐輪しないでください。

10 セクシャルハラスメント・アルコールハラスメントについて
 学生に対するセクハラ防止の苦情相談員制度があります。セクハラ・アルハラの被害を受けたときは、泣き寝入りせずにすぐに相談員に連絡してください。

性的いやがらせ等学生に対するセクシュアル・ハラスメントを受けた場合の苦情相談員連絡先
(秘密は厳守します。)
氏  名 学 内 連 絡 先 氏  名 学 内 連 絡 先
所      在 内線 所      在 内線
田村  嘉子
宮下  洋子
旗手  俊彦
池田  聡子
渡辺  廣昭
橋本  恵理
学生健康相談室
医学部生物学教員室
医学部法学・社会学助教授室
医学部公衆衛生学実験室
医学部麻酔学助教授室
医学部神経精神医学講座医局
2189
2624
2588
2747
3569
3518
藤井  博匡
石塚百合子
大日向輝美
中村眞理子

保健医療学部一般教育科化学教員室
保健医療学部看護学科看護第二教員室
保健医療学部看護学科看護第一教員室
保健医療学部作業療法学科教員室

2831
2865
2858
2884


各種届出及び証明書交付申請の手続 (教務第一係 内線2185・2186)
(教務第二係 内線2192)
(学 務 係 内線2182)
(学 生 係 内線2193・2194)
 各種届出の用紙は担当係で備えています。
 また、証明書類の交付については、特別な場合を除いて原則として申請日から、医学部は翌日に、保健医療学部は翌々日に交付されます。
 担当係については、医学部学生は教務第一係、保健医療学部学生は教務第二係です。
 学務係・学生係の関係は、両学部学生を対象とします。
区    分 担 当 係 期  限 摘 要
学   生   証 教務第一係
教務第二係
入学時
その都度(再交付)
・毎年4月中に検印を受けること。
・再交付は写真(3p×2.5p)を添えて申請すること。
学生住所届、住所変更 学生係 その都度  
連帯保証人変更届
連帯保証人住所変更届
 
身 上 異 動 届 ・戸籍抄本1通を添付する。

区    分 担 当 係 期  限 摘 要
休   学   願 教務第一係
教務第二係
その都度  
退   学   願  
復   学   願  
再  入  学  願  

既取得単位認定申請書 教務第一係
教務第二係
その都度 成績証明書1通・卒業校のシラバスを提出。
実用英会話技能検定による
単 位 認 定 申 請 書
   
選 択 科 目 履 修 届
履 修 科 目 変 更 届
履修科目取り消し届


掲示により定める日  
必修科目履修届 教務第二係 各期開始第1週目の金曜日まで  

欠  席  届 教務第一係
教務第二係
その都度 3日以上連続して欠席するときは事前に届ける。
疾病のため7日以上欠席する場合は、医師の診断書1通を添付する。
定 期 試 験 欠 席 届 その都度事前提出 やむを得ない場合事後すみやかに提出する。


成績証明書
在学証明書
卒業見込証明書
卒業証明書
教務第一係
教務第二係
その都度  
大学院生・研究生の諸届 教務第一係
教務第二係
その都度  
大学院生・研究生の諸証明  
施設使用願 教務第一係
教務第二係
その都度 講義室等の使用許可
体育施設等の使用願 学生係 体育館・新琴似グランド等の使用許可

団体設立願 学生係 その都度  
団体設立継続願 毎年5月末日  
団体の重要事項変更願 その都度 代表者の氏名、団体の目的、組織・事業内容の変更
団体解散届 その都度  

学生寮の退寮願 学生係 その都度  

日本育英会・その他奨学生の出願 学務係 掲示により定める日  
学生旅客運賃割引証
通学証明書
(JR・地下鉄・市バスなど)
学生係 その都度 (大学院生を含む)

授業料減免願
授業料分納願
学生係 掲示により定める日 前期申請・受付 2月上旬(1年生は後期から対象)
後期申請・受付 7月上旬


旅客運賃割引証
 学生旅客運賃割引証は、学生の修学に伴う経済的負担を軽減し、学校教育の振興に寄与することを目的として発行されるものです。
 したがって、この制度は学生のみに適用される制度であるということを十分理解し、発行条件として定められた利用目的以外に使ったり乱用したりすることのないよう注意してください。
 学生旅客運賃割引証を発行できる場合は、次のとおりです。
 1 休暇、所用による帰省
 2 実験実習などの正課の教育活動
 3 学校が認めた特別教育活動又は教育・文化に関する正課外の教育活動
 4 就職又は進学のための受験等
 5 学校が修学上適当と認めた見学又は行事への参加
 6 傷病の治療その他修学上支障となる問題の処理
 7 保護者の旅行への随行
 この学生旅客運賃割引証の使用上の注意は、学生旅客運賃割引証の裏面に記載してありますのでよく読んでください。
 また、身分証明書の交付を受けていない学生に対しては学生旅客運賃割引証を発行しません。
 なお、発行枚数は年間1人10枚以内となっていますので計画的に使用するようにしてください。



福利厚生施設
施 設 名 場   所 営   業   内   容
売    店 中央診療棟2階
(内線
5777・5778)
平日
8:00〜18:00
土・日・祝
 9:00〜17:00
学生割引あります(一部除外品あり)お会計の際申し出ください。
取扱商品:パン・弁当・食料品・菓子・贈答品・日用雑貨・衣料品・白衣・文具・雑誌・新聞・宝くじ・各種券類
その他:切手・収入印紙・収入証紙・DPE・電報・コピー・FAX
中央診療棟1階
(内線 5776)
平日
8:30〜15:30
土・日・祝は休業
2階売店内テナント 平日
 9:00〜17:15
青果のみ土曜営業
青果・化粧品・生花・靴・鞄・時計・貴金属・展示即売コーナー
喫    茶 中央診療棟2階
(内線 5779)
平日
 8:00〜17:00
土曜日
 10:00〜14:00
日・祝は休業
軽食(カレーライス・各種ピラフ・トースト等)、飲み物(コーヒー・ジュース等)がありますのでご賞味ください。
ソフトクリームは、お持ち帰りできます。
外    商 臨床教育研究棟地下1階
(内線 3772)
平日
 9:00〜17:15
土・日・祝は休業
自動車教習料金(桑園自動車学校・中央自動車学校)学生割引にて受付いたします。
携帯電話(各メーカー)取次・パソコン等電化製品他何でもご相談ください。
宅 配 便 臨床教育研究棟地下1階
(内線 3771)
平日
 9:00〜17:15
土・日・祝は売店までお持ちください。
大学書房 大学東棟1階
(内線 4775)
平日
 9:00〜17:30
土・日・祝は休業
医学書・看護書他(取り寄せの場合は1〜3週間程度で入荷)
学生割引【税込価格から、現金→8%・図書券→3%引】
※注文品は入荷後2週間以内に引き取ること。
美 容 室 病棟地下2階
(内線 5784)
平日
 8:00〜18:00
(金曜日のみ19:00まで)
土曜日
 8:30〜15:00
日・祝は休業
学生割引あります。時間予約できます。
料金例:パーマ6,500円より、カット&ブロー2,300円
理  容  室 病棟地下2階
(内線 5785)
平日
 8:30〜17:30
土曜日
 8:30〜14:00
日・祝は休業
学生割引あります。時間予約できます。
料金例:調髪2,200円、パーマ4,410円
靴  修  理 病棟地下2階
(内線 5775)
平日
 9:00〜17:00
土・日・祝は休業
靴・傘の修理。合鍵の作製もします。
クリーニング 中央診療棟
地下1階
(内線 5783)
平日
 9:00〜17:15
土・日・祝は休業
各種衣類等の洗濯。
布団の丸洗い(自宅まで集配いたします。)
食    堂 臨床教育研究
棟地下1階
(内線 5773)
朝食
平日
 8:30〜9:30
昼食
平日
 11:00〜17:00
土曜日13:00まで
日・祝は休業
朝食はバイキング形式です。
昼食は、めん類、カレーライス・定食・丼等多くのメニューがあります。
学生・教職員は割引料金で食べられます。
また、午後2時からは特別メニュー(スパゲティー等)があります。
なお、セルフサービスになっていますので、各自で後片づけをしてください。
札幌医科大学交 流 会 館 中央区南1条西18丁目
(内線
4948・4949)
一階は交流フロアと職員用会議室、二階から四階は学生会室と各サークルの部室となっています。学生会室には学生用のコピー機(有料)があります。
飲み物、カップ麺の自動販売機及び電気式コンロ、テレビなど設置しており自由に利用できるスペースとなっています。


学生寮(男女共寮)
 本学の学生寮は、大学からほど近くに位置する「望獄寮」があります。
 収容学生数は限られていますが、独自の良い伝統を持ち、日常生活は寮生の良識と責任にもとづいて自主的に運営されており、快適に過ごすことができます。
 学生寮は、学生諸君の経済的負担を軽減するための厚生施設であるとともに、共同生活の体験を通じて、総合的な人間形成を目指す教育の場でもあります。

 望 獄 寮

所 在 地 札幌市中央区南6条西18丁目1番5号
          TEL 521-5911
居 室 25室:2階12室、3階13室(1室2名)
1室 19.27u(5.8坪)
建  物 鉄筋コンクリート造 3階建
延面積1,145.59u(346.55坪)
設 備 各部屋ベッド、机、椅子、クローゼット付
収容人数 50名 寮 費 年額 36,000円(食費、高熱水費別)

 入寮手続
   学生寮の入寮募集は、学部新入生、在学生を対象として毎年3月中旬に学生寮役員が行いますので、所定の手続きをしてください。
 入寮選考は、学務課長、学生寮役員が書類審査により行い、その結果にもとづいて、学長が入寮者を決定します。


下宿・マンション (学生係 内線2193・2194)
 下宿・マンション(アパートを含む。)紹介ファイルを、学生係カウンターに備えておりますので、自由に閲覧して利用してください。なお、大学として斡旋してないので、入居に係る交渉等は学生(保護者)が行うこととなります。
 医大周辺の下宿・貸間料金は、おおよそ次のとおりです。
部屋の広さ 下宿 マンション(ワンルーム)
6  畳 50,000〜78,000 35,000〜40,000
8  畳 55,000〜78,000 40,000〜45,000
10  畳 56,000〜78,000 45,000〜50,000

 他に二部屋以上のアパートもありますが、建物の新旧や設備等により料金が異なります。


アルバイト紹介 (学生係 内線2193・2194)
 本学の教育課程は、医療系大学の特徴としてかなり多い授業時間で編成されており、学生は自主的に学習しなければなりません。したがって、アルバイトをする時間的な余裕はあまりありませんが、どうしても経済的に困難な学生は、学生係に求職票を出してください。求人があった場合紹介しますが、授業との時間的な関連などを十分調べたうえで決めてください。
 なお、学外のアルバイト紹介機関として、内外学生センター札幌学生相談所(豊平区豊平6条6丁目5−35 札幌学生交流会館1階 TEL817−3611)があり、ここではアルバイト紹介のほか短期貸付の業務も行っています。


課 外 活 動
 学業以外に学生の責任に基づいてすすめられる自主的な活動があり、この活動を通じて趣味や能力を広く生かし全人格的な自己の向上が図られます。ここに課外活動の意義があるわけで、本学にはこのような活動を行う組織として部や同好会が設立されています。

1 年間行事

  課外活動の大きな行事は、次のようなものがあります。
(1)大学祭
   大学祭は、6月中旬に3日間の日程で行われていますが、道民に学内を公開して医学を広く紹介・啓蒙する医学展、サークル活動の成果を公開する展示・討論・講演など多彩なプログラムが盛り込まれています。
(2)体育祭
   10月中旬に3日間の日程で、教職員も参加して行われます。野球・サッカー・バドミントン・バレーボール・バスケットボール・ドッチボール・綱引きなどのほか、最終日には駅伝も行われています。
(3)文化芸術祭
   12月中旬に2日間の日程で文化系サークルの展示・発表が行われます。
(4)北海道地区大学体育大会
   道内の40大学(短大を含む。)間の交流と体位の向上を目的として、7月に開催されます。
(5)東日本医科学生総合体育大会
   関東以北にある医科大学・大学医学部の医学生によって開催される大会で、現在36校で構成されています。大会は夏季大会と冬季大会とがあります。同じ医学生の集まりであるだけに単に競技の勝敗にこだわることなく、人間関係のつながりを深めるよい機会なので大学としても、この大会への参加には極力後援をしており、より多くの学生が参加してほしいと願っています。

2 学生団体 (学生係 内線2193・2194)
(1)札幌医科大学学生会
   学生全員参加の組織であり、民主的運営のもとで学生の自主的な活動に関わること全てを取り扱う組織です。
団 体 名 特          色 部室場所
(大学交流会館)
 体     育     系     団     体  自動車部 自動車部では、熱い「走り」をしています。しかし、とっても雰囲気がよく楽しい部です。 3階 301号室
陸上競技部 競技中心の人や、ただ体を動かすのが好きな人が共存する部ですが、北医体・東医体上位入賞の実績のある部です。 4階 410号室
空手道部 月・水・金に練習してます。平成13年は東医体で優勝し、常に活気に溢れている部で、心身を鍛えたい人の入部を待ってます。 3階 306号室
ワンダーフォーゲル部 週末に自由参加で日帰りか一泊の登山等の活動をしています。他の部活やアルバイトと両立できる部です。 4階 404号室
弓道部 平成13年の争奪戦において優勝し、念願のU部昇格を果たした。次に狙うは東医体優勝と世界征服である。 弓 道 場
柔道部 月・水・金の昼休み、火・木の放課後に一時間前後の練習を行っています。部活しながらも自分の時間を持てます。 2階 207号室
スキー部 スキー部は、精力的に活動しています。OBには国体選手もおり、初心者も経験者も確実に上手になります。 2階 209号室
山岳部 夏山を中心にロッククライミング、沢登り、冬には山スキーなどの活動をしています。また、他大学の山岳部とも合同で山行したりと楽しんでいます。 4階 404号室
羽球部 週3回本校の体育館で練習行っています。北医体・東医体などの大会への参加を中心として活動しています。 3階 312号室
準硬式野球部 医大の中でも有数の伝統と実績を誇る部です。みんなで仲良く、東医体優勝を目指して活動しています。 3階 313号室
男子バスケットボール部 各大会の上位入賞を目指して活動しています。週3回の練習に励んでいます。バスケに興味のある人は練習を見に来てください。 3階 310号室
軟式庭球部 夏季は医大コート、冬季は医大体育館や近隣の小学校体育館で練習しています。東医体・北医体を一番の目標に活動しています。 4階 408号室
硬式庭球部 練習は週3回、年3回の個人戦と3つの団体戦があります。テニス以外にも楽しいことがいっぱいの部です。 2階 205号室
剣道部 剣道部は、2年間連続で東医体第三位及び北医体優勝など好成績を収め、今年は悲願の東医体優勝に向け、がんばっています。 2階 208号室
スケート部 スケート部では、とっても熱い「アイスホッケー」をしています。とってもアットホームな雰囲気で楽しい部です。 3階 305号室
サッカー部 サッカー部は、東医体・北医体・リーグの3大会の優勝が大きな目標です。楽しいサッカーをモットーに活動しています。 4階 406号室
男子バレーボール部 部員の大半が大学から始めた初心者ですが、平成13年は、道医体・北医体・全医体優勝、東医体準優勝と好成績を収めています。 3階 309号室
釣部 顧問の先生のもと、時間を見つけて活動しています。他部との掛け持ちも可能で、いろいろ活動したい人お勧めです。 4階 405号室
水泳部 水泳部は、部員数57名、現在、北医体二連覇中の強豪校です。週3回の練習にも多くの部員が集まる活気ある部です。 3階 307号室
ゴルフ部 ゴルフ部は、安い費用で練習できます。将来、職場等のコンペでスターになるために今からゴルフを! 4階 402号室
ラクビー部 初心者が大半ですが、楽しく活動しています。基礎からしっかり練習するので、初心者でもすぐに上達します。 3階 302号室
カーリング部 休部中ですが、5名の有志が集まれば、すぐに活動再開できます。詳細は学生会に問い合わせてください。 4階 412号室
軟式野球部 部員は学部、経験、性別(女子部員もいます。)を問いません。バイトと両立可能。各イベント大盛況で楽しく活動しています。 3階 311号室
女子バレーボール部 部員は経験・身長・成績を一切問わず入部していて、週3回活動しています。初心者でも楽しめる部です。 3階 308号室
女子バスケットボール部 部員全員仲良く練習・活動する雰囲気の良い部です。 3階 303号室
女子アイスホッケー部 みんな初心者から始め、どんどん上達してとても楽しい部です。年5回ある大会へ向けて活動しています。 3階 304号室
卓球部 「球になじむ」をスローガンに、国際規格に合わせて40o球を導入し、週3回の練習で励んでいます。
少林寺拳法部 休部中ですが、5名の有志が集まれば、すぐに活動再開できます。詳細は学生会に問い合わせてください。
Out Doorサークル スノーボードやキャンプなどアウトドアスポーツ全般を楽しみながら活動しています。  
スノーボード部 主に冬季に、合同練習やエアー大会、そしてボードツアーなどの活動をしています。 4階 407号室
札幌医科大学サーフィン同好会 平成13年に創設した新しい同好会です。部員も多く、イベント豊富な活気ある楽しい同好会です。
札幌医科大学フットサル同好会 週に3回練習し、月に2度のリーグ戦とカップ戦に参加するなどの活動をしています。カップ戦では準優勝しました。
 文    化    系    団    体 ESS 週に2回、外国人講師を招いて英会話を実践したり「ER」という外国ドラマを英語字幕で鑑賞するなど活動しています。 2階 203号室
将棋部 将棋を好きな人(初心者・未経験者)を歓迎します。月〜金の放課後に自由参加で活動しています。 4階 411号室
写真部 写真好きが集まっています。学校祭、文芸祭、そして、Cafeなどで個人展を開催し、楽しく写真活動しています。 2階 206号室
映画研究会 大学祭や文芸祭での映画上映会、講義室のプロジェクターでの映画鑑賞会を行うなどの活動をしています。 4階 409号室
茶道部 週に1回、17時〜19時に作法室で、学外の専門の先生を招き、本格的に活動しています。 保健医療学部
茶  道  室
民族舞踊研究会 アジア・ヨーロッパなど世界各地の民族舞踊を踊ります。普段は北大と合同で活動しています。 4階 401号室
JAZZ研究会 週に1回セッション(バンド演奏)を行い、その成果を、学校祭・定期演奏会・文芸祭などで発表しています。 3階 314号室
室内楽合奏団 弦楽器のみで構成された合奏団です。定期演奏会やクリスマスコンサート等、様々な活動を行っています。 2階 213号室
POPS研究会 春(新歓)・夏・冬の定期ライブをメインに活動しています。部員は初心者から経験者まで、色々なジャンルの音楽を楽しんでいます。 4階 413号室
演劇部 自由な雰囲気の部で、学祭公演と定期公演を行っています。誰でも気軽に訪問してください。 4階 403号室
メディカルマイコンクラブ 部員各自が、「好きな事を、好きな時間にヤル!」ことをモットーに活動しています。興味のある人は是非。 2階 202号室
UNIX NETWORK CLUB ネットワーク関連の知識を深める部ですが、最近は初心者向けのコンピュータ相談所みたいな活動をしています。 2階 201号室
札幌医科大学吹奏楽団 部員が二十数名という小編成のバンドですが、年3回の演奏会を行い、定期演奏会に向けて練習しています。 2階 210号室
イリス会 絵画から陶芸まで幅広い活動を行っている伝統ある美術系サークルです。
札医IFMAS 医療について、特に国際協力・NGO・ボランティアについて考える同好会です。国際医学生連盟に加盟しています。
  ※ 各団体の部室は札幌医科大学交流会館にあります。(中央区南1条西18丁目)
※ テニスコート(中央区南1条西18丁目)
※ 弓道場(中央区南1条西19丁目)
(2)団体の設立の手続き
   学内で団体(札幌医科大学学生会を除く。)を設立しようとするときは、顧問教員(専任の教授、助教授及び講師)を定めて団体設立願を提出し、団体設立許可書の交付を受けることになっています。
(3)団体の設立継続
   許可された団体が設立を継続しようとするときは、毎年5月末日までに団体設立継続願を提出することになっており、この手続きをしない団体は解散したものとみなされます。
(4)団体の変更及び解散
   団体の目的、組織及び事業内容等承認を受けた事項を変更しようとするときは、願い出て承認を受けてください。また、団体を解散するときは速やかに届け出をしてください。

3 集  会
 (学生係 内線2203・2194)
   学生が集会等のために大学の建物、施設又は備品を使用する場合は、あらかじめ所定の手続きにより管理責任者の承認をうけてください。

4 掲  示
 (学生係 内線2193・2194)
   学生が学内において掲示するときは、大学の定めた掲示場を使用してください。

5 遠  征
 (学生係 内線2193・2194)
   大学で認めた、文化・体育活動での遠征等のときは事前に学生係に届を提出してください。

6 登山届・合宿
 (学生係 内線2193・2194)
   登山や合宿をする場合には、事前に学生係に所定の届を提出してください。

体 育 施 設  (学生係 内線2193・2194)
 本学の体育施設には、次のものがあります。
 ・体育館(中央区南1条西17丁目)
 ・新琴似グラウンド(北区新琴似4条10丁目)
 ・白井小屋(南区定山渓白井川167)

1 体 育 館
   1階には競技場、トレーニング室が、2階には武道場があります。

2 新琴似グラウンド
   野球場とサッカー場(ラクビー兼用)が設けられています。遠くに手稲や藻岩の山々がながめられる閑静な住宅地にあり、36,361u(11,000坪)の広大なグラウンドで、本学からの距離は約8qです。(車で約30分)
 使用したい場合は、事前に学生係に届を出して承認を受けてください。
 なお、グラウンドには管理人がおりますので、使用の際はすべて管理人(電話765−5790)の指示に従ってください。

3 白 井 小 屋
   白井小屋は、昭和26年に当時の本学解剖学教授山崎春雄氏(故人)が中心となり、設計、場所設定などをして建築(シャレーというスイス・アルプスに実在するチーズ小屋をまねた様式)されたもので、最初は北海道林務部の所有となっていましたが、昭和35年9月本学に寄付されたものです。
 本学で管理する唯一の山小屋で、定鉄バス(定山渓発豊羽鉱山行)停留所「白井二股」から4.2km、約1時間半で到着します。付近には、白井岳(1,301m)、余市岳(1,488m)、朝里岳(1,281m)があり、主に冬山スキーとして有名な拠点となっています。夏は定山渓天狗岳(1,144m)を征し、小屋で憩うのも学生生活に有意義なことであり、大自然のまっただ中で新鮮な空気にひたることは、心身の健康保全に欠くことができないものと考えます。この小屋は、2階建(72u)、定員25名で、炊事用具・食器類及びストーブ・薪などを備えてありますが、利用者は毛布、ガスランプなどを持参してください。
 利用希望者は、学生係に申し込みの許可を受けてから鍵を借りてください。


後 援 会  (学務係 内線2182)
 「札幌医科大学後援会」は、本学の教育事業を後援し、その発展に協力することを目的とし、この目的を達成するために次のことを行っています。
 学長及び学生担当教員と父母との懇談や大学の現状について報告するホームページの開設や後援会だよりを発行しているほか、懇談会を地区別に開催しています。
 新入生に対して入学直後に、学部の教育方針や学生と教員がお互いの理解を深めるため、オリエンテーション最終日に教員との交流会を開催しています。
 学生が関係する大学際等各種行事並びにサークル活動に対する経費の助成をしています。
 学生傷害保険の保険料を負担しています。
 臨床実習の交通費、宿泊費の一部負担をしています。
 医学部6学年、保健医療学部4学年に対し、国家試験対策の経費の助成をしています。
 学生の国際交流への派遣助成をしています。
 その他、本会の目的達成上必要と認める事業に対し助成をしています。
 会費は、入学の際に全額納入することになっています。

医学部同窓会
 本会は、本学及びその前身である道立女子医学専門学校卒業生並びに本学の現職教授及び元教授を会員とし、相互の親睦を図り、同窓会名簿、会誌等の発行、講演会等の開催などを目的としています。この会が発足したのは昭和34年で、札幌、小樽、函館、道北、釧路、北見、室蘭、苫小牧、空知、十勝、東京、静岡、中部の13ヶ所に支部が結成されています。札幌医科大学になってから、今年で49回目の卒業生を送り出し、会員も4,130となって、今後の充実発展が大いに期待されています。

保健医療学部 同 窓 会
 本会は、本学卒業生、大学院卒業生、及び本学の前身である札幌医科大学衛生短期大学部卒業生、並びに本学の現教職員及び元教職員を会員としており、相互の親睦を図り、同窓会名簿の発行、各種行事の開催・参加などを目的に活動しています。衛生短期大学部同窓会が発足したのは昭和61年で、その後、保健医療学部1期卒業生の入会を得て、平成9年3月にその名称を札幌医科大学保健医療学部同窓会と改められました。現在、同窓会会員数は約1,300名となり、これからの保健医療を支えていくために本会の活動の充実発展が大いに期待されています。





授業料納入、減免奨学生制度

授業料納入、減免及び分納 (学生係 内線2193・2194)

1 納   入
   従業料は前期分を4月30日までに、後期分を10月31日までに納めなければなりません。
 納入の方法は、口座振替によって行いますので、所定の手続を行ったうえ、納期日までに必ず預金をしておいてください。本年度の授業料の額は、前期分248,400円、後期分248,400円ですが、授業料の改定があった場合、額を変更しますのでご承知ください。

2 減   免
   真にやむを得ない理由のため、学費の支弁が極めて困難な学生に対しては、願出により授業料を減免させる制度があります。ただし、入学した年度の前期分授業料はこの対象となりません。減免の種類はその期ごとの授業料の2分の1減額・3分の1減額及び全額免除の3種類があって、2月(前期分)・7月(後期分)に申請を受付けています。申請期限等はその都度掲示します。

3 分   納
   真にやむを得ない理由のため、学費の支弁が極めて困難な学生に対しては、願出により授業料を分納させる制度があります。なお、分納する場合の授業料の納期は毎月10日までとなります。

奨学生制度 (学務係 内線2182)
1 日本育英会
   日本育英会法に基づき、学業・人物ともに優秀かつ健康な学生で経済的理由のために修学困難な者に学費を貸与して、国家及び社会に有為な人材の育成に資するとともに、教育の機会均等に寄与することを目的とする制度です。奨学生となる者は、将来の奨学金の返還に対する明確な自覚と責任感を持つことが必要です。

  (1)奨学金の種類及び貸与月額
  種  類
    ・第一種奨学生 無利息で借用金額を返還します。
    ・きぼう21プラン奨学生 借用金額に年3.0%の利率をつけて返還します。
 (利率は変更されることがあります。)
  貸与月
   第一種奨学生
第一種奨学生 きぼう21プラン
大学奨学生 自宅通学 自宅外通学  
42,000円 48,000円 30,000円・50,000円・80,000円・100,000円の4種から選択
大学院奨学生 博士後期・博士医 博士・博士前期  
119,000円 85,000円 50,000円・80,000円・100,000円・130,000円の4種から選択
  (2)募集及び出願
     募集に際してはその都度掲示しますから、希望者は所定の期日までに学務係に願書・所得証明書(市町村長が発行するもの)等の必要書類を提出してください。
 出願者は、日本育英会札幌医科大学委員部会で選考のうえ、日本育英会に推薦されます。

  (3)決定及び通知
     日本育英会では、大学からの推薦に基づき選考のうえ採否を決定しますが、奨学生に採用された場合は、日本育英会から本学を経て、本人及び連帯保証人あてに通知されます。
 なお、資金の関係で採用人員に限度があり、たとえ資格があっても採用から漏れることがありますが、出願回数には制限がないので機会あるごとに出願するようにしてください。また、第一種奨学生の基準を満たしていない場合でも、きぼう21プラン奨学生として適格である可能性もありますので、希望者は学務係に相談してください。

  (4)奨学金の交付及び受領
     奨学金は、あらかじめ届け出た銀行の普通預金口座に直接振り込まれますので、奨学生は毎月11日以降(4・5月分は5月16日以降、2・3月分は2月12日以降)にいつでも払い出すことができます。

  (5)奨学金の受領資格確認
   確認手続きをしなかった場合は、第1回は6月分以降、第2回は12月分以降の奨学金が「振込保留」となります。
   確認手続きをしなかった者は、次回の確認日までに「奨学金振込保留解除願」を学務係へ提出してください。なお、提出が無いときは、奨学金を必要としないものとして「廃止」該当者扱いになりますので、注意してください。
  (6)奨学金の返還
     奨学金は、貸与終了(満期・退学・廃止等)と同時に返還方法などを記載した借用証書を、連帯保証人及び保証人と連署して育英会に提出し、その翌日から起算して6か月を経たときから20年以内に年賦の方法で返還しなければなりません。
 返還年賦額は、返還総額に応じて決められています。
 返還金は国からの借入金とともに奨学金の財源となりますので、後輩のためにも確実に返還を履行してください。返還を怠ったときは、延滞金が課されたり一括返済しなければならなくなったり、強制徴収されたりします。

  (7)奨学金の返還免除
   死亡・心身障害による返還免除
     本人が死亡又は心身障害のため返還できなくなったときは、願出によって免除されることがあります。
   特別免除(第1種奨学金にのみ適用)
     大学卒業後教育職に就職したとき、及び大学院修了後教育研究職に就職したときは、返還金の一部又は全額の免除が認められます。その制度は在学期間・就職する期限・在職年数に一定の条件があり、事前に所定の願・届を提出することが必要です。

2 北海道修学資金 (学務係 内線2182)
  (1)貸付の対象
     看護学科の学生で、本学を卒業後、道又は道内の市町村に保健師としてその業務に従事しようとする者、又は道内の医療機関等に看護師としてその業務に従事しようとする者に対し、修学に必要な資金を貸付けます。
・一般修学資金 32,000円(月額)
・特別修学資金 16,000円(月額)

  (2)貸付金の償還が免除される施設と就業期間
    保健師……道又は道内の市町村に免許取得後3年勤務した場合。
看護師……道内の200床未満の病院等に免許取得後3年勤務した場合。

  (3)募集、出願の手続き
    募集、出願の手続きについては、入学時(1年生)のみで4月に所定の掲示板に掲示します。

3 その他の奨学金 (学務係 内線2182)
   日本育成会のほかに、医師確保などを目的とする国や地方公共団体、民間団体などの奨学制度もあります。奨学生の募集時期はおおむね年度の初めに集中していますが、大学に募集通知のあるものはその都度掲示しますから、よく注意して見てください。
 このほか、各地方公共団体等では、出身学生のための奨学制度を設けているところもありますので、制度の有無、内容等については各都府県、市町村の教育委員会などに問い合わせてください。



健康管理・災害傷害保険制度


学生保健管理センター (学生係 内線2193・2194)
 学生保健管理センターの施設には、学生の保健管理のための「保健室・休養室」と「学生健康相談室」があります。
1 こんな時には保健室・休養室に
   授業中及び課外活動中のケガや発熱、頭痛、腹痛等に対して、専任看護師を窓口として、各月毎、輪番制による附属病院各診療科医師により応急処置を行っています。
 病気や体の異常について気になる時は、医師及び看護師が随時相談に応じています。必要に応じて、専門の医療機関を紹介します。
 また、体の具合が悪い時には、休養ができるようベッドを備えてあります。
・利用時間  月〜金曜日 9:00〜17:00
・場  所  東棟(医学部校舎)1階
・電  話  011−611−2111 内線2189
2 こんな時には学生健康相談室に
   学生健康相談室には専任のカウンセラーがおり、学生生活や人生問題、就職、将来のことなどあらゆる相談に応じます。
 学生生活を送るうちに、どうしても解決できない問題が起きたり、適切な助言のほしい時があります。いつまでも一人で悩んでいないで、気軽に、早く相談に来てください。
 個人の秘密が漏れるようなことは決してありません。
・利用時間  毎週火曜日 13:30〜16:30
・場  所  東棟(医学部校舎)3階
・電  話  011−611−2111 内線2189
※ 電話や手紙による相談も受け付けています。
3 健康の自己管理のために
   保健室・休養室には、身長計、体重計、体内脂肪計、血圧計、視力表などを備えておりますので、おおいに利用して日常の健康管理に役立ててください。

4 学生定期健康診断について
   学校保健法に基づき、学生の健康保持増進を目的に毎年5月下旬から6月にかけて実施しています。
 健康診断は健康管理の第一歩であり、自分の健康状態を知るために必ず受診し、医療者として常に自分の体に関心を持つよう心掛けてください。

5 センターからの「お知らせ」について
   保健管理センターの行事や呼出しは、両学部の学生掲示板及びセンター掲示板に掲示します。

6 そ の 他
  ・ 保健管理センターの利用は無料です。
・ 附属病院で診療を受ける場合は、学生でも費用の点で特別扱いをしていないので、保険証を提出して診察を受けてください。
・ 親元から離れている人は遠隔地扶養者保険証の発行を受けておいてください。


学生教育研究災害傷害保険制度 (学生係 内線2193・2194)
 この災害傷害保険は、学生が正課中、課外活動中、通学中及び学校施設等相互間移動中に災害事故により傷害を被った場合の補償救済制度です。任意加入が原則ですが、本学では入学時に新入生全員を後援会で一括加入させています。

支払保険金の種類と金額

1 死亡保険金(事故の日から180日以内に死亡したとき)
(1) 正課中、学校行事参加中の場合……………………………………………2,000万円
(2) ア以外で学校施設内にいる間および学校施設外で課外活動を行っている間
              ……………………………………………1,000万円
2 後遺障害保険(事故の日から180日以内に後遺障害が生じたとき)
(1) 正課中、学校行事参加中の場合
    その程度に応じて                  90万円〜3,000万円
     両眼が失明したとき……………………………………………………3,000万円
     1腕または1脚を失ったとき…………………………………………1,800万円
     1眼の矯正視力が0.6以下となったとき………………………………150万円
(2) (1)以外のその他の場合
    その程度に応じて                  45万円〜1,500万円
     両眼が失明したとき……………………………………………………1,500万円
     1腕または1脚を失ったとき……………………………………………900万円
     1眼の矯正視力が0.6以下となったとき…………………………………75万円

3 医療保険金
(1) 正課中、学校行事参加中の事故で医師の治療を受けたとき
平常の生活ができるようになるまでの治療期間 支払保険金 入院加算金
(180日を限度)
治 療 日 数      1日〜 3日
    〃         4日〜 6日
    〃         7日〜 13日
    〃        14日〜 29日
    〃        30日〜 59日
    〃        60日〜 89日
    〃        90日〜119日
    〃        120日〜149日
    〃        150日〜179日
    〃        180日〜269日
    〃        270日〜
  ───
   6,000円
  15,000
  30,000
  50,000
  80,000
 110,000
 140,000
 170,000
 200,000
 300,000
入院1日につき
4,000円
(注)入院加算金は、医療保険金に関係なく、入院1日目から支払われます。









(2) (1)以外の事故で学校施設内にいる間、学校施設外で課外活動を行っている間及び通学中・施設間移動中の事故で医師の治療を受けたとき
平常の生活ができるようになるまでの治療期間 支払保険金 入 院 加 算 金
(180日を限度)
治 療 日 数      1日〜 3日
    〃         4日〜 6日
    〃         7日〜 13日
    〃        14日〜 29日
    〃        30日〜 59日
    〃        60日〜 89日
    〃        90日〜119日
    〃        120日〜149日
    〃        150日〜179日
    〃        180日〜269日
    〃        270日〜
   ───
   ───
   ───
  30,000円
  50,000
  80,000
 110,000
 140,000
 170,000
 200,000
 300,000
入院1日につき
4,000円
(注)入院加算金は、医療保険金に関係なく、入院1日目から支払われます。







(注1) 上記の保険金は、生命保険、健康保険、他の傷害保険、加害者からの賠償金と関係なく支払われます。
(注2) 「治療日数」とは、障害を被り治療を開始した日から「平常の生活に従事することができる程度になおった日まで」の間の実治療日数(実際に入院または通院した日数)をいいます。治療期間の全日数が対象になるのではないことにご注意ください。
 ただし、通院している間について、平常の生活に著しい支障があると認められる期間があるケースに限って、「著しい支障期間」を個別に認定し、通院しなかった日数も「治療日数」に算入します。

臨床実習保険 (学務係 内線2193・2194)
 臨床実習中のちょっとした不注意による各種感染事故や実習相手等への事故の発生に対応するため、下記の保険に加入してもらうこととしています。
1 対 象 学 生
  (1)医学部5年生及び6年生
  (2)保健医療学部全学生

2 保険の内容
個人賠償責任 他人に怪我をさせたり、他人の者を壊したりして賠償責任を負った場合 限度額 1億円
感染症治療費補償 臨床実習等において事故により感染症に感染又はそのおそれがある場合 限度額 500万円
育 英 費 用 指定扶養者が事故により死亡した場合等 限度額 10万円
傷     害 事故により死亡又は後遺症を負った場合 限度額 100万円

3 保険料負担者
  学生の保護者

4 保 険 料(見込み)
  1年間 1,840円
2年間 3,250円
3年間 4,660円
4年間 5,880円

5 そ の 他
  詳細は、保険会社又は学生係へ




附属施設の利用案内



附属情報センター (基礎医学研究棟5F 内線2239)

 情報処理技術が医学医療に応用されるようになり、卒業後の医師や看護婦等が医学研究や医療実施の場において、適切な情報処理、情報の活用を行えることが重要となってきています。
 このため、情報センターでは学生に対する基礎的な情報処理技術の習得、さらに医学医療情報への応用能力を育成するために、教育支援システムとして情報処理教育用の機器及びソフト等の充実した教育環境を整備するとともに、医学医療情報の検索、学生間あるいは研究者との情報交換を行えるネットワーク環境を提供しています。

1 教育支援システムの概要
   2カ所のコンピュータ実習室において、学生用端末機器、教育用ソフトを利用して、基礎教育から専門教育までの幅広いカリキュラムのなかでの情報処理実習教育を行っているほか、学生の自学自習にも利用しています。

2 機器構成
コンピュータ実習室
基礎医学研究棟5階 保健医療学部棟1階
機  種 Apple Power Macintosh G3
     (OS:Mac OS X Server)
台  数 51台(教師用1台、学生用50台)
プリンタ 6台(カラー1台、モノクロ5台)
スキャナ 1台
機  種 DEEL Optiplex
     (OS Window NT Workstation)
台  数 51台(教師用1台、学生用50台)
プリンタ 5台(カラー1台、モノクロ4台)
スキャナ 1台

3 利   用
  (1)入退室
 各実習室の入退室は、当センターが発行するIDカードにより行っています。
 学生については、入学時にIDカードを配布しています。
  (2)利用時間
 各実習室は、原則24時間利用できます。
  (3)メールアドレス
 学生については、入学時に学生用メールアドレスを発行しています。

4 コンピュータ実習室利用上の注意
 コンピュータ実習室の利用に当たっては、次の利用上の注意を守ってください。
 もし、これらの注意が守られない場合には、情報センターとして利用資格の停止やファイルの強制閲覧・削除等の処置を行うことがあります。これとは別に大学として処分が科されることがあります。
(1) ソフトのインストールは絶対にしないでください。
(2) ログアウトの操作を行わずに、コンピュータ本体の電源を切らないでください。
(3) コンピュータ実習室への、飲食物の持ち込みはしないでください。
(4) 荷物を置いて利用者用システムを占領するなど、他人に迷惑をかける行為をしないでください。
(5) 自分が受講していない授業が行われている時には、その授業の担当教官の許可がない限り、授業中の講義室に立ち入らないでください。
 利用者用システムの利用者および利用時間は、情報センターで記録しています。目に余る場合には処罰の対象になることがあります。
(6) 自分の使用した用紙等は必ず後片付けを行い、使用した物品は元に戻してください。ホームページの印刷やマニュアルの印刷は行わないでください。これらは基本的に画面上で読むためのものです。
(7) 室内は禁煙です。喫煙は所定の場所で行ってください。
(8) 携帯電話・PHSなどは使用しないでください。
(9) 電源・照明・空調設備などの無断操作は行わないでください。また、最後に退室する方は消灯にご協力ください。
(10) 情報センターホームページにコンピュータ実習室の「利用手引き」「質疑応答」等を掲載していますので、閲覧してください。
(11) わからないこと、困ったことがあったときは情報センター(内線2249)に相談してください。

5 そ の 他
  (1)ネットワークシステム
 学内には光ケーブルを利用した高速のネットワークを構築しており、学外とは24Mの専用線で北大から学術情報ネットワーク(SINET)に接続されています。
  (2)各支援システム
 教育支援システムの他にも、教員・研究者の学術研究を支援する研究支援システム、地域医療機関の医師・医療技術者の診療診断を支援する地域医療支援システムを整備しています。
  (3)ホームページ
 情報センターホームページ http://web. sapmed. ac. jp/iccc/


附属図書館 (基礎医学研究棟2〜4F 内線2414)

 本学図書館は医学及び保健医療学に関する23万冊の蔵書の他に、情報化社会にふさわしく情報検索コンピュータやAV(視聴覚)システムを備えており、世界の最新情報を居ながらにして手に入れることができます。さらに快適な閲覧席、セミナー室など質の高い学習環境となっています。図書館への入退館はIDカード方式で、平日、土・日とも24時間まで図書館を利用することができます。

1 開 館 日
   定められている休館日を除き、毎日開館しています。

2 開館時間
区          分 開館時間(職員在勤) 特別開館時間(職員不在)
月曜日から金曜日 通  常  時  間 午前9時から午後8時 午後8時15分から翌日の午前0時
夏季休業及び冬季休業 午前9時から午後5時 午後5時15分から翌日の午前0時
土曜日・日曜日 午前9時から翌日の午前0時

3 資料の種類及び配置
(1) 図書は、4階の書架に主題ごとに配架されています。
(2) 学術雑誌は和洋別に雑誌名のABC順に配架されています。主要687誌は3階の新刊雑誌コーナーに、バックナンバーは3階書架及び4階集密書架に配架されています。
(3) 図書・雑誌とも図書館及び学内に所蔵されているかどうかはOPAC(本学所蔵データベース)を使って検索することができます。

4 利   用
(1) 図書館への入退館にはIDカードが必要です。
(2) 館内の資料は、自由に閲覧できます。
(3) 学生への館外貸出しは以下のとおりです。
  図   書 製本 雑誌 未製本雑誌 AV資料
冊  数 3冊以内 3冊以内 貸出禁止 3  点
期  間 7日間以内 3日間以内 館内閲覧のみ 館内閲覧のみ
(4) 本学にない資料は、国内外を問わず他の大学等からコピーで入手できます。

5 館内の施設
(1) 情報検索コーナーでは各種情報をコンピュータを使って探せるようになっています。
 大量の情報の中から短時間で目的の情報を探す場合にもっとも有効な手段です。ここではOPAC(本学所蔵データベース)や医学情報データベースが利用でき、またインターネットへの接続もできます。利用できるデータベースや使い方など、詳しくはカウンター係員にお尋ねください。
(2) セミナー室はグループ学習を目的とした部屋です。マルチメディアボードがあり、コンピュータを使ったグループ学習も可能です。予約制となっていますので、グループの代表者は図書館ホームページから申込みをしてください。
(3) AVルームは通常のデータベースでは得られない画像・音声等を中心とした電子情報資料(CD−ROM、ビデオ、ネットワーク等)が利用できる部屋です。特にCD−ROMは医師国家試験問題集や医学知識の整理等のシミュレーション学習に大きな力を発揮します。さらにリソースセンターとして画像を取り込んだ論文、レポート等の作成ルームとしても利用できます。
 図書館ではこの他にも様々なサービスを行っていますので、詳しくはカウンター係員にお尋ねください。


標   本   館 (基礎医学研究棟8F 内線2196)

 標本館は、医学、生物学的標本並びに資料を収集・製作・整理し、それらを系統的に展示し、本学学生及び教職員に実物教育を行うことを目的として、昭和47年4月に開館しました。

1 所蔵点数
(平成13年3月末日現在)
資    料    分    類 点   数
肉  眼  標  本 発     生     学 85
解     剖     学 439
病     理     学 465
薬     理     学 273
法     医     学 47
皮   膚   科   学 50
放  射  線  医  学
寄  生  虫  学 46
光 顕 用 ス ラ イ ド
投 影 用 ス ラ イ ド
生     物     学 5,658
解     剖     学 4,080
病     理     学 28,221
法     医     学
内     科     学 40
脳 神 経 外 科 学 101
眼    科    学 105
皮  膚  科  学 50
医 療 機 器 内科学・一般外科学関係他 471
ビ デ オ テ ー プ
16mm映画フィルム
解剖学、病理学、内科学他 78
パ  ネ  ル  他 生物学・眼科学関係他 217
図        書 臨床X線写真診断学大系
古医書・一般医学関係書
64
685
合        計   41,189

2 利用対象
本学学生・教職員・同窓生及び館長の許可を得た医学関係の学外者など

3 開 館 日
月曜日から金曜日までの午前9時から午後5時まで

4 休 館 日
(1) 日曜日・土曜日・国民の祝日及び年末年始(12月28日から翌年1月4日まで)
(2) 以上のほか、館長が必要と認めて休館する場合は、その都度、掲示します。

5 館内の諸施設及び利用法
   館内には人体の標本のほか、自学自習用として人体骨格標本と正常及び病理組織スライドを備え、常時利用できるようになっています。生物顕微鏡や情報機器などを備えているので、随時利用できます。
 学内学生及び教職員の利用には特別の制限はありませんが、利用心得と係員の指示に従い、効果的な利用に心がけてください。


医学部附属病院
 本学の医学部附属病院は、昭和7年に北海道社会事業協会附属札幌病院として設置され、その後、昭和20年に北海道庁立女子医学専門学校附属医院となり、昭和25年に札幌医科大学の附属病院、平成5年4月保健医療学部開設に伴い医学部附属病院となったものです。現在の病院等施設は、昭和58年中央診療棟及び病棟部分が完成、昭和60年に外来診療棟が完成し、合計病床数994床、年間手術件数5,438件(平成12年度)、一日平均外来患者数1,906名(平成12年度)、を数え、全国でも屈指の規模を誇っています。また、臨床教育と研究の中枢的機能を有するほか、災害拠点病院(基幹災害医療センター)やHIVブロック拠点病院、特定機能病院に指定されるなど、本道における中核的医療機関としての役割を果たしております。


医学部附属がん研究所

 がん研究所は、昭和30年9月がんに関する学理及び応用について研究する目的で設置されました。当初は、病理学部門と内科学部門の2部門でしたが、現在は、生化学部門、分子生物学部門、病理学部門の3部門からなり、所長及び専任職員17名のスタッフで研究に当たっています。
 現施設(2F〜4F)は昭和52年8月に完成し、研究室など55室約1,617uを有しています。当研究所では、基礎医学Uにおける学生の専門教育指導のほか、大学院生、研究生の指導等も担当しています。


医学部附属臨海医学研究所

 臨海医学研究所は、昭和43年9月利尻島に海産動物による医学の研究と離島医療対策等を推進する目的で設置されました。
 施設は、研究室、飼育室、宿泊室など約185uを有し、所長(医学部長)及び専任の助教授等を配置し研究に当たっています。利尻島は日本最北端に位置する国立公園の中にあって、海産資源に恵まれた風光明媚な島であり、研究所としては最適の環境にあります。その天然資源から、人体にやさしい医薬品の開発を目指し、探索を当地で、動物実験を東棟4階にある臨海医学研究所札幌研究室で行っています。