北海道分子生物学研究会(HAMB) 

 講 演 会 の お 知 ら せ


第 348 回 例会
演題

リン脂質代謝酵素と神経突起リモデリング
演者

金保 安則 先生

東京都臨床医学総合研究所薬理研究部門 部長

日時  2001年3月27日(火)16:00〜
場所  札幌医科大学 基礎医学研究棟1階 第2会議室
札幌市中央区南1条西17丁目


Phospholipase D (PLD)とphosphatidylinositol 4-phosphate 5-kinase (PIP-5kin)は、それぞれリン脂質シグナル分子と考えられているphosphatidic acidとphoaphatidylinositol 4,5-bisphosphateを産生するリン脂質代謝酵素であり、種々の細胞内シグナル伝達において重要な役割を果たしていることが推測されている。我々は、最近、これらのリン脂質代謝酵素が細胞膜ダイナミックスに重要であり、神経細胞においては突起の伸長や退縮に関与していることを見いだした。本セミナーでは、これらの知見を紹介し、その分子メカニズムについて議論する予定である。

共催 北海道分子生物学研究会
連絡先   加納英雄
札幌医科大学生化学第2講座 〒060-8556 札幌市中央区南1条西17丁目
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