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日時 | 2000年9月 19日(火)13:30〜14:30 |
場所 | 北海道大学 理学部5号館8階 5−813 |
大気汚染ガスは植物に様々な影響を及ぼし、我が国では大都市やその周辺において、オゾンを主成分とする光化学オキシダントによる被害が毎年観察されている。これまでの研究により、大気汚染ガスと接触した植物の葉内で活性酸素やエチレンが発生し、それらの物質が傷害に関与することがわかってきた。そこで遺伝子操作により、細胞内におけるこれらの物質量を減らすことで、大気汚染に強い植物を作成しようと試み、若干の成果が得られている。このような研究の状況について説明し、大気汚染ガスやその他のストレス要因による傷害発生の仕組み、特に細胞死の機構についての最近の議論についても紹介する。
共催 | 北海道分子生物学研究会 |
連絡先 | 米田 好文 北海道大学 大学院理学研究科 生物科学専攻(生物)・形態機能学講座I (ykomeda@pop.sci.hokudai.ac.jp) Tel/Fax 011-706-2739 |