北海道分子生物学研究会(HAMB) 

 講 演 会 の お 知 ら せ



第 325 回 例会
演題 

「バイオマテリアルによる細胞・遺伝子・薬剤の生体への導入技術とその将来展望」

(アテロコラーゲンによるDNAデリバリー技術を中心に)
演者

落谷 孝広

国立がんセンター研究所 がん転移研究室 室長

日時  2000年 6月 2日(金)16:00〜17:00
場所  遺伝子病制御研究所(旧免疫科学研究所)講堂


近年の分子生物学の飛躍的な発展とヒトゲノム解析プロジェクトの進展は、あらゆる生命現象を分子レベルで解明するのに革命的な情報を与えている。これらを背景に急成長し、今最もエキサイティングな研究分野として脚光を浴びているのが、バイオマテリアルによるドラッグデリバリー(DDS)、ティシュー・エンジニアリング(組織工学)、そして遺伝子治療である。本稿で紹介するバイオマテリアルによる生体への遺伝子導入方法は、まさにこの3つの分野にまたがる新しいテクノロジーといえ、特に生体への遺伝子導入の新手法としての可能性を紹介したい。

  主催  遺伝子病制御研究所
  後援  北海道分子生物学研究会
 連絡先  遺伝子病制御研究所・調節分野 (旧生化学)
      菊池 九二三 内線5535


[ 北海道分子生物学研究会ホームページ http://arabi4.agr.hokudai.ac.jp/HAMB/HAMB.html ]