北海道分子生物学研究会(HAMB) 
 講 演 会 の お 知 ら せ


第 311 回 例会
演題 
The Actin System in Mitotic Division
演者
Dr. Guenther Gerisch
Pre-president, Max-Planck-Institut fuer Biochemie

日時  2000年 4月 3日(月)15:30〜17:00
場所  北海道大学・理学部5号館・301号室


ゲリッシュ先生の初期のお仕事としては細胞接着タンパク質contact sites Aの研究(1973)が有名です。この研究は接着タンパク質として世界に先駆けてなされたもので、もう歴史的事実になっています。その後この研究に刺激をうけて、EdelmanのCAMや竹市雅俊のCadherinの研究が生まれ、最近の活溌な細胞接着タンパク質研究の嚆矢となりました。最近は数々の新規Actin 関連タンパク質を発見し、それらの機能を各種の変異体を用いて分子遺伝学的に解析すると共に、優れた細胞生物学的解析技術を駆使して研究を進めています。北大とは交流が多く、大の親日家です。研究に対する情熱と迫力など、院生を始め若い人たちにも示唆する多くのものを持っています。
  主催 北海道大学・理学研究科・生物科学教室
  共催 日本植物学会北海道支部
北海道分子生物学研究会
日本生化学会北海道支部
日本動物学会北海道支部会
 連絡先 北海道大学・理学研究科・生物科学専攻
落合 廣
Tel: 706-4468, Fax: 706-4851
e-mail: hochiai@sci.hokudai.ac.jp


[ 北海道分子生物学研究会ホームページ http://arabi4.agr.hokudai.ac.jp/HAMB/HAMB.html ]