Entered: [2000.04.16] Updated: [2000.05.16] E-会報 No. 47(2000年 4月)


会長退任に当って

北海道分子生物学研究会(HAMB)会長 飯塚 敏彦



 初代藤永先生,2代目大塚栄子先生の後を受け,2年間,会長を勤めさせていただきました.この2年間は,農学部の分子生物学研究会のメンバーが協力して下さるということで,特に庶務幹事内藤哲先生,事務官藤原久美さん,編集伴戸久徳先生にご苦労をおかけ致しました.

 幸い,次の会長は,札幌医大加納英雄先生に決定し,私は幸せな気持で北大を退官することが出来ます.

 私は分子生物学研究会に,創立の時から参加し,HAMBの活動に協力して参りました.この会のメーンの行事は,現在ではHAMB主催のシンポジウムであります.創立の頃は,遺伝子のクローニングならびに構造解析の講習もありましたが,これらの啓蒙行事は今や全く必要なく,活動の中心はシンポジウムにあり,日本で,あるいは世界で活躍されている代表的な先生方をお招きし,その先駆的なお話を聞くこと,となっております.

 日常の研究にご多忙な先生方とは思いますが,これら一線級の先生方の研究の進め方,アイデアには学ぶべきことが多々あり,これからも若い研究者,学生のご参加を切に希望するものであります.

 最後に幹事としてHAMBの活動の企画,行事にご協力下さいました方々に厚くお礼申し上げ会長退任のご挨拶と致します.


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