第６回臨床ストレス蛋白質研究会のご案内

日時　平成13年11月2日午後１時30分-３日午前11時30分
場所　ヒルトン小樽
連絡先　札幌医科大学医学部第一病理　鳥越　俊彦
Tel: 011-611-2111 (内線2691), Fax: 011-643-2310
E-mail: torigoe@sapmed.ac.jp
http://web.sapmed.ac.jp/patho1/clinical-HSP.html

参加費3000円，懇親会費3000円

プログラム
11月2日　13:30-
代表世話人挨拶　矢原一郎（MBL)
第６回会長開会挨拶　佐藤昇志（札幌医大第一病理）

セッション１．HSPの発現，局在，機能（座長：吉岡　俊正）14:00-
(1) HSP105の生化学的性質
秋田大学医学部小児科　松森　美香
(2) 哺乳類シャペロニンホモログ(HSP60/HSP10)の細胞内存在様式
秋田大学医学部生化学第二講座　伊藤　英晃
(3) 急性ストレス負荷時のラット胃粘膜におけるtra2β遺伝子の発現について
徳島大学医学部栄養生理　河合　智子

セッション２．細胞のストレス応答（座長：伊藤　英晃） 14:45-
(4) 胃粘膜細胞の自発的及びストレス性アポトーシスの分子機構とHSP誘導の効果
岡山大学薬学部　水島　徹
(5) アミリンペプチドによる膵β細胞死と小胞体ストレス応答
札幌医科大学医学部病理学第一講座　田村　保明
(6) インスリン変異体"Mody"を有するアキタマウスより樹立した膵ラ氏島β細胞株における小胞体ストレス応答
京都大学再生医科学研究所　細胞機能調節学分野 野崎　潤一

15:30-15:45 コーヒーブレーク

セッション３．HSPと抗原提示（座長：六反　一仁）15:45-
(7) 分子シャペロンによる抗原ペプチドの細胞内輸送と選択
札幌医科大学医学部病理学第一講座　大島　真
(8) MHC class Iによる抗原提示機構におけるHSP90の意義
札幌医科大学医学部病理学第一講座　上田　剛生

セッション４．疾患モデル動物の解析（座長：加藤　兼房）16:15-
(9) 分子シャペロンカルメジンの嗅覚ニューロン投射における役割
大阪大学　微生物病研究所　感染動物実験施設　蓬田　健太郎
(10) マウス老化アミロイドーシスの伝播機構の解析；個体間、母子間の伝播
信州大学医学部加齢適応研究センター　樋口　京一
(11) 廃用萎縮ヒラメ筋で神経支配依存的に誘導されるαＢクリスタリンとHsp27の応答
愛知県心身障害者コロニー　発達障害研究所　加藤　兼房

17:00-17:15 休憩

17:15-18:20 特別講演（座長：佐藤　昇志）
新規分子シャペロンORP150の多彩な機能
金沢大学大学院医学系研究科脳医科学神経分子標的 　小川　智　教授

18:30-20:30 懇親会

11月3日
セッション５．感染病態とストレス応答（座長：野村　馨）9:00-
(12) ムンプスウイルス持続感染細胞におけるHSP27誘導能抑制ストレス応答性アポトーシス耐性誘導の欠除
札幌医科大学医学部微生物学講座　横田　伸一
(13) ストレス応答プロテアーゼ欠失Salmonellaの病原性とワクチン効果
千葉大学大学院薬学研究院微生物薬品化学研究室 山本　友子
(14) Helicobacter pylori菌に対する胃粘膜上皮の感染ストレス応答
徳島大学医学部栄養生理学教室　河原　司

セッション６．ストレス蛋白質と病態（座長：木内　博之）9:45-
(15) 熱ストレスによるLPS血管透過性亢進作用の抑制
東京女子医大薬理学教室　菅沼　太陽
(16) 幼若ラットの副腎皮質におけるHSPとSOD発現の未熟性とステロイド分泌能の関連
東京女子医大内分泌内科　野村　馨
(17) Hyperuricemia presenting renal dysfunction; clinico-pathological prospective study of 3 cases
愛生病院　後藤　成生

10:30-10:45 コーヒーブレーク

セッション７．ストレス蛋白質制御による治療モデル（座長：永田　和宏）10:45-
(18) 肺虚血再灌流傷害に対するNF-κB阻害剤PDTCのドナー前投与によるHO-1誘導と効果
札幌北楡病院人工臓器・遺伝子治療研究所　土橋　誠一郎
(19) リボザイムを用いたHSP47遺伝子ノックアウトによる肝線維化抑制治療
札幌医科大学医学部第4内科　萩原　誠也
(20) HSP47アンチセンスを用いた肺線維症軽減モデル
大分大学医学部麻酔学教室　萩原　聡

11:30 閉会のあいさつ 佐藤　昇志