札幌医科大学 外科学第1講座 First Department of Surgery
お問合せ トップページ
ご挨拶
教室紹介
スタッフ紹介
診療チーム紹介
外来のご案内
研修プログラム
研修医募集
業績・研究紹介
診療チーム紹介
  肝チーム   胆・膵チーム   上部消化管チーム   下部消化管チーム   乳腺・甲状腺チーム
肝チーム
我々、肝臓チームでは、肝細胞癌および転移性肝癌などに対して年間60例を超える肝切除術を行っております(図1)。最近では、腹腔鏡を用いた肝切除手術(後述)が年々増加してきております(図1)。肝臓の手術を安全に施行するためには、肝機能と切除術式を術前に正確に評価する事が重要です。私どもでは放射線科のご協力を頂いて通常のCT画像から、胆管・肝動脈・門脈・肝静脈を抽出した画像にコンピューター処理を行う事で立体仮想模型を作製致します(図2)。これは、手術の計画を立てるのに非常に有効ですし、誰でもどのような手術を受けるのかが手術前に理解できます。肝臓の手術では個人特有の解剖を把握する事が大切ですので、私どもでは患者さま一人一人にオーダーメード手術シミュレーションを行っております。
図1
cc(図1)
図2
(図2)
術中ではその血管と切除領域を決めるために色素を使用し(図3)、肝臓内の住所にあった手術を施行いたしますので、無駄なく確実に切除できると考えております。肝臓の手術では腹部を大きく切らなければ安全に行えない症例もございますが、肝腫瘍の存在する位置や大きさによっては腹腔鏡を使用する事で小さな傷から肝臓の手術を行える場合もありますのでご相談ください(図4)。
図3
(図3)
図4
(図4)
また、私どもの肝切離には多くの器械を使用致します。通常はダイセクティングシーラー(DS)と超音波メス(CUSA)を使用しておりますが、当院の手術場ではバイポーラーシザース、アルゴンレーザー、ハーモックスカルペル、リガシュアーが常備されております。このような最先端の器械を駆使してより安全に手術が行われております(図5)。その結果、最近のすべての肝切除症例220例では無輸血率が約90%でありましたし、いわゆる術後の肝離断面からの合併症はほとんど経験しないようになりました(図6)。
図5
(図5)
図6
(図6)
最近の肝細胞癌の切除145症例に限りますと、全平均生存期間は約50ヶ月で5年生存率は約50%でありました(図7)。ステージ別で見ますと、ステージの進んでいない方の成績は5年生存率で70-65%でありました(図8)。転移性肝癌に対する肝切除術後の生存率では、5年生存率で約50%という結果でありました。最近当科で施行している肝切除前の全身化学療法施行群と未施行群で比較すると3年生存率で、それぞれ88.4% vs 72.6%であり、術前化学療法あり群で良好な傾向がありました(図9)。術後合併症においても術前化学療法の影響はほとんど認められず安全に手術可能でありました。
図7
(図7)
図8
(図8)
このように最先端の画像技術と手術機器のテクノロージーを駆使し、誰にでも明解な治療を行えるように診療にあたらせていただいております。また、手術以外の治療法での集学的治療にも他科と連携し行っておりますのでご相談ください。
ご相談窓口:070-6956-9504(担当:水口・目黒)
(図9)
(図9)
NEXT

トップページご挨拶教室紹介スタッフ紹介診療チーム紹介外来のご案内
研修プログラム研修医募集業績・研究紹介このページのTOPへ
Copyright(C) First Department of Surgery. Sapporo Medical University All Rights Reserved.