第44回 北海道Signa User's Meeting報告

日  時  2015年9月26日(土)15:00〜18:00

場  所  札幌医科大学 臨床教育研究棟2F 臨床第一講義室

参加人数  41名


プログラム


1. 製品紹介『ガドビスト静注 1.0mol/L シリンジ』
           バイエル薬品株式会社 ラジオロジー事業部
                      東日本エリア 学術担当  高橋 宏成 様

2. MRI学会レポート 〜 We ? MRI 〜
                          北海道大学病院 高森 清華 様

3. Signa甲子園2015 北海道予選会

4. ちょっと見て!ちょっと聞いて!何コレ?!
  ・本日の何コレ?!           札幌麻生脳神経外科病院 濱口 明巧 様

5. 目指せ!磁気共鳴専門技術者!! 〜 性能評価試験のやり方 〜
  Final Season:T1値,T2値測定試験のコツ
                       さっぽろ北口クリニック 干川 賢 様

6. 教えて!吉野さん!「造影検査と k-space の??な関係 - 基礎からDISCOまで - 」
              GE Healthcare MR営業推進部
                  アプリケーションスペシャリスト  吉野 要 様

<世話人だより>

 9月26日(土),第44回北海道SIGNA User's Meetingを開催しました.
 まずバイエル薬品株式会社 高橋様より新しく発売を開始しました,非イオン性MRI用造影剤「ガドビスト」の製品概要,使用方法についてお話していただきました.Gd濃度が1.0mol/Lと高濃度でT1短縮効果が高い造影剤であること,造影MRAでは注入速度を従来の半分にする事が出来るとことを説明していただき,また様々な臨床成績からガドビストの有用性や安全性を紹介していただきました.
 次に「MRI学会レポート」を北大病院 高森が行いました.今話題の情報から業務で使用できそうな演題,展示会場にあったMRI周辺機器などを紹介しました.
 メインイベントは「Signa甲子園2015北海道予選会」でした.今回のSigna甲子園は新たな試みとして,過去の演題をブラッシュアップしたものに限定するとしました.2施設よりエントリーいただき,どちらもすばらしい内容となっていました.勝利した施設さんには本戦の金賞を目指していただきたいと思います.エントリーをして頂きました
皆様,ありがとうございました.
 シリーズ企画の最終回になります「目指せ!磁気共鳴専門技術者!!」では,さっぽろ北口クリニックの干川さんにT1値,T2値測定試験について測定方法の解説や注意点,測定時間短縮のためのPointなどを紹介していただきました.これから専門技術者試験に挑戦する方々には参考になったのではないでしょうか.
 最後はGEヘルスケア吉野様に「造影検査とk-spaceの関係」と題してLAVAのk-spaceの埋め方からTRICKSやDISCOといった最新のアプリケーションの原理まで解説していただきました.
 今回は多岐にわたる内容でしたが,勉強になることが多かったのではないでしょうか.お忙しい中,お集まりいただきました皆様に感謝いたします.次回以降も皆様に楽しんでいただける会にしていけるように頑張りますので,ご協力をお願いいたします.

                                              文責:高森 清華


今回は41名の皆さまにご参加いただきました.予選会にどんな演題が出てくるかワクワクしますね!

手稲渓仁会病院の増山さんの司会で第44回UMがスタートしました.

先日発売になったばかりの造影剤「ガドビスト」の特徴をバイエル薬品の高橋さんにしていただきました.

MRI学会報告は北大病院の高森さんです.素晴らしいテーマ「We Love MRI」に表されるように,全国のMRI好きの方々が集まって盛り上がったようです.

1年間続けてきた「磁気共鳴専門技術者への道」も今日でラスト!さっぽろ北口クリニックの干川さんにT1値,T2値測定試験のコツを発表していただきました.

プログラムの最後はGEの吉野さんに造影検査とk-spaceの関係について,基礎から最新のアプリケーションであるDISCOに至るまで詳しく説明していただきました.