第34回 北海道Signa User's Meeting報告

日  時  2013年3月16日(土)15:00〜18:00

場  所  札幌医科大学 臨床教育研究棟2F 臨床第一講義室

参加人数  38名


プログラム


1. 教えて!新島さん!じゃなく前原さん!
  「SPGR講座 〜SPGRシリーズの深遠にせまる!〜」
         GE Healthcare MR Sales & Marketing部
            カスタマーアプリケーションスペシャリスト 前原 広治 様

2. 検証してみました 〜Signa甲子園2012の気になるネタ〜
  ・銅賞「バンディングアーチファクト解消術」
                         札幌秀友会病院 石井 亜紀 様
  ・金賞「Gate SSFSE & CCOMP SPGRを組み合わせた胸部MRI」
                        勤医協中央病院 太田 詞也 様

3. ちょっと見て!ちょっと聞いて!何コレ?!
  「 FLAIRの何コレ?!」         札幌医科大学附属病院 白勢 竜二 様

4. 〜再考,最高?〜 fast spin echo
  1. 原理とイメージングオプションを再考(ETL? eff TE? Bw?)
                     札幌医科大学附属病院 白勢 竜二 様
  2. 撮像条件を再考・・・適切な条件設定は?
                     札幌医科大学附属病院 鈴木 淳平

<世話人だより>

風も強く途中からは荒れた天候になる中、今回は38名の参加で始まりました。
まず初めは「SPGR講座 SPGRシリーズの深遠にせまる!」と題して、GEアプリケーションの前原さんからのお話でした。前回の「教えて新島さん」でも説明のあったSPGRシーケンスの復習から、FSPGRやVascular TOF SPGRがどのように時間短縮を行っているか、SPECIALとCHESSの違いや使い分け、最後にSPGRについてのQ&Aという形でお話していただきました。シーケンスごとでImaging Optionが入ったり入らなかったりについては、『仕様』ということで、しようがない・・・という締りになりました。
その後は世話人からの報告としまして、昨年行われたSigna甲子園2012の検証ネタを札幌秀友会病院の石井さんと
わたくし勤医協中央病院の太田からさせいただきました。石井さんからは銅賞の「バンディングアーチファクト解消術」、私は金賞の「Gated SSFSE & CCOMP SPGRを組み合わせた胸部MRI」の検証でしたが、どちらも現場ですぐに役立てられる技術なのでぜひ皆様も活用していただきたいなと思っております。
今回の「何コレ?!」は札幌医科大学附属病院の白勢さんから頭部画像を提供していただきました。FLAIR法でCSFが抑制され通常何も映らないはずのシルビウス裂内に、円形でhigh signal intensityなものが映りこんだと。酸素5リッ
トルを使用しながらの撮像だったようで、酸素飽和化されたCSFのin flowが画像化されたのではとの結論がでました。
なかなか珍しいものを見せていただきました。
続けて白勢さんからFSEの基礎講座1、「原理とイメージングオプションを再考」と題してお話していただきました。現場に出ると改めて基礎的なことを勉強する時間も作りづらくなると思いますが、とても理解しやすい内容になって
いたのではないでしょうか。
最後に札幌医科大学附属病院の鈴木さんから、「撮像条件を再考」と題して頭部領域のパラメータについて具体的な
お話をしていただきました。撮像パラメータについては皆様も色々と考えながら撮像していると思います。今回の検討が、今後の診療に役立てていただけたら嬉しいです。
参加された皆様、お足元の悪い中来ていただきありがとうございました。次回も実りある会になるよう努力していき
たいと思っております。新米世話人の太田でした。

                                              文責:太田 詞也


年度末の慌ただしい中、38名のSigna Userにご出席いただきました。いつもありがとうございます!

白石脳神経外科病院の木村さんの司会で第34回北海道Signa User's Meetingが始まりました。

まずは新島さんの代打前原さんによる「教えて!前原さん!」のコーナー。前回に続き、SPGRをさらに掘り下げていろいろと教えていただきました。

会場からも質問が多く出て非常に有意義な時間を過ごすことができました。

続いてはSigna甲子園2012で気になったネタを実際に検証する企画でした。まずは銅賞演題の検証を札幌秀友会病院の石井さんにしていただきました。

金賞演題の検証はUMデビューの勤医協中央病院太田さんに報告していただきました。どちらも日常検査に役立つと思いますので、ぜひお試しを!

最後は一般的に使われるシーケンスである Fast Spin Echo法に関する企画でした。まずは札幌医大の白勢さんからFSEの原理やImaging Optionについての基礎的な講義が行われました。

続いて札幌医大の鈴木より撮像条件の最適化に関して発表させていただきました。より良いコントラストを得るにはTR/TE、ETLだけでなくEcho Spaceも重要になりますので、条件設定の際はご注意ください。