第20回 北海道Signa User's Meeting報告

日  時  2009年9月5日(土)15:00〜18:00

場  所  札幌医科大学 臨床教育研究棟2F 臨床第一講義室

参加人数  41名


プログラム

1. ちょっと見て!ちょっと聞いて!何コレ?!
  1) なにこれ? 〜DWIの変化〜           禎心会病院 土田 修 様
  2) 頚動脈プラーク撮像における脂肪抑制について
     (Trigger Delayを変更しました)白石脳神経外科病院  木村 紀行 様
  3) 本日の何コレ?!         札幌医科大学附属病院 原田 邦明 様

2. 2009Signa甲子園 北海道大会

3. 特別講演
  『 外科が認めた仰臥位MR Mammography 』
                     札幌医科大学附属病院 白勢 竜二 様

<世話人だより>

 9月5日(土)第20回北海道SIGNAユーザーズミーティングが行われました。今回はSigna甲子園2009の北海道予選も行われるため出展者にとっては闘いの場でもあります。会場はいつもの階段状の教室。どこからでも視界は良好。席順は決まっていないのに、なぜか不思議といつも同じ席に同じ顔ぶれが座っているような(気のせいか…)
 最初は何コレ?!コーナーから開始。まず私が飛び込みで所見のハッキリしないDWI画像を一枚だけ提示させて頂きました。次に札幌医大・原田さんから豚肉はしっかり焼いて食べましょう!(1),(2) そして白石脳外・木村さんから前回からの頚部での脂肪抑制の件について、今までわかったことについて(途中で新島さんも飛び入り参加)教えていただきました。完全解決まではもう少しだそうで、次回に期待です。このコーナーでは会場から自由に声が飛び交い、まさにユーザーズミーティングでした。

(1)症例MRI画像から神経有鉤嚢虫症 neurocysticercosisの診断へと導いていただきました。
(2)こんな題名はついていませんでした。 m(_ _)m

 
いよいよ次は予選です。が、この先は本戦までは公開できません。ただ、今回も去年に引き続き北海道が優勝するのでは…
とだけ言っておきます。
 最後は札幌医大・白勢さんによる『外科が認めた仰臥位MRI Mammography』です。仰臥位での利点や撮像の工夫などコン
パクトに分かりやすく講演していただきました。

 次回もまた、みなさまよろしくお願いいたします。

                                                  文責:土田 修


今回のUMも41名という多くの方にご参加いただきました。さて、Signa甲子園2009北海道代表は誰の手に!?

まずは原田さんより予選の採点方法について説明がありました。

恒例の「何コレ?!」。本日の1番手は禎心会病院の土田さんより拡散強調画像に関する症例を提供していただきました。

2番手は白石脳神経外科病院の木村さんです。前回のUMで出たアドバイスを取り入れて、頚部のプラークイメージに再度挑戦し、非常にきれいな画像を取得されていました。

お待ちかねのSigna甲子園2009北海道予選を行うまえに、昨年の優勝者である札幌医大の白勢さんから優勝カップの返還が行われました。

予選の1番手は新札幌聖陵ホスピタルの酒谷さんでした。

2番手の麻生脳神経外科病院の浜口さん。

3番手のNTT東日本札幌病院の八十嶋さん。

最後に北海道社会保険病院の秋元さんの演題を代理で札幌秀友会病院の石井さんに発表いただきました。運命の結果やいかに!?

熱戦が繰り広げられた予選会のあとで、特別講演を白勢さんにしていただきました。外科がよろこぶ仰臥位MR Mammographyということで、札幌医大で行われている検査の流れを中心にお話していただきました。

見事北海道代表に選ばれた浜口さんに優勝カップを贈呈したところです。本戦では北海道勢の1、2フィニッシュを期待しましょう!!

今回から新たに作成した優勝カップです。来年もこのカップ(と副賞)を目指して頑張りましょう!
<Information>

次回の UM は 2009年12月12日(土)です。また多数のご参加をお待ちしております。