


今やどの診療科においてもCT・MRIなどの画像診断が治療方針を決定的に左右する時代であり, 放射線診断医は各科の医師に責任ある診断を下す「医者の中の医者」と言ってよいでしょう.
当院を支える画像診断システムの先進性は,北海道新聞で紹介されている通りです(平成13年9月4日朝刊12面)。
札幌医科大学医学部放射線医学講座の診断部門は、本学附属病院のあらゆる診療科を支援するばかりでなく、 道内の数多くの病院に人材派遣やネットワークによる遠隔画像診断で貢献しております。
毎週水曜日11:00〜12:30に塚本非常勤講師(前 北海道大学大学院医学系病態情報学核医学講座助教授)による
PETに関する医師向けのコンサルタント外来を開設致しております。
他院のPET画像について分からない事や再度読影の希望がございましたら御持参下さい。
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「なるべく切らずに治す」−これはもう誰にも止めることのできない時代の趨勢です. 毎日数分間寝ているだけで病気を治す放射線治療は, 手術や抗癌剤よりも体力的な負担が少ないことから需要は年々増え続けています.
患者さんの間でも口コミで「抗癌剤より楽」という噂が広がってきた様です. 当科で放射線治療を受ける患者さんの人数も,10年で3〜4倍という驚異的な勢いで増え続けており,
9月には1日当たりの患者数が最高記録を更新し106人に達しました.
札幌医大放射線科のLINAC(放射線治療装置)には,コンピュータ制御で病巣の形に合わせて放射線を照射できる 多分割絞り(写真左)を装備しており,
さらに「粒子線治療に対抗し得る究極のX線治療」として注目されている IMRT対応LINACを日本で3番目(北海道で1番目)に導入しました. 当院に引き続き,多数の施設がIMRT導入を予定しています.
当科では入院から外来まで一貫した主治医制を採用しており, 大学病院にありがちな「主治医が誰だかわからない」という弊害とは無縁で, 実際に多くの患者から信頼を集めております(本当). 当科は他の放射線治療施設とは一味違い,放射線治療の本場・英国 manchester の流れを汲む 正統派の治療法を受け継いでおり,副作用の少なさには定評があります.

IVR(Interventional Radiology)とは,血管造影(DSA),超音波断層撮影, 内視鏡などリアルタイムの動画像を観察しながら行う治療で,バラエティ豊かな治療手技があります. 手術より低侵襲(体力の負担が軽い),局所治療効果が高い,医療費が安い, 何回も繰り返し施行できる等の利点があり,技術の進歩と共に発展を遂げている分野です.

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