さまざまな治療法

 まぶたを手術する場合、切り取る大きさにより治療方法が異なります。
 まぶたの幅の1/3以下の欠損であれば、直接縫うことが可能です。
 1/3以上の欠損では、縫合できなくなります。
まぶたのように薄い皮膚と、筋肉と、小さいまつ毛などがある組織は、身体の他の部分には存在しません。そのため、いろいろな組織を組み合わせて、まぶたの形を作る必要があります。
 以下、代表的な手術法を紹介します。

欠損が浅く、皮膚だけの場合

 局所皮弁術・・V-Y伸展皮弁




 植皮術


欠損が深い場合

 上眼瞼

  1.交叉皮弁(switch flap)





  2.局所皮弁+組織移植(軟骨移植、粘膜移植)





 下眼瞼

  1.頬部前進皮弁





  2.遠隔皮弁(前額皮弁、耳前部皮弁)





上眼瞼+下眼瞼の広範囲の再建

 遊離組織移植+局所皮弁術+組織移植術(軟骨移植、皮膚移植)








TOP
Copyright(C)2012 Dept. of P.R.S. Sapporo Med. Univ. All Rights Reserved.