感覚統合障害学分野 方針

 ヒトは外界からの感覚情報と自己内部の情報とを統合して行動しています。この過程はまさに感覚統合であります。脳に障害を受けた場合、感覚統合過程は侵され、日常・社会生活は著しく困難なものになります。
 私たちのゼミでは、脳に障害を持つヒトの生活をより豊かにするために研究を行っています。小児から高齢者まで幅広い年齢を対象に、神経行動学、神経心理学、神経生物学、人間発達、適応行動、行動分析学などをキーワードに各自の専門領域への還元を目指して日々切磋琢磨しています。