臨床研修について
神経内科学講座の後期研修の詳細につきましては,ただいまウェブサイト掲載準備中です.
札幌医科大学附属病院の初期研修・後期研修についての概要は,下記リンクからご覧下さい.
札幌医科大学附属病院 臨床研修センター
卒後臨床研修標準プログラム
後期研修・専門医制度
神経内科にご興味のある医学生・研修医の方で,
夏期休暇中などに教室や病棟見学を希望される方
臨床研修についての質問のある方
お気軽に E-mail:neurol@sapmed.ac.jp までご連絡下さい.お待ちしております.
初期研修・後期研修についての教室説明会を開催いたします.詳しくは「お知らせ」をご覧下さい.
先輩からのメッセージ
「学生・研修医のみなさんへ」山本大輔
学生・研修医のみなさんは神経内科に対してどんなイメージを持っているでしょうか.学生当時の僕は,覚えることがたくさんあって,教科書を読んでもよくわからなくて,最も嫌いな科目の一つでした.もちろん神経内科医になろうなんて全然思っていませんでした.
それが5年生の臨床実習で実際に患者さんの神経所見をとってみて,もう少し勉強してみようかなと,軽い気持ちで6年生の選択実習も神経内科を選んでみました.5年生のときよりも多くの時間をかけて患者さんを診察していくうちに,神経所見をとる面白さを感じ始めました.研修医1年目に他院で実習した後,大学に戻ってきた訳ですが,実はこの時点では他科とまだ迷っていました.しかし,2年間の臨床研修の一番最後に,今度は(研修)医師として携わり,ここで自分がとった神経所見が診断に直結し(しかもハンマー=打腱器1本あればほとんどの診察ができる!),また多くの神経変性疾患の重症度や進行度,治療の効果判定を自らの手で判定できる点に魅かれました.さらに,消化器科における内視鏡検査にように,神経内科にも電気生理検査(神経伝導検査や針筋電図など)があり,血液検査や画像検査だけではなく自分で手を動かして検査を行うことができる点も魅力的でした.
これまで僕が神経内科医になるまでの経緯を述べてきましたが,みなさんそれぞれが得意分野,不得意分野をもち,また向き,不向きがあると思います.昔の僕のように神経が嫌いだという方も少なくないと思います.しかし現在の日本では数百人〜千人に1人がパーキンソン病(=難病)であり,多くの内科疾患には神経症状を伴うことから,将来的にどの科に進んだとしても,おそらく何らかの形で神経疾患に出会うことになります.神経の病気は治らないから・・・と思っている方も多いでしょうし,実際に多くの難病はまだ治癒することができませんが,それでも治療法が見えつつある疾患が徐々に増えています。また今まさに治療の研究が進んでおり,治らない(治せない)病気の治療法を探していくのも面白さだと思います.ですから,学生や研修医のうちに神経内科ってこんなことしてるんだな、というのを感じてもらえればと思います.そして,その中から一緒に神経を勉強していこうという方が出てきてくれると尚幸いです.
神経に興味のある方をお待ちしています.
「私が神経内科を選んだ理由」松村晃寛
色々な臨床症状の組み合わせから論理的に病態を類推する分野のほうが興味があって、学生時代は神経内科の他、脳外科や循環器内科にも興味はあったのですが、神経内科の神経学的診察が患者さんと直接触れる時間も最も長く、理学所見を丹念に取る事を重視しているように思えた点が一つ。
(これだけ診断機器が発達してきても尚、神経学的診察を積み重ねなければ成り立たない所が「昔ながらのお医者さん」像に最も近く感じられ、学生時代に好ましく思えたのでした。)
「神経内科は治療法のない病気が多く、患者さんの経過が可哀そう」という声を学生時代によく周りで耳にしましたが、神経難病で根治法が無くても残っている機能を生かしてADLの向上を目指したり、症状の改善が困難でも何とか患者さんのために協力できる事を探ろうとする姿勢が神経内科で最も強く感じられた点も一つ。
診察法も腹部触診の「色々な感触」や聴診での「音」とは異なり(これらも勿論大切ですが)、神経学的所見はきちんととることが出来れば、明らかに目に見えるようなものが多くて分かりやすく思えたのも一つ。
潜在的には、子供の頃にstrokeで重度の片麻痺・高次機能障害を患った大叔父さんの姿を見たのもインパクトが強かったかも知れません。


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