神経内科とはどんな診療科なのでしょうか?

 人体には脳や脊髄から手足や内臓などの末梢へ,また末梢から脳や脊髄へ神経が走っており,体内でさまざまの情報の伝達がされており,これによりものごとを記憶したり判断したりできて,手足を動かすことができます.また,熱い冷たい・触れた感覚・振動や関節の向いている方向などの感覚が分かります.さらに心臓の働きや腸管の動き,汗のかきぐあいなどを調節することができます.
 こうした神経系同士の脳でのつながりや,神経と筋肉のつながりが良好か否かを調べるのが神経内科です.

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2001年1月〜12月までの1年間に当科を受診された患者さんの受診時の主な症状です.

「しびれ」には,手指,上肢(腕),下肢(太ももやすね,ふくらはぎなど),足(足の裏や甲)などさまざまな部位が含まれています.

「その他」には,視力低下・視野障害,細かな動作のしにくさ,排尿障害,痙攣発作,一過性意識障害,立ちくらみ,物の食べにくさなどが含まれています.

上記には院内の他科から紹介された意識障害(ひと月に5人〜10人前後)の方や,検査・神経評価目的の患者さんは含まれておらず,あくまでも御本人の訴えがあって来られた方を対象としています.

このような症状を感じたら,神経内科を受診してみてはいかがでしょうか.

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神経内科は

中枢神経(大脳,脳幹,小脳,脊髄)に由来する疾患・症状,

末梢神経(運動神経,感覚神経,自律神経)に由来する疾患・症状

神経筋接合部,筋肉に由来する疾患・症状 について診療しています.

神経内科の病名は耳慣れなくて,一度聞いても憶えきれないものも多いのですが..

中枢神経に由来する疾患としては
多発性硬化症,パーキンソン病,脳炎,髄膜炎,てんかん,脳血管障害,脳腫瘍,脳膿瘍,脊髄小脳変性症,多系統萎縮症,クロイツフェルト−ヤコブ病,筋萎縮性側索硬化症,急性播種性散在性脳脊髄炎など
脊髄炎,脊髄腫瘍,脊髄血管障害・血管奇形,頚椎椎間板ヘルニア,変形性脊椎症,HTLV-I関連ミエロパチー,脊髄空洞症,スモンなど

末梢神経に由来する疾患としては
多発神経炎,多発単神経炎,手根管症候群,糖尿病性ニューロパチー,栄養欠乏性ニューロパチー(ビタミン欠乏性,アルコール性など),ギラン・バレー症候群,慢性炎症性脱髄性多発根神経炎,遺伝性ニューロパチーなど

神経筋接合部,筋肉に由来する疾患としては
多発筋炎,皮膚筋炎,進行性筋ジストロフィー,筋強直性ジストロフィー,周期性四肢麻痺,重症筋無力症,ミトコンドリアミオパチー,遠位型ミオパチー,内分泌性ミオパチーなど

があります.

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