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変わる臨床実習

1. 国際標準の医学教育とは?

2023年以降、国際認証を受けていない医科大学・医学部卒業生に対して米国医師国家試験の受験を認めないというECFMGの宣言に端を発し、日本においても国際標準の医学教育認証評価制度が導入される計画が進められています。

国際標準の医学教育で求められていることって何だろう?
 ・臨床実習期間が「概ね2年間」へ増加(現在:1年4ヵ月)。
 (地域包括型診療参加臨床実習は平成31年4月以降必修化予定)
 ・真の診療参加型臨床実習であること。
 ・多職種連携を円滑に行い患者との接触機会を十分確保し、プライマリケア診療を含めること。
などが求められています。今後これらを含めた臨床実習が導入されます。

2.地域包括型診療参加臨床実習の4大ポイント

( 1 )臨床思考力UP!医療チームの一員として診療参加

チーム医療の一員として


・従来の見学型から医療チームの一員として、回診・検査・処置・
   治療において役割を持ってチーム診療に参加します。
・大学では多く経験できない一般的な症例に対する臨床推論・対応
   力を身につけます。
・4週間実習協力病院に滞在し外来→入院→退院と、他の診療科と
   連携しながら一連の症例経過等を学習します。
・チーム医療の中で、コミュニケーション能力を養成します。

( 2 )プレゼンテーション力UP!学生症例発表会(ICT連動型教育)

学生症例発表会の様子


・チーム医療に必要なプレゼンテーション能力を養成します。

・担当患者の症例発表と帰学後の経過を追跡します。

・学生が知っておくべき獲得した様々な秘訣について、知識・スキ
  ルを学生間で共有します。

( 3 )地域医療のしくみを実感!サテライト施設における地域密着型実習

サテライト施設
・サテライト施設で地域における医療・保健・福祉・行政のしくみ
 を学習します。
・多職種による連携・協働を理解します。

( 4 )大学と実習病院の協働による充実した指導体制

指導体制図
・指導医、後期研修医、初期研修医による屋根瓦式の教育体制でし
 っかりサポートします。
・大学から教員を定期的に視察派遣し、実習内容を調整・改善しま
   す。
・救急(夜間含む)、ドクターヘリなども実習可能です。

最終更新日:2013年08月23日




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