現代GP「第3回 メディカル・カフェ」 開催報告
 第2回メディカル・カフェ :
「脳が傷つくとどうなる? 脳のなかの役割分担」
 ゲスト: 大槻美佳さん(北海道医療大学心理科学部 准教授)
 開催日時: 平成20年8月10日(日) 13:30〜15:00
 開催場所: Sapporo55ビル・紀伊国屋書店札幌本店インナーガーデン
札幌医科大学・北海道医療大学主催
 
 現代GP「双方向型医療コミュニケーション教育の展開」は、平成20年8月10日(日)13:30より紀伊国屋書店札幌本店インナーガーデンにおいて、2008年度前期受講生(札幌医科大学・北海道医療大学の学生)による「第2回メディカル・カフェ」を開催しました。
 今回は、北海道医療大学心理科学部大槻美佳さんを迎えて「脳が傷つくとどうなる?脳のなかの役割分担」という内容でお話をお聞かせ頂きました。
 本カフェは、現代GP「双方向型医療コミュニケーション教育の展開」に基づいて実施されている札幌医科大学・北海道医療大学合同授業を受講した学生が、授業で得た知識や経験をもとに企画・立案した「メディカル・カフェ」実習の第一回目でありました。両大学の学生が互いに協力しながら作り上げたカフェであり、当日は担当学生以外にも多くの学生がスタッフとして参加し、会場設営、受付、案内、進行などに積極的に関わりました。
 
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お手伝いも含め大勢の学生がスタッフとして参加しました。(青いTシャツ)
札幌駅西側にあるSapporo55ビル紀伊国屋書店インナーガーデンで開催しました。
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紀伊国屋書店前の空きスペースが学生の手で「メディカル・カフェ」のスペースに。
丁寧な受付・資料配布が行われ,参加者から好評を得ていました。
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まず,現代GP「双方向医療コミュニケーション」実施担当者から本取り組みについて概要説明がありました。
司会の学生から大槻さんの紹介がありました。
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大槻さんから「脳が傷つくとどうなる?脳のなかの役割分担」に関してお話を頂きました。
通路に人が溢れるほど沢山の市民の参加があり,立ち見の方々もおられました。
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参加者から多数の質問が寄せられました.鋭い質問も多く,活気ある楽しい双方向コミュニケーションとなりました。
学生の笑顔が輝いていました。
 
 一般参加者は、10代〜70代までの幅広い年齢層で、新聞記事、チラシ、広告などから情報を得て来場しておられました。感想として「普段聞くことのできない脳の働きを理解しやすい言葉で解説していただき勉強になりました」「質問形式で参加者も参加できた」「両方向のコミュニケーションがとれることは医療問題ではとても大切だと思います」「質問カードのシステムは素晴らしい」という、講演内容や形式に対するご意見だけではなく、「メディカル・カフェは無料で参加しやすく一般の方たちにもとてもよい企画だと思います。次世代を担う医療を支える若者たちのやさしさや情熱にも感動しました、今後も頑張ってください。みなさん笑顔が素敵です!」「次世代に活躍が期待される医学生さんと市民が積極的に対話でき、多いに頼もしいです。病気だけではなく心もみられる、心のわかる医療者が今後沢山誕生されるのを期待します」など学生の取り組みに対しても多数のご意見、励ましや感謝の言葉を頂き、大変好評の中終了となりました。
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