現代GP「メディカル・カフェ」 開催報告
  第1回「メディカル・カフェ:ドキドキのひみつ-心臓のうごくしくみ-」
開催日時:平成20年2月29日(金)18:00〜20:00  開催場所: Sapporo55ビル・紀伊国屋書店札幌本店インナーガーデン
札幌医科大学と北海道医療大学主催、北海道大学・科学技術コミュニケーター養成ユニット:CoSTEPの協力
 
 現代GP「双方向型医療コミュニケーション教育の展開」は、平成20年2月29日(金曜日)午後6時〜8時、Sapporo55ビル・紀伊国屋書店札幌本店インナーガーデンにおいて、第1回「メディカル・カフェ:ドキドキのひみつ-心臓のうごくしくみ-」を開催しました。
この市民参加型の「メディカル・カフェ」の開催は、札幌医科大学と北海道医療大学が主催し、北海道大学・科学技術コミュニケーター養成ユニット:CoSTEPの協力。紀伊国屋書店札幌本店とSapporo55ビルのご厚意により、無事開催の運びとなりました。
「メディカル・カフェ」は、市民と研究者をつなぐ「双方向コミュニケーション」の「場」である「サイエンス・カフェ」の医療・医学版です。「メディカル・カフェ」の開催目的は、市民のニーズが高い医療・医学・正確な健康情報等に関する双方向コミュニケーションの「場」であると共に、札幌医科大学・北海道医療大学の将来の北海道の地域医療を担う学生達が、医療の第一歩である「コミュニケーション」を学ぶ「場」の創出でもあります。
「メディカル・カフェ」は、札幌医科大学と北海道医療大学の共同事業でもあり、両大学の連携によるイベントの一つとして定期的に開催される予定です。
第一回目は、「ゲスト」として、本取組の代表でもある當瀬規嗣医学部長(札幌医科大学医学部生理学第一講座教授)」、「ファシリテーター」(ゲストとのやりとりで、質問しやすい雰囲気を促進させる役割)として、隈本邦彦特任教授(北海道大学・科学技術コミュニケーター養成ユニット:CoSTEP)を迎え、心臓が動く仕組みや、心臓に関する様々な疑問について分かり易く市民に伝え、活発な質疑応答が行われる「場」となりました。次回のカフェ(7月以降を予定)からは、4月開講予定の本取組による教育プログラムを選択した学生達が企画・開催する予定です。
@ メディカル・カフェの効果について
  「メディカル・カフェ」の開催は、紀伊國屋札幌本店とSapporo55ビルのご協力により、インナーガーデンという札幌駅に隣接した非常に良い立地条件で開催することが出来ました。「メディカル・カフェ」の進行を北海道大学科学技術コミューター養成ユニット:CoSTEPのご協力をいただく等、多くの方々に支えられ開催することができました。市民参加型であることから誰でも無料で参加できるという「カフェ」の利点を生かし、気軽に市民が参加し、従来の講演会形式とは異なる「双方向コミュニケーション」の「場」の創出が可能となりました。関係者も含め今後の開催を期待する声を多くいただき大盛況で終えることが出来ました。
A 今後の事業への反映
  「メディカル・カフェ」に来場された市民の方達から、今後も是非継続して欲しいというご意見等を多くいただきました。また、アンケート結果も同様の意見が多く、「メディカル・カフェ」への期待の大きさを感じ取る事が出来ました。医療・医学における身近な疑問を投げかけられ、すぐに答えを得られる場(双方向コミュニケーションの場)として大きな反響を得ることができました。市民からのアンケート結果を反映させて、より、市民との双方向コミュニケーションを図る「場」として充実させていく予定です。
B 参加された方の人数と業種
 今回のカフェの定員は約100名でしたが、立ち見で参加された方達も多く、一般 80名、医療系大学生 10名、教職員15名、100名以上の参加者となりました。通りがかりで参加していただいた市民の方も大勢いらっしゃいました。
 
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