「現代GPシンポジウム」 開催報告
 「メディカル・カフェ-医療系大学における双方向コミュニケーションの可能性-」
開催日時:平成20年2月23日(土)  開催場所:北海道新聞社 7階特別会議室
札幌医科大学・北海道医療大学主催、北海道新聞社共催、北海道大学・科学技術コミュニケーター養成ユニット協力
 
  平成19年度に採択された本取組「双方向型医療コミュニケーション教育の展開-多職種参加型「メディカル・カフェ」の開設による地域医療の向上を目指して-」を開始するにあたり、平成20年2月23日(土)に本取組のシンポジウム:「メディカル・カフェ-医療系大学における双方向コミュニケーションの可能性-」を札幌医科大学・北海道医療大学主催、北海道新聞社共催、北海道大学・科学技術コミュニケーター養成ユニット協力により開催しました。
  開催目的は、本取組を北海道の広域圏に広報し、関係者の方々に理解と協力をいただく場、更に地域住民の医学・医療リテラシーの向上を図り、北海道の地域医療問題等の解決に向けて、新たな医学教育モデルをメディア・教育機関双方から寄与することを目的として開催いたしました。
  両大学学長出席のもと、両大学の本取組代表である當瀬規嗣医学部長
阿部和厚心理科学部長から、それぞれ取組の説明がありました。
取組の説明後に、隈本邦彦氏(北海道大学科学技術コミュニケーター養成ユニット特任教授)に、「患者の権利と双方向医療コミュニケーション」と題してレクチャーを行っていただきました。 また、基調講演として、小出五郎氏(日本科学技術ジャーナリスト会議会長、元NHK解説委員)に「医療=人×技術×システム×情報」と題した基調講演を行っていただきました。
@ シンポジウムの効果について
 本シンポジウムの開催により、北海道内の医療系大学関係者、一般参加者に、本取組の目的と、医療における「双方向コミュニケーション教育」の重要性と社会のニーズを理解していただく事が出来ました。更に関係者の方々や一般参加者とのコミュニケーションを図ることが出来ました。更に、地域密着の市民参加型シンポジウムを継続していきます。
A 今後の事業への反映
  本シンポジウムを終え、更なる本取組への期待したご意見等をいただきました。また、一般の方々に、札幌医科大学と北海道医療大学における「双方向の医療コミュニケーション教育」に向けた本取組をご理解いただく機会として、貴重なシンポジウムとなりました。今後も更なる周知活動を行いながら、本取組の活動報告を行いつつ、北海道という広域圏での地域医療活性化の貢献に寄与する予定です。
B 参加された方の人数と業種
 当日は、大雪にもかかわらず、本シンポジウム参加者としては、一般 30名、医療系大学生 10名、教職員20名、約60名あまりの参加者となりました。
 
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