新任教授ご挨拶

法医学講座 渡邊 智

 2016年9月1日付で、札幌医科大学医学部法医学講座教授を拝命し就任いたしました
渡邊 智(わたなべ さとし)です。今後、札幌医科大学の発展のため、全力を尽くして参りたいと思いますので、同窓会の皆様、よろしくお願いいたします。

 略歴を添えさせて頂きましたが、私は、大学を卒業し医師免許を取得後、道内の各地の病院にて外科臨床医として勤務させて頂きました。消化器外科学を専門として、膵臓の超微形態病理の研究を開始し、研究のおもしろさにのめり込み、細胞組織学講座の教員を経て、基礎研究と臨床経験を生かせる応用医学の場として、法医学を開始することとなり現在に至っています。

 法医実務の中心となる法医解剖は高いレベルでの検査と判断が求められます。精細な解剖検査を行うことはもちろんのこと、画像診断を含めた補助診断手法を活用し、根拠に基づいた診断が肝要となると考えています。札幌医科大学では、早くから死後CT画像の法医診断での活用の研究に着手し成果を報告してきております。これらの研究の発想には、私が北海道各地の臨床診療の現場で学ばせて頂いたことが糧となっております。

 法医学講座を主宰させて頂くにあたり、最も重要な課題は、なにをおいても後進の育成にあると考えています。若い研究者にとって魅力ある研究の場の構築こそが重要と考え、若い人が学びやすく研究しやすい活力のある研究室の環境構築につとめたいと考えています。法医実務能力を基盤とした研究遂行能力のある法医学者の養成に砕身の努力を傾注して参りたいと存じますので、今後とも、ご指導、ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。


略 歴

氏  名: 渡邊 智
所  属: 法医学講座
学  歴: 昭和61年3月 北海道大学 医学部 医学科 卒
平成9年3月   北海道大学 医学博士 学位取得
職  歴: 昭和61年5月 北海道内各地病院および北海道大学医学部付属病院勤務
       (外科医師)
平成9年4月   北海道大学医学部 解剖学第3講座(細胞組織学) 助手
平成15年5月 北海道大学 医学研究科 社会医療管理学講座 法医学分野 助手
平成18年5月 北海道大学 医学研究科 社会医療管理学講座 法医学分野 講師
平成19年7月 国立大学法人 旭川医科大学 法医学講座 准教授
平成20年7月 札幌医科大学 法医学講座 准教授
平成28年9月 札幌医科大学 法医学講座 教授