Department of International Exchange/Affairs




No. 9

Spring 2001

今回の話題は、次のとおりです。


 

目 次


(1)Topics
中国医科大学、マサチューセッツ州立大学との協定を更新
学生派遣募集実施
・国際交流活動報告会開催予定
(2)国際交流レポート
外科学第二講座    森川 雅之 講師
附属情報センター   青木 文夫 助手
(3)自己紹介レポート
海外技術研修員(口腔外科学講座) アレサンドラ・カヤチさん
 


◇◆Topics◆◇

中国医科大学、マサチューセッツ州立大学との協定を更新

◆◇マサチューセッツ州立大学医学部◇◆

 マサチューセッツ州立大学と本学の交流は、北海道とマサチューセッツ州との姉妹提携を機に、平成6年から開始され、これまでに2名ずつの研究者の派遣交流を行ってきました。また、平成12年4月には、医学部6学年の学生3名が、州立大学付属病院や関連病院での『サブインターンシップ』と呼ばれる臨床実習に参加してきたところです。

 両大学の交流協定書が平成12年6月に更新時期を迎えたことから、以前から協定書の見直しを進めてきており、この度、新しい協定書の更新手続きを完了しました。

 これまで2名の研究者の派遣期間は6週間と2週間でしたが、新しい協定書では2名とも2週間とすることとなりました。また、今回の協定書では初めて「学生」の交流を行う旨が明記され、協定書と一体的な「補則(Appendex)」では、最高4名までの学生の受入を行うことが明記されました。13年度の学生の派遣については、マ州立大学側のスタッフの事情により受入が見送られていますが、マ州立大学側の状況が好転次第、また受入を行っていきたいという意向が示されました。

 マ州立大学との交流は、これまでにも救急医療やプライマリーケアの先進地域として、北海道のもつ課題の解決に大きく貢献してきました。今後も、日本では学べない様々な技術や研究が、交流により実りのあるものとなるよう、皆様の積極的な交流への参画を期待しています。

◆◇中国医科大学◇◆

 中国医科大学との交流は昭和57年に、札幌市と瀋陽市の姉妹都市が縁で始まりました。これまでにすでに71名の派遣・受入が行われてきた歴史のある交流です。

 中国医科大学との交流協定書は本年3月31日に更新時期を迎えたことから、松本国際交流部長が3月13日から2000年度の中国への派遣交流者として中国医科大学神経内科を訪れ、併せて、両大学学長との間で交わされる協定書及び国際交流部長同士で交わされる「覚書」への調印手続きを行いました。

 これまでの成果を検証しつつ、これまで以上に効果的な交流事業となるよう両大学間で見直しを行った結果、新しい協定書では、交流派遣者の人数はこれまでの2名から1名ずつに減少はしましたが、新たに、「情報通信などを活用した交流の促進」が交流の手法として加えられました。これは昨年6月、開学50周年記念国際シンポジウムの際に、交流大学との間で採択した「21世紀の北方圏医療の発展をめざした札幌宣言」の主旨を活かしたものです。中国医科大学側では現在、情報基盤整備に積極的に取り組んでおり、当面は双方で協力しあいながらネットワークを活用した交流に向けての環境づくりを進めていきます。

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学生派遣募集実施

 カナダ アルバータ大学語学研修・カルガリー大学臨床研修の募集を行っています。 

 今年は、2月20日に、カナダ アルバータ大学語学担当部長Dr.Bermanとプログラム・マネージャーのMs.Mimiが来学し、学長表敬の後、2001年度語学研修についてのミーティングを行いました。

 日程の確認、2クラス(一般英語コース、医学英語コース)設定の可能性、宿泊施設、ホームビジットの時期や学生間交流などが話し合われました。

 その中で、今回の研修期間中、同時期にエドモントンで開催される世界陸上について、参加学生には1競技のチケット(但し、種目、日程は指定できない)が手配されることとなっている、などの耳寄りな情報もいただきました。                        

 研修日程等は次のとおりです。

  ア ル バ ー タ 大 学 語 学 研 修  カ ル ガ リ ー 大 学 臨 床 研 修
  月14日(土)〜8月13日(月)(31日間) 9月15日(土)〜10月24日(水)(40日間)
  医学部、保健医療学部、大学院の全学年から25名 医 学 部 5 〜 6 年 生 か ら 4 名
内  容 午前は英語の授業、午後及び休日はアルバータ大 学側で設定する様々なアクティビティに参加します。 カルガリー大学の「血液学」の授業を、現地学生と 一緒に受講します。
 
 
前半:大 柳助教授(保・一般)
後半:
R・ホームズ先生(医・英)
な  
 
応募先   事 務 局 学 務 課 学 務 係 

 

 応募〆切は5月18日(金)です。

 なお、5月9日(水)臨床棟講義室Tで、 アルバータ大学語学研修説明会を開催しました。

 当日は、松本国際交流部長の挨拶に始まり、根本教授(保健医療学部・英語)の全体説明、旅行代理店の手続き説明に加えて、昨年度参加された医学部3年の平野桃子さんと保健医療学部看護科3年の若本佳代さんから、昨年度の楽しかった思い出などを話していただきました。

 

■国際交流活動報告会開催予定

 本学で実施している国際交流の成果を学内で共有し、今後の教育・研究に役立てるため、国際交流に関する諸活動の情報交換を目的として、例年、国際交流活動報告会を開催しており、本年も次のとおり開催致します。報告会終了後、引き続き懇談会も開催しますのでふるってご参加願います。

●日時・会場 6月29日(金)15:30〜17:30  札医大国際医学交流センター
●主な内容  12年度北方医学交流事業派遣研究者からの活動報告が中心となります
●懇談会場   臨床棟地下1階 食堂ホール

 

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●○国際交流レポート○●

医学部外科学第二講座 助手 森川 雅之
◆派遣先:アメリカ・マサチューセッツ州立大学医学部
◆派遣期間:平成12年11月1日〜平成12年12月15日 

 2000年11月初めより6週間、北方医学交流事業在外研究員として米国マサチューセッツ州立大学医学部を訪問して参りました。大学は、州都ボストンよりマス・パイクを車で約1時間ほど西に向かったウースター市に位置しており、本学と同様、医学部の他に看護学系大学院、生物医科学系大学院の医学系学部のみからなる総合大学です。大学、研究室、付属病院が一つの建物に組み込まれておりましたが、今年中には完成するという近代的高層ビルが向かいの敷地に建築中で、分子生物学を中心とした基礎研究棟になるとのことでした。私は心臓外科(主任教授Dr. Thomas J. Vander Salm)で実際の臨床を中心に研修をさせていただきました。

 一般に海外の心臓外科の朝は早く、ここでもレジデントの医師は早朝5時からICUの回診を始め、7時には主任教授以下の5名のスタッフ外科医とのモーニングカンファレンスが始まります。患者さんは7時半には手術室に入室しており、8時には担当のレジデントも手術室に向かいます。週2回は8時より循環器内科チームや麻酔科との合同のモータリティー・モービディティーカンファレンスやシネカンファレンスが行われており、各科の連携が図られておりました。また、土曜の朝にはレジデントカンファレンスがあり、心臓外科領域のup to dateな話題について取り上げられておりました。心臓外科は2つ(時には3つ)の手術室を使用し、各手術室では、定期の手術が1日2例ずつ組まれており、午後7時半まで12時間フルに利用されておりました。スタッフの外科医1名につき年間200から250例の手術がなされておりますので、心臓外科だけで年間1000例を優に越える手術が行われることになります。ここでの症例は虚血性心疾患、後天性の弁疾患が主で、これに胸部大動脈疾患が加わるという構成になっています。心臓移植のプログラムについては昨年認可を受けたとのことでしたが、残念ながらまだ1例も行われておりませんでした。心臓外科のレジデントのプログラムは3年で毎年1名を採用しますので合計3名のレジデントとなりますが、2年目には近隣の関連病院での研修と、ここでは扱えない先天性心疾患に関して名門のボストン子供病院での研修が用意されています。この他、コロンビアからのクリニカルフェロー1名と一般外科のレジデント2名が心臓外科チームをサポートしておりました。米国における他の施設と同様co-medical staffも充実しており、医師以外にも3名のphysicians assistantが配属され、冠状動脈バイパス術の静脈グラフトの採取や閉胸に参加しておりました。また、心臓手術には欠かすことの出来ない人工心肺を運転するperfusionistもなんと9名おり、明確な役割分担のもと手術が円滑に行われるシステムが築きあげられておりました。我が国では、これらのco-medical staffの仕事は主に研修医や若い医師により担われているのが現状ですが、本学附属病院においても臨床工学士が任用されるようになってきており、将来的には我が国の医療体制もこのような方向性に向かうものと考えられました。また、米国においても医療費の増大が問題となっているということもありますが、患者さんは手術の当日に入院し、術後問題がなければ平均的な在院日数は心臓手術でも5日ぐらいとのことで、手術室だけでなく病棟においても効率的な運用がなされていることが印象的でした。

 Associate professorのDr. Lanceyは、MITのあるcambridgeに本社を置く医療メーカーであるGenzymeと共同で人工心肺を使用せずに冠状動脈バイパス術を行ういわゆるoff pump CABGに用いるdeviceを開発し、既に200例以上に臨床応用した経験を有しており、その洗練された手術システムには目を見張るものがありました。手術の合間や昼食をご一緒した際にoff pump CABGに関して有意義な情報交換ができました。彼は北方医学交流事業を通じて6月に当教室を訪問される予定ですので、訪問中にoff pump CABGのdemonstrationを行ってもらえるよう現在準備中であります。心臓手術の際の心筋保護や弁置換術における人工弁の選択、CABGにおけるグラフト選択に対する考え方など、Vender Salm教授を初めとした他のスタッフ外科医と細部までdiscussionすることができ大変有意義な在外研究とすることが出来ました。

 Vender Salm教授のご厚意により、先天性心疾患の外科手術では世界的に高名なボストン子供病院の心臓外科(主任教授Dr. Jonas)を訪問する機会を得たことも、今回の在外研究の大きな収穫といえます。心臓外科は4名のスタッフ外科医で2つの手術室を使用しており、各手術室では定期の手術が1日2例ずつ組まれており、年間800例を優に越える手術が行われておりました。特に印象に残ったのは、右室流出路などの再建における同種弁の有用性でした。同種弁は市販されており、日常的に使用が可能でした。我が教室でも感染性心内膜炎に伴う弁病変に対する同種弁の使用に関してのみ大学の認可をいただいておりますが、自分たちでグラフトを用意しなくてはならず、残念ながら未だ臨床使用が行われておりません。全国的にも本学同様の状況ですので、日赤などの組織がグラフト採取し供給するシステムが確立すると全国に広く普及するものと考えられました。ここでも、Jonas教授と新生児、乳児期早期における心筋保護の考え方についてdiscussionすることができ大変参考になりました。

 最後に、このような貴重な経験の機会を与えていただきました国際交流委員会をはじめとする本学関係者の方々、マサチューセッツ州立大学の諸先生に心より感謝申し上げます。

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「中国医科大学の情報化見聞録」
◆附属情報センター助手 青木 文夫
◆派遣先:中国医科大学
◆派遣期間:平成12年8月6日〜8月27日
 

 2000年8月6日から27日まで、関係各位のご高配を戴きまして、北方医学交流事業の短期学術交流研究員として、中国医科大学の電化教育センターに受け入れて頂きました。両校間のこれまでの短期交流は、医学分野の研究員が主として派遣されていましたが、今回のように非医学分野の私が非医学分野の短期交流をしたのは、初めてのことでした。 

 今回の短期交流の目的として、中国医科大学の情報インフラの整備状況および各附属病院医療の情報化の現状を調査し、今後両校間の医療情報分野における協力内容と可能性ついて積極的な協議ができればと考えていました。最初の一週間余りは電化教育センターに席を設けて頂きまして、大学内の情報インフラおよび情報教育について調査を行いました。このセンターは、全校の教師と学生に対して医学教育関連の電子教材を提供しています。電子教材の全体構成、標本製作やCG製作、サーバ構築やプログラムの開発、運用業務など、すべてセンターの主導で遂行しています。現在、WEBベースの解剖教材データベースが運用されていて、これを使いますと、教師が自分の授業内容に沿って授業前に教材や試験問題を組立て作成し、授業中にセンターのデータベースにアクセスして授業を行います。試験の形態は、同時に行う集中試験と学生が自由な時間にできる個別試験の二種類があります。このほか、電子教材のCDROM版も編集出版しています。現在CDROM教材7タイトルと人体解剖図譜の本を出版中です。今回の短期交流終了時、電化教育センターから解剖関連CDROMタイトル一つを贈られました。また、これからの学術交流について、電子教材データベースやCDROMのタイトルの日本語化と出版、共同で医学教育データベースの開発などの要望も出されました。 

 電化教育センターでの交流の一環として、私のVHP(Visible Human Project)に関する研究成果についても紹介しました。センターの陳 教授は、人体解剖の画像データと私の任意解剖断面の生成方法に多いに興味を示し、早速新しいコンピュータを購入して、実験の環境を整えてもらいました。続いてハードウェアの改造、ソフトウェアのインストール、画像データの転送、プログラムの修正と実験などを行い、現地で解剖断面の高速生成システムを再構築しました。しかし、私のシステムは数十台のコンピュータをネットワークでつないで、並列処理によって断面画像の高速生成ができるプログラムのため、単体コンピュータ上の改造したシステムによる画像生成は、非常に時間がかかる作業になってしまい、ちょっと残念な気分でした。また、インターネットを利用して中国医大と札幌医大との間でテレビ会議システムによる通信実験も試みましたが、昼間の通信回線がたいへん込み合っているため、動画像の通信ができず悪音質ながら音声のみの通信ができました。 

 大学内の情報インフラの整備については、図書館、情報センター、コンピュータ教育センターなどを調査しましたが、各部署が単独で内部ネットワークを整備しており、大学全体のネットワークはまだ形成されていません。大学の教員や学生のインターネット利用は、個人的に社会のプロバイダに加入し、ダイアルアップによる接続をして電子メールやネットサーフィンを行う形態になっています。日本と同様、教育機関も専用ネットワークがあり、図書館の情報ネットワーク部門により管理されています。しかし、中国医大から上流サイトへは専用回線による接続がされていますが、大学内部のネットワークが整備されていないため、学内からの接続は内線電話で図書館の情報ネットワークへのダイアルアップに頼るしかないのが現状のようです。近年、中国国内のインターネット人口が凄まじい勢いで増加し、社会的に情報インフラも整備されつつあり、中国医科大学も最新のネットワーク機材を導入した新しい教育研究棟の建設を計画しています。

 短期交流の後半は、第一附属病院と第二附属病院の医療情報部門を中心に紹介して頂きました。それぞれの附属病院にほぼ日本の大病院と同じ、受付、診療科、薬局、会計、病棟などほとんどのところにネットワーク端末が設置され、すべての受付、検査、処方、会計などの業務がコンピュータ化されています。第一附属病院のオーダーシステムはIBMのハードウェアにより構成され、ソフトウェアもIBMのチームが作成しています。第二附属病院のメインサーバはサンマイクロの機器で、ソフトウェアは中国国内のソフトウェアメーカーにより作られています。両病院のシステムともメーカーからの人員が常駐しており、通常業務、日常保守、障害対応などを行っています。コンピュータ化により、医療にかかわる日常業務が効率よく遂行できるようになったが、カルテデータの蓄積、医用画像のオンライン化、カルテの共用化など、なお多くの課題が残っているようです。例えば、患者が自ら自分のカルテ、投薬、費用などの情報を院内に設置されている端末で確認することができますが、大勢の患者が周りにいますので、守秘やセキュリティの強化などが今後の課題だと感じました。 

 テレビ会議システムによる遠隔診断については、遠隔診断センターという部門があると聞き、見学させてもらいました。設置されている通信と診断システムの基本機能は、ほぼ日本の病院のシステムと同様、専用の部屋と専属スタッフも配置されています。遠隔診断も地方の病院から要望がある時に不定期で行っているようです。 

 瀋陽において3週間滞在し、大学と附属病院のスタッフや先生のほか、病院情報システムのメーカーとも交流ができ、札幌医科大学と中国医科大学との間における多分野の交流を展開する有益な第一歩と感じています。そして、このような貴重な機会を与えて頂きました国際交流委員会をはじめとする諸先生方と関係者の方々、中国医科大学の諸先生方に心から感謝を申し上げます。

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★☆自己紹介レポート☆★

海外技術研修員 アレサンドラ カヤチ 山之内さん
(口腔外科学講座受入 平成12年7月31日〜平成13年3月21日)

私はブラジルベレン市の国立パラ大学の歯科学を卒業しました。その後歯髄学についての特別選科で研修を受けました。卒業と同時に自分の歯科医院に勤務し、ベレン市立衛生局の診療所にも勤務し、時々、大学で歯科大学院生に講義をしています。

 日本で自分の研鑚を積む機会があると知った時はとても嬉しかったです。高い水準の技術を見て、日本語の習得と自分の研究をすることができるからです。ブラジルではほんの少ししか日本語を勉強することができなかったので、どれだけ興味深いことでしょう。 

 私は札幌が大好きです。いろいろな場所に行きましたが、この街では何一つイヤなことは見つけられませんでした。札幌は完璧です。

 一年の四季を見て下さい。それはもう素晴らしいものです。春に咲くたくさんの花、暑い夏、木の葉の色が次第に変わり、そして落ちていく秋、そして雪!ここでの冬はなんて寒いんでしょう。

 北海道の他の街も見る機会がありましたし、京都や東京で多くの仏閣を見る機会もありました。また、研修も非常に楽しいものでした。札幌医科大学に来ることが出来てとてもラッキーです。この大学に来てたくさんの友人もできましたし、知識を深めることが出来ました。

 大学の人たちは皆、いつも私を手助けしてくれましたし、歯学についてあらゆる側面から学ばせてくれました。私は滞在中の自由時間には分子医学研究部門を訪問していました。口腔外科学は本当に素晴らしい講座です。私は今まで見たことのないような高度ながんの手術や頭部や首の切開などを見ることができました。簡単な手術を理解し、それを行なうことに自信もつきました。

  私は札幌医科大学の口腔外科学講座で学んだことをどうフィードバックしていくべきかまだ分かりませんが、とにかくここに来ることができて神様に感謝しています。こうした研修は唯一度の機会なので、そのユニークなチャンスを活用するため精一杯努力すべきだと思います。 


 Allessandra Khayat

I am graduated in Para's Federal University, course of Odontology in Brazil -- Para -- Belem. After that I made specialization course about endodontics and, in the same time after graduation, I began to work in my dental office, in a public office of Prefecture and sometimes to give lectures to graduated dentists and to the university. When I knew the chance to go to Japan its makes me happy because I would to improve my knowledge. I would can to find a high level of technology, to spend my time studying and learning Japanese language. In the few time that I could study Japanese language in my country was sufficient to makes me see how its is interesting.

  I love Sapporo. I went in all places in Sapporo that I could, I cannot find anything wrong in this city.... its complete.

  You can see the four seasons of the year.... Its wonderful!!!... Flowers, many flowers in the spring; a hot summer; Leaves changing colors and falling down in the fall; and snow!!! Have a strong winter here.

  I could know some cities in Hokkaido, so as Kyoto and Tokyo where visited many temples.

  My trainee has been very interesting. I feel me lucky to be in Sapporo Medical University, I improve my knowledge and could make many friends here, in this university

  In all the times are up to help and teach me in all aspects about odontology. I was visiting, in my free times the molecular medicine department. Oral Surgery is really a great department in this university; I never was seen greats surgeries like cancer and head and neck dissection for limphnodes extractions... I could understand single surgeries well and would have a greater feeling of confidense performing them.

  So... I don't know how to measure the feedback that I had in Sapporo Medical University, in oral surgery department, its makes me say thanks to God because I was here, you learn to know that this kind of trainee is a single (unique) opportunity and you have to make many efforts to improve your unique chance.

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【編集後記】
 国際交流部の事務局スタッフが、4月1日付けの人事異動で総入替えとなりました。新たな体制で2001年春号をなんとか春の内に発行させようと頑張りました。ゴールデン・ウイークが終わり、元気いっぱい(又は少しお疲れ気味)の皆さん、五月病に負けず、気持ちを切り替えてがんばりましょう。          (M)
編集発行/札幌医科大学国際交流部
発行日 /2001年5月14日
問合せ先/札幌医科大学事務局企画課(国際・学術交流)
   〒060-8556
   札幌市中央区南1条西17丁目
    011-611-2111 (内線2166)
   e-mail koryu@sapmed.ac.jp

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