■土屋 ウーゴ 善次さん(理学療法学科)
(2009.4.12〜2010.1.19)
土屋さんは、ブラジルのサンパウロから車で8時間ほどの日系移住者の多い街・アラサツーバ出身の日系2世です。
ブラジル出身ですが、4才から10才まで岡山県で生活したことがあり、その後大学卒業までブラジルで過ごされました。卒業後ほどなく、独立行政法国際協力機構(JICA)の日系研修により今年4月に来日し、本学保健医療学部理学療法学科で研修を行っています。
☆土屋 ウーゴ 善次さんへのインタビュー
1Q:理学療法学科での研修はいかがですか。
A:理学療法に関心を持ったのは、幼い頃、家族に肩もみやマッサージなどをして喜ばれ、 身体のケアについて勉強したいと思ったからです。現在は運動器について学んでいます。
学部学生の授業に出たり、大学院生と実験をしたりしています。また、帯広協会病院で スポーツ選手のリハビリを見学しているほか、札幌医大附属病院でリハビリ全般について 学んでいます。
先生や大学院生の方々は皆、家族のように温かくて、私が安心して勉強ができるように 細やかな気配りをしてくれるので、順調に勉強を進めることができます。
2Q:日常生活はどうですか。
A:札幌へ来たのは今回が初めてです。暑いところで育ったので、寒いのが苦手で、これからの雪の季節が少し心配です。
北海道の食べ物は本当に何でもとても美味しいです。特に、ケーキやクッキーなどのお菓子が美味しいです。育った街は内陸部で川魚が主でしたが、こちらに来て食べる海の魚料理、特におさしみが大変気に入っています。
道内では帯広、函館を訪ねました。また、東京や山形へ学会参加のため旅行しました。
3Q:今回の研修の感想や今後の抱負など。
A:札幌医科大学ではスポーツに関する理学療法を学んでいて、いろいろな新しい知識を習得し、とても勉強になっています。スポーツに関するリハビリの知識は、スポーツ選手ばかりでなく、障害を持つ人達の治療においても役立つ知識ですので、帰国後は、今回の研修で得た知識を障害を持つ人達の治療に役立てていきたいと考えています。
◇札幌医科大学の研修員
・JICA日系研修員(2009年4月21日〜2010年1月19日)
◇中国黒竜江省との交流
・黒竜江省衛生庁一行来学(2008年7月30日)
◇大学院生等の短期留学助成
・大学院生短期留学(2008年8月15日〜11月1日)
◇交流学生受入
・ドイツケルン大学学生受入れ(2008年8月21日〜9月30日)
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