平成20年9月16日(火)〜9月18日(木)に東京国際フォーラム(東京都・有楽町)にてイノベ ーションジャパン2008-大学見本市が開催されます。
 イノベーションジャパンは、大学の研究成果が社会に還元されることを目指して、大学の技術シーズと産業界のニーズの出会いを目的とした国内最大のマッチングイベント-大学発「知」の見本市-です。
 本学の先生方が、研究成果を発表展示いたしますので、札幌医科大学の展示ブースへぜひお越しください。本学からの出展者は次の通りです。
創薬研究に有用な小型肝細胞の取り扱い技術
技術の概要:
肝臓は、再生する臓器として知られているが、肝細胞を分化機能を維持しながら長期間培養することは困難であった。しかし、本件研究者らが、体外でも著しく 増殖する肝前駆細胞を初めて発見した。この細胞は、培養皿上で高い増殖能を示すばかりか、CYP活性を持ち、さらに胆汁排泄能を持つ小肝組織を形成させる ことが出来る。本技術は、創薬研究や再生医療などに応用することが可能である。
出展者:
医学部附属がん研究所分子病理病態学部門教授 三高俊広


詳細はイノベーションジャパン2008の下記URLをご参照ください。
https://exponet.nikkeibp.co.jp/ij2008/exhibitor/view/5285
タンパク質脂質相互作用の新しい解析システムとしての新規ナノリポソーム
技術の概要:
約100nmの直径よりなるマグネタイトに脂質を結合した既存にはないプラットフォームを提供する。本技術により、自由かつ簡便に安定したリポソームを作 製することが可能である。さらに本技術により、リン脂質のみよりなるリポソームと比較して格段に均質かつ安定な構造を実現し、かつ、リキッドハンドリング システムにそのまま導入可能であるため自動解析システム構築をシームレスに実現できる。
出展者:
医学部教育研究機器センター分子機能解析部門教授 小海康夫


詳細はイノベーションジャパン2008の下記URLをご参照ください。
https://exponet.nikkeibp.co.jp/ij2008/exhibitor/view/5286
老化皮膚の若返り治療剤
技術の概要:
皮膚の老化現象(皺や皮膚のたるみ、色素沈着)の治療としては外科的治療、コラーゲンなどの注入治療やレーザー治療などが主流であるもののその効果は根本 的ではなく、かつ、持続性にも限界がある。我々が開発した治療剤は増殖因子を老化した皮膚に直接注入して菲薄化し、弾力を失った皮膚を若返らせる手法であ り、従来の手法の限界を超えた画期的な効果が期待できる。
出展者:
臨床医学部門皮膚科学講座 准教授 小野一郎


詳細はイノベーションジャパン2008の下記URLをご参照ください。
https://exponet.nikkeibp.co.jp/ij2008/exhibitor/view/5284



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